忍びの家 三浦春馬さんとのつながり/あらすじと感想・相関図と挿入歌

netflixオリジナル

賀来賢人さんが主演のNetflixオリジナルドラマ『忍びの家House of Ninjas』が2024年2月15日から配信スタート。賀来賢人さんの持ち込み企画である『忍びの家House of Ninjas』が2020年に亡くなられた三浦春馬さんとつながりがあるのでは?と噂されています。

そのつながりとはどういったものなのか?を『忍びの家』のあらすじを追いながら考察を深め、また話題になっている挿入歌についても調査しましたのでご紹介します。

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忍びの家 三浦春馬さんとのつながり

早速、『忍びの家』と三浦春馬さんのつながりと思われる理由について調べたことをご紹介します。

「忍びの家 House of Ninjas」のおおすじ。

現代の日本を舞台に、過去のとある任務をきっかけに忍びであることを捨てた最後の忍び一家・俵家が、国家を揺るがす史上最大の危機と対峙していく完全オリジナルストーリー。

https://otocoto.jp/news/houseofninjas0118/

賀来賢人さんの役柄は優秀な忍びでありながら、あまりにも優しくその優しさが仇となって大きなトラウマを抱えることになる俵家の次男・晴(はる)

三浦春馬さんとのつながりが考えられる理由1

賀来賢人さんは2022年9月に16年間在籍していた芸能事務所アミューズを退社しました。その理由はアミューズとの契約が満了したからなのですが、そのタイミングで独立を決意したのは30代に入り今後は個人で責任をもって自分のやりたいことに後悔がないように挑戦していきたい、という思いが強くなったからなのだそうです。

そして退社してわずか10日あまりでご自身が企画した『忍びの家』を2024年にnetflixでオリジナルドラマとして配信することを発表しました。

賀来賢人さんが『忍びの家』の原案を企画したのは退社から2年前の2020年です。2020年と言えば、同じ事務所の三浦春馬さんが亡くなられた年でもあります。

このことから亡くなられた三浦春馬さんに対するオマージュを捧げる意味合いなのでは?と推察されています。

三浦春馬さんとのつながりが考えられる理由2

『忍びの家』で賀来さんが演じる主人公の晴(はる)は三浦春馬さんがモデルなのでは?と言われています。

『優秀な忍びでありながら、あまりにも優しくその優しさが仇となって大きなトラウマを抱えることになる俵家の次男・晴(はる)』という設定が、三浦さん自身の置かれた状況と似ていたというのです。

三浦春馬さんと言えば「世界はほしいモノにあふれてる」でJUJUさんとトークする姿を思い出します。おしゃれな2人にピッタリの番組でした。演技するでもない、素の顔を見せてくれていたような印象でした。

三浦春馬さんとのつながりが考えられる理由3

賀来賢人さん、三浦春馬さん、2人は同じ事務所に長く所属していて親交も深かったと言います。賀来賢人さんは2006年~2022ねんまで、三浦春馬さんは2004年~2020年まで在籍していました。

三浦春馬さんは2019年、歌番組に出演した際「ダンスはうまいのに歌はヘタ」と言ったネットの書き込みがいくつかありました。7月24日には生放送の歌番組に出演予定だったと言います。

SNSは諸刃の剣、活動告知をするために利用できる一方で、一旦刃を向けてきたら容赦なく切りつけてきます。ネットの中傷がトラウマになっていたのでは?という声もありました。

どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか

https://news.line.me/detail/oa-shujoprime/42ae52bcc3b6

このようにつぶやくとそれに噛みつくような炎上騒ぎも起きていました。

親しい間柄だった賀来賢人さんは三浦春馬さんが亡くなる数時間前にSNSにこう綴っていました。

人が好きなモノや、一生懸命やっている事を馬鹿にするのなんか超簡単で、否定したり、好きだ嫌いだ言う事も超簡単。(略)SNSがもっとポジティブになる事を願ってます。

https://news.line.me/detail/oa-shujoprime/42ae52bcc3b6

このような悲しい出来事があったことが『忍びの家』の起源になっているのでは?という声も上がっています。

忍びの家 相関図

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第1話 The Offer-指令

『忍びの家』は現代に生きる”忍び”の姿を描いた全8話からなる賀来賢人さん原案・主演のnetflixオリジナルドラマです。1話ごとのあらすじをネタバレありでご紹介します。

あらすじ

伝説の忍者、服部半蔵の末裔「俵家」家族全員が優秀な忍者ですが、6年前のある事件をきっかけに忍者である事を封印し普通の暮らしを選びます。

その事件とは誘拐されていた都知事候補の向井瞳子が身代金請求からわずか1時間後に発見さましたが、なぜさらわれなぜ無事だったのかは不明、という不可解な事件。

表向きには不明と報道されていますが、誘拐したのは風魔党、奪還したのは服部半蔵末裔率いる忍び集団です。そのときの奪還作戦で服部半蔵の末裔である俵家は長男「岳」を失います。次男の晴はそのとき対峙した風魔忍者の1人に命乞いをされ逃がしてしまいました。

ここ、伏線やからおぼえといてね!

