小林聡美映画のキャストが同じ理由はなぜ?もたいまさこ市川実日子、おすすめ映画とドラマの考察

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スローライフや何気ない日常を何事もなく演じ、たそがれ術にたけている女優さんNo.1の小林聡美さん、特別大きな出来事がある訳でもない作品がほとんどで、しかももたいまさこさんはじめキャストさんがほぼ同じ。なぜでしょう?今回はその理由を多角的に調査します。同じようにギモンに思っている方必見です!

この記事でわかる事
小林聡美、映画のキャストが同じ理由はなぜ?
小林聡美、もたいまさこ、市川実日子ら常連キャストたち
小林聡美おすすめ映画とドラマ作品の考察
小林聡美さん主演作「山のトムさん」インテリアととロケ地
小林聡美さん主演作「ペンションメッツァ」昔の男は死んでいるの?
*作品の感想記事は随時更新していきます*



小林聡美さん出演の映画やドラマのキャストが毎回同じ理由はなぜか?についてを考察します。

小林聡美、映画のキャストが同じ理由はなぜ?

なぜ、小林聡美さん主演の映画やドラマにはいつもいつも、もたいまさこさんが出るのでしょうか? とギモンに感じている人も少なくないでしょう。

毎回共演している訳ではないですが、頻度は高いです。また、市川実日子さんや光石研さん、加瀬亮さんら、ほとんど同じ顔ぶれの俳優さん方が登場します。

私は小林聡美さんのファンなので、何の疑問も持たず受け入れていましたが、よく考えると確かに気になる!なぜそんなことになっているのか?理由があるなら知りたい!と思いませんか?

小林聡美、映画のキャストが同じ事の制作側の利点

小林聡美さん出演作、と聞いたらもたいまさこさんも出るでしょ、と二人はセットのように思われるほど、よく共演なさっていますね。

小林聡美さんともたいまさこさんは事務所が同じ「シャシャ・コーポレイション」所属の女優さん。だからと言って、毎回共演、という事はあり得ません。

ではなぜか?理由は簡単!演技派女優、個性派女優としての地位を確立しているお二人だからこそです。その2人が一緒に出ると、ファンが喜ぶからです。

制作側はひとえに視聴者の事を考えて制作しています。ファンが喜べば視聴率も上がります。

この二人が出演しているなら面白い作品間違いない、と言う安定感がもうすでに出来上がっているのです。

撮影現場について、加瀬亮さん曰く、「基本的にいいかげんな人たちの集まりなんで…」と前置きをした後、撮影自体もゆっくりと進んで、スタッフもキャストも全員がひとつひとつのシーンを見て確認していて、そこが他の映画とは違う部分です、と。

もしかしたら、音声さんやカメラマン、照明さんなどの制作スタッフも同じ顔ぶれかもしれませんね。そんな家族みたいな雰囲気の中で撮影があって、キャストの皆さんも自然体の演技ができて、せりふ以上の心からの言葉なんかが出てきて、当たり前の会話のようにアドリブが出てくる。

キャストが同じ顔ぶれ、とうことが、演じる以上の良い効果がを生み出しているのではと思われます。

小林聡美、映画のキャストが同じ事で視聴者が得られるもの

見る側として、毎回同じメンバーで飽きないのか?と思われるでしょう。同じメンバーで、場所は違えど、似たようなシチュエーション。

脚本も似たようなテーマで人物設定も「シングルで一人暮らし」という主人公の場合が多く、共演者も同じようにシングルだったり、シングルマザーだったり。

結婚の機会がなかったとか離婚したとかの背景はありますが、基本的に「独身女性」が主人公です。独立した一人の女性の生き方を、周りを取り巻く人々との関わり合いを大切にしながら、自分の内面に向かっていく。

そこには恋愛のごたごたや、気持ちを動揺させられたり、じれったい、などの煩わしい感情もありません。草食系男子を見事に演じる光石研さんや加瀬亮さんの男性陣の存在がホッとします。

同じメンバーで同じ設定って、作品としてはどうなの?大丈夫?興行収入ある?とかちょっとぐらいは気になりますが、が、そんな事はわかりません。

一番に得られるものは「安心」です、毎回安心感を得られるなら、それだけで十分だと思えるのです。小林聡美さんともたいまさこさん、またお馴染みのキャストで演じられる映画にファンの皆さんが求めているものは「安心」

毎回同じでいいんです。場所や設定は変わっていても、緩くても何も起きなくても、安心したいんです。それが確実に得られるから何度でも観たくなります。

この小林聡美さん達が作る世界に浸ったあとは、自分の内側を見つめ直すきっかけになります。丁寧な暮らしがしたくなる、ちゃんとご飯を作って、ちゃんと食べる。身辺整理や断捨離したくなる、そして自分に事が好きになる!

