「ブラッドレッドスカイ」ネタバレあらすじと感想 ネットフリックスおすすめ吹き替え映画

映画

「こんな吸血鬼は見たことない」という新感覚ヴァンパイア・ホラー映画を観ました。
Netflixオリジナル映画、 絶賛配信中の「ブラッド・レッド・スカイ」
タイトルに魅かれて何の予備知識もないまま観始めたのだけど結局最後まで見てしまいました。

そんな不思議感覚の映画「ブラッド・レッド・スカイ」のあらすじ(ネタバレ注意)やキャストなどご紹介します。



「ブラッドレッドスカイ」ネタバレあらすじ

”病気治療”のため入院先に向かっていた母子が乗り合わせた飛行機でハイジャックが発生。母は息子を助けるため犯人の前に立ちはだかるのですが、その立ちはだかり様が普通じゃなかった!

 

「ブラッドレッドスカイ」作品情報

作品   Blood Red Sky ブラッド・レッド・スカイ
ジャンル アクションスリラー ヴァンパイア・ホラー
監督   ペーター・トアヴァルト
他の作品/「THE WAVE ウェイヴ」「ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない」など
脚本   シュテファン・ホルツ/ペーター・トアヴァルト
公開   2021年7月23日
制作   ドイツ・イギリス合作
配信先  Netflix 吹き替えあり

「ブラッドレッドスカイ」評価

ホラーが苦手な人でも観れるかな、と言う感じ。
ホラー要素と母子の「愛」要素が半分ずつ混ざり合って不思議な感覚の映画です。

・Rotten Tomatoes(ロッテントマト/映画評論家の評価)では 批評家81%  視聴率89%で
想像以上に高評価ですね。

・IMDbによる評価も 6.1と中の上
(*IMDbとはオンラインのストリーミングコンテンツの情報を集めたデータベースキャスト、制作スタッフ、個人の経歴、作品の概要、トリビア、評価、ファンや批評家のレビューなどが含まれています)

「ブラッドレッドスカイ」ネタバレあらすじ

始まり

スナイパーがスコープを向ける滑走路、重装備の隊員たちが待機、管制塔で指揮をとる大尉の命令を待っています。そこへ一機の大型旅客機「トランスアトランティック473」がふらふらと揺れながら滑走路に侵入してきます。管制官の指示に従いなんとか着陸させました。

コックピットには一人の男の姿が!?
降りてくるように説得しますが、「飛行機に起爆装置がある」といい説得に応じません。
しかし「自分はテロリストではない」と言い続けます。なぜ立てこもったまま出てこないのか?

狙撃やむなし、となったところに後方の貨物扉が開いて降りてきたのは一人の少年。
隊員が接近し保護しました。
いったい何があったのでしょう?

時間は戻って。。。

ドイツの空港で搭乗手続きをする少年エリアス、母親と一緒ですが後から来るようです。
待っている間、感じのいいファリードと言う男と親しくなります。
母親の病気治療の為、アメリカに行く事をファリードに語るエリアス、そこへ遅れて母ナディアがやってきます。

ナディアは病気の影響でなのか髪の毛がなく、その為ロングヘアのかつらをかぶり、大きなサングラスをかけていました、そして遅れて空港にやってきたのには理由がありました。
飛行機に搭乗し、機体は離陸しました。終始落ち着きがなさそうなナディアに対して、エリアスは落ち着いて眠ってしまいました。

ナディアの回想

エリアスが赤ん坊の頃は父親がいました。
別れたのか?と思っていたら、とんでもない事が起きていたのです。
出かけた先で父親はヴァンパイアに襲われ、命を落とします。そこでナディアも嚙まれてしまい、ヴァンパイアになってしまったのです。
ヴァンパイアとしての血に対する渇望を抑えながらエリアスを育てあげてきたのです。

ハイジャック

あろうことか、ナディアたちが乗ったトランスアトランティック473がハイジャックされてしまうのです。綿密に計画されたハイジャックで、飛行機の副操縦士も犯人の1人でした。

ハイジャックの目的は、ロンドンにテロ攻撃を仕掛ける事。旅客機に爆弾を積んでロンドンで墜落させようとしています。大義の為ではなく、株価を暴落させて儲けようとしているのかも???
とにかく、犯人たちは海上のランデブーポイントへ飛び降りて逃げる算段です。

エリアスを逃がそうとしたナディアが犯人に目を付けられ、銃殺されてしまいます。
が、ナディアは死なない、なぜならヴァンパイアなのだから。

反撃するも・・・

ナディアは自分の姿を乗客にさらしながらも、ファリードらの協力を得てハイジャック犯たちと闘います。

しかし、その中の一人「エイトボール」と呼ばれる男は(乗務員として入り込んでいた)仲間の犯人たちも手を焼くいかれた野郎で、ナディアの血を採取して自らヴァンパイアになったのです。
そして乗客を次々噛み殺し、ヴァンパイアに変えてしまいました。そこら中がヴァンパイアだらけ!