俵家の表向きの職業である酒造会社は経営難に陥り、苦しい暮らしを送っていました。当主の壮一は次男の晴に酒蔵を継がせたいのですが晴は頑なに嫌がりアルバイト生活。バイトの帰りに寄る牛丼屋で可憐と知り合い、恋心を抱きます。

ある時、遊覧船内で乗客全員が毒物によって死亡するという、恐ろしい事件が起こります。表向きは文化庁で実は忍びの組織のボス・浜島は俵壮一に事件の捜査を命令します。忍びから足を洗った壮一は捜査を拒否。

壮一に断られた浜島は俵家を監視し、弱みを握って捜査協力させようとしました。晴が牛丼屋で会っていた可憐が遊覧船事件を追っている記者だと知りその事を晴に忠告し、それを受けて晴は可憐の後を付けて探りを入れます。

また一方で、苦しい生活で万引きを繰り返す壮一の妻、陽子に万引きを見逃し任務を受ければ報酬を出すと言って捜査に引き込みます。

死んだ岳と仲が良かった妹で大学生の凪は、岳から学んだスキルを磨くために展示物を盗んでは元に戻す、という行為を繰り返していました。そんな凪の元に凪を忍びだと知る謎の人物からメッセージが入るようになりました。

凪はメッセージを送ってきているのは死んだと言われている兄の岳なのではないか?のひそかに期待を寄せます。

事件解明のきっかけをつかんだ可憐は情報を持っているという謎の男とクラブで会うことに、晴も後を付けていきます。可憐がその男に会ってると、男はいきなりピエロの面をかぶった男に殺されてしまいました。

駆け付けた晴は可憐を守ります。逃走したピエロ男はクラブを出たところでひき殺されました。ピエロ男が何者なのか?手がかりもないまま1話が終了―――。

感想と考察

まず、これは面白いドラマです!一気見してしまいました!家族全員が忍びと言う設定がいい。嫁も姑も忍び。ちょいちょいその技を開放する瞬間も面白いですね。末っ子だけは忍びの技を教えてもらえていないけどなんか変だと感づいてます。

賀来賢人さんのイメージがどうしても「今日ケンタッキーにしなぁ~い?」と言っているお顔や「バナナサンドのはもり我慢のゲーム」の印象が強かったのですが、そんな彼とは似ても似つかぬ、というか誰が賀来賢人さんなのかわからないくらい気配を消していました。忍びになりきってましたね!

挿入歌

あと良いのは挿入歌です! 選曲がおしゃれ!

オープニング曲の『Our House 』は1970年にリリースされたCrosby, Stills, Nash & Young(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)のアルバム「Deja vu」からのシングル曲です。映画「いちご白書」でも使われた有名な楽曲。

そしてラストはThe Zombies(ゾンビーズ)の1965年にリリースされた「Nothing’s Changed」

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第2話 The Trail-痕跡-

あらすじ

浜島に万引き現場を見られ弱みを握られた陽子は浜島の命令で事件のあった遊覧船の船舶会社へ潜入捜査をすることに。目についた怪しい社員をつけて後をつけて電話で話している口元を読むと「松浦さんの情報は漏れませんから」と必死で謝っている様子でした。

退社時間、帰りかけるとその男が何者かに殺されそうになっているところに出くわします。助けに入った陽子はその男と戦う羽目に。社員の男は殺され、襲った男には逃げられました。

浜島に連絡を入れると、忍者管理局清掃担当の久世らを引き連れてやってきました。

晴の脳裏には兄の岳のと思い出が夢でよみがえります。6年前に事件のときに岳を見殺しにしてしまったのは自分だ、と記憶の中で思い込み苦しんでいるのです。

牛丼屋で可憐と会った晴は可憐から雑誌の記者で遊覧船の事件を追っている、と聞かされます。そして付き合ってほしいと頼まれるのでした。待ち合わせた場所は可憐とクラブで会って情報をくれようとして殺された男のマンションでした。