そしてまた、シングル女性が生きる実世界への戦場に出向き(ちょっと大げさ?)傷ついたり、ストレス荷重になったらまた戻ってきて、そこにはおなじみの顔があって、会うとホッとできて勇気ももらえる。

そんな効果が「キャストが同じ理由」になると思います。

小林聡美、もたいまさこ市川実日子ら常連キャストたち

実際に共演している常連俳優さん達をまとめました。

小林聡美ともたいまさこ市川実日子

小林聡美さんともたいまさこさん、私はお二人のファンなので、一緒に見れると嬉しいです。ただ聡美さんが主演なので、もたいさんの役柄はサブ的な立ち位置になります。

だけどただのサブでない所がもたいさんたる所以であって、どの作品においても、かなりインパクト強い役柄で出演しています。

いたって普通の女性を演じている聡美さんの横で、「かもめ食堂」では光るキノコを採りに行ったり誰も着こなす事ができそうにないマリメッコのワンピースを着こなしていたり「めがね」では”たそがれ道”の師範、「パンとスープとねこ日和」では独特な靴を履いた口うるさい喫茶店のマスター、「ペンションメッツァ」においてはもはや人か妖精かわかりません。

 


そんな、普通でなはい役どころがファンの中では癖になっているのです。聡美さんの「普通の人」と、もたいさんの「変な人」この鉄板の組み合わせがとてもいい効果を出していて、作品を彩っているのです。

小林聡美と常連キャストたち

市川実日子(いちかわみかこ)さんとは2003年のドラマ「すいか」から共演しており、浅丘ルリ子やともさかりえ、小泉今日子らに一歩も引けを取らない存在感を打ち出しました。

「めがね」では主人公のタエコ(小林聡美)になぜか嫉妬心を持つ不思議キャラを好演しています。


光石研(みついけん)さんがなぜ毎回出てくるのか?印象としてはちょっとダサいおじさん。ですが、実はこのお方、めっちゃおしゃれな男性なのです。ご自宅の写真を公開なさっていますが、リノベーションのこだわりも、インテリアのこだわりも暮らしのこだわりも背景にあるものがすべて良い雰囲気を醸し出しているのです。

若者枠男子の部では加瀬亮さん。「めがね」で初めて参加して、この時はまだちょっと薄っぺらいイメージでしたが、「プール」「マザーウォーター」「パンとスープと猫日和」と回を重ねるごとに演技に厚みが出てきて、あっさり系の草食男子を演じ、必要不可欠の存在になりました。「パンとスープと猫日和」にいたっては坊主役までこなしました。


若者枠女子の部ではモデルの伽奈さん。「プール」で初登場でした。最初に演技を見た時、なんだこの棒っきれみたいな人は?と思いました。見た感じもしゃべり方もいかにも新人さんって感じで。

しかし、撮影が進むにつれ、一緒の時間を過ごしていく中で、伽奈さん自身の体験がそのまま映画にに反映されていき新鮮な風となって作品を彩りました。と監督の大森美香さんは語っておられます。

「パンとスープとねこ日和」で再び見た時、ああ、この人は何をやってもこのままなんだ、演技も何もない「素」でやってるんだ。と思いました。アクがなくて自然体でも頑固で石のような存在が市川実日子さんと対局に必要な存在なのでしょうね。



小林聡美おすすめ映画とドラマ作品と考察

小林聡美おすすめ映画とドラマ作品一覧

ここではキャストが同じ作品を中心に、原作・脚本・監督を表にまとめてみました。

作品名制作年脚本・原作監督音楽演出・振付
やっぱり猫が好き1988脚本構成作家(複数)
三谷幸喜
矢野顕子
すいか2003脚本木皿泉
山田あかね
大塚愛佐藤東弥
吉野洋
佐久間紀佳
かもめ食堂2006原作
脚本
群よう子
荻上直子
荻上直子近藤達郎
井上陽水
めがね2007脚本荻上直子荻上直子金子隆博
大貫妙子
振付
伊藤千絵
プール2009原作
脚本
桜沢エリカ
大森美香
大森美香金子隆博
マザーウォーター2010脚本白木朋子
たかのいちこ
松本佳奈金子隆博
大貫妙子
東京オアシス2011脚本白木朋子
松本佳奈
中村佳代
松本佳奈
中村佳代
大貫妙子
パンとスープとねこ日和2013原作
脚本
群ようこ
カーゴパンツ
松本佳奈大貫妙子振付
伊藤千絵
山のトムさん2015原作
脚本
石井桃子
群ようこ
上田音大貫妙子
ペンションメッツァ2021脚本松本佳奈松本佳奈渡辺シュンスケ
ツユクサ2022脚本安部照雄平山秀幸安川午朗