まともなのはファリードとエリアスと、どうにか正気を保っているナディアだけ。
この旅客機を着陸させても、扉を開けるわけにはいきません。どうにも打つ手がなくなったナディアたちは、犯人が用意していた爆弾を使って旅客機を爆破させる作戦に出ます。

終わり

旅客機はイギリスの空港へ到着し、誘導されながら着陸しました。
コックピットに立てこもっている男はファリードです。
大尉に扉を開けるな、と伝えますが、テロリスト本人と思われていてどうしようもありません。
貨物室から助け出されたエリアスも一生懸命伝えますが、誰も耳にも届きません。

扉を開けて軍が突入、ファリードを確保して連行します、そして奥へ進む隊員たちがそこで見たものは・・・
死んだ者や、死んでいるのに動き回っている者らに襲われます。モニターで見ていた大尉らも驚愕!

ファリードを助けようと旅客機の方へ駆けつけるエリアス、そこへあちこちの扉から飛び降りてくるヴァンパイアたち、その中にナディアの姿もありました。

そして、大きな爆発。
起爆装置のボタンを押したのはエリアスでした。

「ブラッドレッドスカイ」主要キャスト

「ブラッド・レッド・スカイ」の主要キャストをご紹介します。

ナディア(母親)
ペリ・バウマイスター 1986年生まれ。ドイツ・ベルリン出身
出演作品 ドラマ「ラスト・キングダム」シリーズや映画「いい匂いのする女」

エリアス(主演と言っても間違いない)
カール・アントン・コック 残念ながら情報が見つけられませんでした。
本作においては終始好演していました。

ファリード(乗客)
カイス・セッティ 1985年生まれ。ドイツ・ケルン出身
出演作品 映画「Oray」など

エイトボール(テロリスト)
アレクサンダー・シェア 1976年6月1日生まれ。ドイツ・東ベルリン出身
ドイツの映画賞で最優秀俳優賞を受賞する俳優兼ミュージシャン

 

「ブラッドレッドスカイ」感想

ここからは「ブラッド・レッド・スカイ」の感想をお伝えします。

出だしは面白そうでしたが、まさかのヴァンパイア!!!
まあ、「ブラッド・レッド・スカイ」と言うタイトルで何となく予想はしておりました。
脚本のアイデアは斬新でしたね、ハイジャック犯とヴァンパイアの組み合わせは今までになかったのでは?更にそこに母子の愛が加わります。

息子エリアスとの絆が描かれていき、本来であれば彼女がヴァンパイアになってしまう葛藤がもっと強く打ち出されるチャンスはありましたが、なんといってもナディアの変貌した姿がひどすぎて、見た目が美しくなさすぎでした。

ヴァンパイアだからと言っても、あれほど変貌させなくてもよかったのでは?と思います。そこでかなり損をしているような…。

エイトボールが飛行機の外に投げ出されたとき、絶対また戻ってくる、と思っていたら案の定でしたが、太陽を浴びて足掻き苦しむシーンはインパクトがありましたが、その他はどんどんヴァンパイアが増えていってわちゃわちゃな感じになりました。

ラストのシーンはあのように終わらせるしかなかったのでしょうけど、エリアスの潔さにやられました。 スマホ、持ってたんだ、と驚きましたが。

ナディアの様子が恐ろしすぎて母子の愛が薄れてしまいましたが、カール・アントン・コックの演技が終始良くて、最初から最後まで救われて無事に見終わる事が出来ました。
カールの情報が少なくて、その他の出演作品など見つける事が出来ませんでしたが、今後の成長が楽しみな俳優です。

今後ファリードとエリアスは養子縁組して一緒に暮らすことになるんだろうな・・・と想像して
「ブラッド・レッド・スカイ」の考察を終わります。

「ブラッドレッドスカイ」ネットフリックスおすすめ吹き替え映画

「ブラッド・レッド・スカイ」はNetflixオリジナル映画です。字幕・吹替どちらでも視聴できます。

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