男の家族は留守でしたが晴は忍びの技をこっそり使い、偶然を装って鍵を開け中に入って調べていると女性が帰ってきました。母親か姉か…? 二人はとっさにクローゼットに隠れました。

そこに別の男がやってきて、いきなり女性を倒し気絶させた後にあちこちを探し回り、冷蔵庫の奥からケースに入れられた黄色い花を探しだしました。それから女性の首にロープをまいて自殺を装うようにして殺害。

ロープを引く手首に傷跡があるのに気が付いた可憐は、この男がクラブの事件の真犯人だと確信しました。

部屋で見つけていたマークを調べた可憐は「元天会」と言う新興宗教団体の存在を突き止め、そこで開かれているイベントに参加してみる、と言うのです。

1人では行かせられない、と晴も付き合うことに。「元天会」の集会は異様な光景でした。リーダーの辻岡洋介なる人物の指示通りに泣いたり笑ったり叫んだり…。

凪の元に相変わらず発信者不明のメールが入っていました。「いつ戻す?」「バレるなよ」まるで妹を気遣う兄のよう。夜、美術館から盗んだからくり箱を返却に行くと1人の忍者に阻まれ箱を奪われてしまいました。

家に帰り屋根伝いに部屋に戻るところを弟の陸が見ていたことには気づかず…。

一方、経営難の酒蔵を立て直すべく営業部長を雇い入れることにした壮一は面接に来た女性、森真由子を一目で気に入り採用を決めました。この女性、なんか普通じゃない!

はい、この営業部長女史も覚えておこう!

感想と考察

音楽がいい!

忍びがテーマのドラマにミスマッチのようなスローテンポの曲が多いのですが、忍者の戦いの素早い動きとスローな曲のコラボレーションが逆に「忍びの者の生き方」とマッチしているような切なさもあります。

『忍びの家』で使われている楽曲は1960年代から70年代のフォークロック系の曲調でどれも印象的なんですよね。この辺りのファンにも静かに響いてきます。楽曲の担当はジョナサン・スナイプス、いい仕事ですね!

挿入歌

ラストシーンで流れたのは1961年にリリースされたCarla Thomas(カーラ・トーマス)のデビューアルバムに収録されている『 Gee Whiz』

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第3話 The Flower-幻花-

あらすじ

凪はからくり箱を謎の忍びに奪われ、その時手に入れた「くない」が岳の物ではないかと疑います。からくり箱を奪った相手からメッセージが届き、俵家にある掛け軸を交換するよう持ちかけられました。

祖母のタキが留守の間に凪はタキの部屋を探し回って天井裏にある掛け軸を見つけました。

晴が元天会の本部に潜入すると、そこに可憐もやってきました。元天会では信者を選んではどこかに連れて行きます。その後どうなったかは誰も知りません。信者を選ぶのは「澤部」と呼ばれる男、幹部の人間のようです。

その男こそ マンションの一室で晴と可憐が隠れている目の前で女を殺し、黄色い花を盗んでいった男だったのです。

クラブや船舶会社、マンションでの殺害実行犯である澤部の本職は交番勤務の警官でした。晴たちに証拠を突きつけらた澤部は、晴たちの計画に従って信者だと偽り辻岡に会わせます。

しかしその事が辻岡らにバレて磔にされてしまいますが、晴に助けられその場から逃げ出しました。また、可憐も欲しがっていた黄色い花を辻岡から渡されて元天会を後にします。

残った晴はついに辻岡の正体を知ることになります。それは6年前の向井瞳子誘拐事件の際、追い詰めたのに命乞いをされて晴が殺せなかった風魔忍者の1人だったのです。

「お前が俺を生んだ」

そう言って消えました。

ラストの富士山のふもとの花畑一面で栽培されているこの花。本物の花なのか…?