小林聡美おすすめ映画とドラマ作品の考察1

監督の項目を見ると、

荻上直子―― かもめ食堂/めがね
大森美香―― プール
松本佳奈―― マザーウォーター/東京オアシス/パンとスープとねこ日和/ペンションメッツァ
上田音――― 山のトムさん
平山秀幸―― ツユクサ

となっています。

映画評論家ではないので、すっごい分析とかできませんが、これを見ると、小林聡美さん主演のドラマ「すいか」が始まりで、とりとめもないスローライフ的な作品の火付け役になったのは荻上直子監督作品の「かもめ食堂」

そして、スローライフ的なジャンル更に「たそがれる」という曖昧さをプラスし、「特に何も起こらないけど、ずっと見てしまう」や「時間の流れ方が好き」を定着させたのは翌年公開された「めがね」だと思います。

この時に伊藤千絵さんの振り付けによる妙な動きの「メルシー体操」が公開され、この全員で妙な動きで踊る的な演出は後の「パンとスープとねこ日和」でも取り入れられました。

「めがね」と「パンとスープとねこ日和」では監督は違いますので松本佳奈さんが荻上直子監督の影響を大いに受けていてリスペクトしていると言えます。

それは、松本佳奈監督の作品の多くが「かもめ食堂」「めがね」同様に、見るものに何もない日常の中にある何とも言えない安心感と自分の内面に向かわせてくれる時間を与えてくれるからです。

また、同じ匂いを感じる作品「山のトムさん」の監督は上田音(うえだおと)さん、この方のついてはネット上に情報がなくてよくわからないのですが、やはり同じように荻上直子さんの影響を受けておられる気がします。「山のトムさん」いい作品です♡

小林聡美おすすめ映画とドラマ作品の考察2

2022年に公開された映画「ツユクサ」こちらに関してはいかがでしょう?脚本家 安倍照雄によるオリジナルストーリーを平山秀幸監督が映像化、旧知のふたりが10年以上あたため続けてきた人生讃歌の物語、という事で、思いを形にできて良かったですね。

「ツユクサ」はここまでに挙げた作品とは明らかに違うのが脚本・監督が男性であるという事。
キャストもいつメン(言い方、古い?)はベンガルさんだけで、小林聡美さん以外は、相手役に松重豊さん、脇に平岩紙さん、江口のりこさん達。

脚本も「何もない日常」ではなく「落ちてきた隕石にぶつかる」というかなりレアな事件が起きます。その割に怪我もなく。なのですが(笑)

そして一番の大きな違いは「恋愛」と言う要素が組み込まれている事です。背の高い松重さん演じる篠田が小柄な芙美(小林聡美さん)にかがみこんでキスをするシーンにはドキドキしました。

こんなロマンチックなシーンはここまでにご紹介した作品の中にはなかった要素です。あったとしても、ほのめかす程度でした。

「ペンションメッツァ」にいたっては「むかしの男」というエピソードで登場した元彼は死んだ人でしたし(笑)

「ツユクサ」はとても素敵な映画でした。相手役の松重豊さんは大好きな俳優さんですし、相手に不足はありません。最後もハッピーエンドでよかったし♪

ただ正直な感想としては「やれやれ、男が作るとなんでこうなるのかね」って思ってしまいました。呆れるくらいロマンチストの割に「断酒会」に参加するなんていかにも男が考えそうな設定に苦笑って感じ。かなり、斜め目線の癖がある私ですので、ひねくれた見方ではあると思うのですが。

男性視聴者さんにはウケるのだろうなぁ。。。なんて。

狙った視聴者層は明らかに「かもめ食堂」「めがね」のような作品の「一人で淡々と自分の内面にフォーカスして生きている女性」に共感や憧れを持っているファンの方たちではないと思うのです。

もしかしてこの作品の主役は小林聡美さんでなくてもよかったのかも?なんて思ってしまいました。
すみません、ちょっと辛口かな…?



小林聡美おすすめ映画とドラマ作品キャスト一覧

小林聡美さん主演作品のお馴染みさんの筆頭はもちろん、もたいまさこさんですね。他の俳優さん達も集めて一覧にしました。

小林聡美 こばやしさとみ

生年月日 1965年5月24日(57歳)
東京都出身  156cm AB型
所属 シャシャ・コーポレイション
もたいまさこ

生年月日 1952年10月17日 70歳 O型
デビュー 1979年、劇団3○○(さんじゅうまる)を結成
所属  シャシャ・コーポレイション
光石研 みついしけん

生年月日 1961年9月26日 61歳 173cm A型
デビュー作品 「博多っ子純情」1978年
所属 鈍牛倶楽部
Instagram 光石研 (@kenmitsuishi_official)
市川実日子 いちかわみかこ

生年月日 1978年6月13日 44歳 A型
所属   スールキートス
加瀬亮 かせりょう

生年月日 1974年11月9日 48歳 174cm B型
所属  RYO KASE OFFICE
ベンガル

生年月日  1951年8月17日 71歳 170cm AB型
所属    ノックアウト

ほとんど一緒なのがこの方たち。大抵、共演なさっていますよね、みんなで♪

次に、2度共演なさっている方と、印象が強めの俳優さん達を集めてみました。順不同です。
*「出演作品」は小林聡美さんと同じ作品に出演しているものだけを掲載しています。

伽奈 かな

生年月日 1983年6月5日 39歳 172cm O型
出演作品 プール パンとスープとねこ日和 コートダジュール N°10
所属   エトレンヌ
木南晴夏 きなみはるか 夫は俳優の玉木宏

生年月日 1985年8月9日 37歳 162cm A型
出演作品 パンとスープとねこ日和 山のトムさん
所属   ホリプロ
市川実和子 いちかわみわこ

生年月日  1976年3月19日 46歳 170cm A型
出演作品  パンとスープとねこ日和
所属    パパドゥ
Instagram 市川実和子 (@miwako_ichikawa_)
役所広司 やくしょこうじ

生年月日    1956年1月1日 67歳 179cm AB型
出演作品   ペンションメッツァ
所属   ワイ・ケイ事務所
江口のりこ えぐちのりこ

生年月日  1980年4月28日 42歳 170cm O型
出演作品  ツユクサ
所属    ノックアウト
高橋ひとみ たかはしひとみ

生年月日  1961年8月23日 61歳 166cm A型
出演作品  山のトムさん
所属    ホリプロ・ブッキング・エージェンシー
Instagram 高橋ひとみ (@hitomi_momoe)
小泉今日子 こいずみきょうこ

生年月日  1966年2月4日 57歳 153cm O型
出演作品  すいか マザーウォーター
所属    株式会社明後日
片桐はいり かたぎりはいり

生年月日  1963年1月18日(60歳)
主演作品  すいか かもめ食堂
所属    スターダストプロモーション
室井滋  むろいしげる

生年月日 1958年10月22日 (年齢 64歳) 160cm O型
出演作品 やっぱり猫が好き
所属   ホットロード

個人的な希望としては片桐はいりさんが好きなのでもっと共演してほしい!
室井滋さんも好きですが、小林聡美さんと共演となるとどうしてもサブ的な立ち位置になりそうなので、それはもったいないですね。

2022年に「ツユクサ」が配信されたばかりなので、次の作品はずっと先でしょうか?新作、ぜひ撮って欲しいですね、いつもの感じで。。。



小林聡美映画のキャストが同じ理由はなぜ?もたいまさこ市川実日子、おすすめ映画とドラマのまとめ

今回の記事の大きなテーマは「小林聡美さんが主演の映画やドラマのキャストが同じ理由はなぜ?」についてです。

そうする事によって一番に得られるものは「安心」です。小林聡美さんともたいまさこさん、またお馴染みのキャストで演じられる映画にファンの皆さんが求めているものは「安心」だと言えると推察しました。

ここまでは

小林聡美、映画のキャストが同じ理由はなぜ?
小林聡美、もたいまさこ、市川実日子ら常連キャストたち
小林聡美おすすめ映画とドラマ作品

以上の事について調べた事をまとめました。

次に、「小林聡美おすすめ映画とドラマ作品一覧」から、好きな作品のあらすじやロケ地をまとめています。
小林聡美さん主演作品のあらすじやロケ地、気になる作品の詳細を知りたい方におススメです!!!

小林聡美さん主演作「山のトムさん」インテリアととロケ地

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その他の作品については随時更新します。
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