感想と考察

俵家の猫、半蔵(jiji)が可愛い―――🥰

挿入歌

ラストシーンで流れるのはアーヴィング・バーリンが1926年に書いたポピュラー音楽♪
Blue Skies(ブルー・スカイ) 歌っているのは ビング・クロスビーです。

ブルー・スカイ」 (“Blue Skies”) はアル・ジョルスン、ベニー・グッドマンやカウント・ベイシーなど名だたるアーティストによって取り上げられ、今ではウエスタンスウィングやカントリーミュージックにおいても、スタンダードナンバーになっています。

本当にガチのジャズファンにはたまりませんね。

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第4話 Tha Resurrection-復活-

あらすじ

6年前、風魔忍者の中で「漆黒」と呼ばれていた「辻岡」は晴に命乞いをして生き延び、19代目風魔小太郎を継承していました。

継承は血筋とか家柄とかではないんだね。

辻岡が風魔小太郎を継承していると知った晴は、これ以上可憐を関わらせるのは危険と判断しますが可憐は官僚だった父親がらみで様々な未解決事件の裏にいる組織を暴こうとしていたのです。資料の中には忍びの存在を示すものもありました。

6年前に向井瞳子が誘拐された日も30人もの不審死が記録されているというのです。その中には晴の兄、岳の写真もありました。そして俵家の家族全員の写真もあったのです。可憐に資料を見せられて、出会いそのものが意図的だったと知り、ショックを受けます。

それに可憐は自分たちの正体や裏の仕組みに近づき過ぎました。可憐の部屋から資料をごっそり盗み出し処分したのです。

浜島たちは遊覧船の乗客名簿を見つけその中から死んでいない人物が犯人、と目星をつけました。その人物は船舶会社の殺された社員が連絡を取っていた松浦でした。陽子は変装して松浦に近づき誘惑することに成功し、松浦を追跡します。

タキの部屋の屋根裏に隠してあった巻物を見つけた凪は、岳だと思い込んでいる謎の忍びに渡してからくり箱を返してもらうために指定された場所に向かいます。そこで謎の忍びの正体が明らかに!辻岡の側近あやめだったのです。

あやめに追い詰められて絶体絶命の凪。そこに松浦を追跡してきた陽子に助けられます。「あんたこんなところで何やってんの!?」と驚く陽子。風魔党の忍び達が大勢で陽子と凪に襲い掛かります。その中に松浦の姿も…。

そして戦いがはじまりますがなにせ多勢に無勢、2人は守る一方です。もう無理…と思えたそのとき、ついにやってきました!忍びの封印を解いた壮一が!!!大勢いた風魔を一瞬のうちに叩きのめし、陽子と凪を助け出しました。

浜島の伝書鳩で事態を知った壮一が!

あれほど頑なに忍びには戻らないと言っていた壮一が!

妻と娘の危機を知って放っておけるはずがありませんものね!

しかし強かった――――!!!

ラストシーン
ホームに立って電車を待つ可憐、後ろからそっと近づいて真後ろに立つ老婆。電車が迫ると同時に可憐の背中を杖で突きました。

感想と考察

木村多江さんのアクション、すごいです!!!カッコよかった!!!予想外でした。日本の女優さんでアクションが印象深いのは最近だと綾瀬はるかさんとか真木よう子さん?が印象的ですが木村多江さんもカッコいい!見直しました。

海外で有名なアクション女優さんはアンジェリーナ・ジョリーやミラ・ジョヴォヴィッチが有名ですが逆に、アクション映画に出ない方がよかったなと言う頭脳派の女優さんジェシカ・チャスティンを紹介させてください。

挿入歌

凪が警察の目をくらますために変装して入れ替わった喫茶店のシーンで使われていたのはPush Pop Jr.の『Countdown』

壮一が陽子と凪を助けに来た時に流れた曲は1961年に結成されたイギリスのソフト・ロック・バンド、ビート・グループ The Zombies(ゾンビーズ)のナンバー『Gotta Get a Hold of Myself 』

ラストシーンは同じくThe Zombies(ゾンビーズ)の『This Will Be Our Year』

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第5話 The Confession-告白-

あらすじ

あわやホームに落ちるとことを晴に腕を掴まれて命拾いした可憐。風魔が可憐まで消そうとしていることを知った晴はご法度を犯してしまいます。

可憐を俵家に連れてきてかくまったのです。陽子と凪を助けて家に帰ってきた壮一はそこに見知らぬ女がいることに驚きます。

そこに浜島が部下の沖を伴ってやってきて元天会の辻岡と言う男が風魔小太郎19代目を継承し風魔党が復活したことを告げました。そこで初めて晴は6年前に命乞いされて辻岡を見逃したことを告白したのです。

そのせいで兄の岳は殺され、風魔党が復活した…。

風魔小太郎(辻岡)は元天会の本部を引き払い山の砦に陣を構えました。あやめが凪を騙して手に入れた巻物は偽物でした。まんまとタキに騙されたのです。

捉えられていた風魔党の松浦は口を割りませんでしたが、浜島たちは松浦から『日食』と言うキーワードを引き出しました。日食の日に何か事件を起こそうとしているようです。

末っ子の陸は壮一が隠し部屋の扉を開けているのを見て、留守中に自力で鍵を開け忍びの修練場を見つけました。1人だけ違和感を感じてきた陸でしたがこれで納得。

祖母のタキは俵家が忍びの家である事、本当の名字が俵ではなく「服部」である事を教えます。そして自分も忍びになりたい、とタキの訓練を受けることに。

タキと陸の訓練の様子を眺める俵家の人々…みんな揃って幸せそうな家族の光景がそこにはありました。

ラストシーン―――
夕日に浮かぶ男のシルエット、浮浪者のように髪は長くボロボロの服をまとったその男は俵家の長男『岳』

感想と考察

晴と可憐があんなことになろうとは…。しかも可憐の方から積極的に迫っていきましたね、許せん。純情で童貞(のはず)の晴を誘惑して、許せん。と言う回でした(笑)

第5話は壮一と陽子もお互いの戦いぶりが刺激的で、まんねり化していた夫婦関係が一気に改善された感じでした。アドレナリンの残りが高まって道のど真ん中でいちゃついていたので、やっぱりそう言う回なのですね♡

山田孝之さんですが、髪を結ばずにスーツ姿のときの方がカルト的で怖い印象でしたが、忍びの姿になるとあまりにもしっくりしすぎていてなんだか迫力不足を感じました。

挿入歌

ラストシーンの挿入歌は第1話と同じく『Our House 』ですがこちらはGraham Nash(グラハム・ナッシュ)によるものです。アルバムのジャケットも色に若干の違いがあります。

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第6話 The Stranger-異人-

あらすじ

俵家の長男 岳は生きていました。6年前の戦いで傷を負った岳を風魔が捕らえ、捕虜として黄色い花の花畑での作業をさせられていたと言います。

風魔党のスパイではないか?と疑う浜島らに取り調べを受けますが、疑いはグレーのまま俵家に戻されました。死んだと思っていた岳が帰ってきて戸惑う家族。

テレビでは6年前に誘拐された向井瞳子が、今回の総裁選出馬して演説をしているニュースが流れました。岳をはじめ家族は皆テレビの中の向井瞳子を複雑な面持ちで見ていました。

居候している可憐は、都知事選の時に誘拐された向井瞳子とともに姿を消し、今また総裁選出馬したタイミングで岳が帰ってきた事になにか違和感を感じています。

岳が働かされていたという黄色い花の栽培場所の目印を岳から聞いて、壮一は陽子とともにその場所を探しあてますが、花はすべて摘まれた後で、何も残ってはいませんでした。

陽子は岳が洗脳されているかもしれないと疑っています。

陽子は来る途中ですれ違ったトラックに収穫した花が積まれていたと確信し、浜島にも追跡を頼み壮一とトラックの後を追いました。

浜島の命令で岳の様子を探るため俵家に盗聴器を仕掛けた部下の沖は、盗聴器から可憐の声を聴いて浜島に連絡をします。

他人を家にいれるのは忍びとしてはご法度破りです。浜島は部下に命じて可憐を殺すよう指示しました。

一方、元天会で晴に助けられ風魔に家族を殺された澤部は風魔に復讐するために風魔が計画している『日食』についての情報を晴に渡そうとしますが、岳が現れてなぶり殺しの目に遭います。

岳が澤部を殺すシーンを凪は見てしまい、また岳は凪に気づかれたことを知りました。やはり岳は風魔側に付いていたんですね。

このシーンで流れているスローテンポな曲はThe Zombies の「 The Way I Feel Inside」
暴力的な映像と音楽の対比がエグい!!! 

洗脳されたか?あるいはほかに目的があるのか?

感想と考察

おばあちゃん俵タキ役の宮本信子さん、彼女がいるだけでものすごくドラマ全体の柱が太いと思います。また、タキの友人役の白石加代子さんの存在も大きい! 大女優2人がいるだけで安心してみていられます。

風魔が凪を騙して探させた巻物もちゃんとダミーを用意していたし、「ネズミがいるね」このセリフ、カッコよかったー!

岳はやっぱり風魔側に付いていましたね。「死んだ」と言う設定だけで登場する訳はないと思っていたので生きていることはみんな予想していたでしょうし、風魔側に付いていることも予想の範囲。でも意外と早めに正体を現したところが気になる。

もうひと仕掛けある気がします。

挿入歌

ラストで岳が澤部をなぶり殺しにするシーンで流れるのはThe Zombies(ゾンビーズ)のナンバー『The Way I Feel Inside』暴力シーンとこの曲のミスマッチが不気味すぎます…。

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第7話 The Trsde-取引-

あらすじ

6年前――――

向井瞳子奪還作戦で戦いの途中、海に落ち船のスクリューに片足を巻き込まれて大怪我を追った岳を助けたのはあやめでした。

何度も逃げようとしましたが「国の仕組みや権力者の私利私欲に利用されている忍びの現状を変えていきたい」という強い思いを聞くうちに小太郎の大義に共感していきます。

風魔の拠点であやめたちと過ごし、小太郎の助役「後鬼」を任命されます。新しく貰った名前は「カラス」

澤部と合流できず家に戻った晴は、可憐が浜島の部下久世に拉致されたことを知り助けるために浜島の元に向かいます。2人が助かるためには「お互いに2度と会わない」という条件を出され、受け入れざるを得なかった晴は最後に可憐と抱き合います。

仲間と言えども掟第一!

澤部を殺して家に戻った岳は、凪が持っていたクナイから小太郎とあやめが掛け軸を盗むために妹の凪を利用していたことを知り「家族には手を出さないと約束しただろう!」と怒ります。小太郎は大義の為だといい岳に掛け軸を持ってくるように強制します。

俵家ではいよいよあやめ率いる風魔党が掛け軸を奪いにやってきました。家に残っていたのはタキと陸と凪の3人だけ。激しく応戦しますが年寄りと娘と子どもではかなうはずもなく…。家は破壊されあやめに追い詰められて絶体絶命!と言うところに岳が現れました。

助かった!と思った3人ですが「掛け軸を渡したほうがいい」と岳に言われ仕方なく渡すタキ。

何も知らず、帰ってきた晴はその様子に驚きます。家も3人もボロボロ…。そこで初めて風魔が「掛け軸」を取り戻そうとしていたことを知ったのです。

その掛け軸は昔タキの夫が風魔から奪った「北条の家系図」それは風魔にとってよほど大切なものであるらしいのです。凪も岳が澤部を殺害したことを晴に話しました。

壮一と陽子は黄色い花を積んだトラックを追跡し工場に潜入、そこでは黄色い花が粉末に加工されていました。そしてそこにはあやめと小太郎と一緒に居る岳の姿が―――。

感想と考察

俵家では誰かが留守中に事件が起こりがち!

全体的に俵家では申し送りができていないように感じます。結構な大事件の遭遇しても黙ってるからこんなことになるんです。特に凪!「掛け軸狙われてるよー」とか「岳にい、人殺してたよー」とか。家族なのに秘密が多い。まあ、それが忍びと言うものなのかもしれませんが。

みんなが共有していたら回避できていたこともあったかも、と思いました。

忍びの家 あらすじと感想・考察&挿入歌 第8話 The Eclipse-日蝕-最終話

あらすじ

晴と凪は黄色い花を加工して毒の粉を製造している工場へ向かい、壮一と陽子に合流します。そして風魔忍者との闘いが始まります。

タキは陸を連れてある場所へ向かいます。途中尾行してきた風魔の刺客を倒し、古書店へ。そこはタキの友人でくノ一部隊の総領に助けを頼みました。

襲い来る風魔たちを次々と打倒し、ついに岳との戦いが始まりました。岳は強く、晴は傷を負いますが激闘の末に岳を倒しました。だが、殺してはいません。気絶させただけでした。

一方、風魔たちに追い詰められた壮一たちの窮地を救ったのは、タキの要請に応えて応援にやってきたノ一部隊でした。その中には営業部長として雇った森真由子の姿も!

晴は小太郎と対峙します。「俺を生んだお前を殺し真の神となる」そう言って襲いかかる小太郎。激しい戦いで晴は小太郎の腕を切り落とし追い詰めます。

「日蝕にはもう一つの意味がある」そういう小太郎の背後から突き刺しとどめを刺したのは意識を取り戻した岳でした。

一瞬岳は寝返ったのではなかったんだ!と思いましたが

表情は冷酷で深淵を見ているようでした。

日蝕のもう一つの意味を言わせたくなかったように見えました。

「なんで…?」と聞いた晴に「おまえはそのままでいい」と言い、立ち去った岳。風魔の日蝕計画を阻止したとして一安心している俵家の面々…。

しかし、久世から解放されていた可憐は向井瞳子が所属する新民党幹部の集会が行われるニュースを見て「日蝕」の本当の意味に気付きホテルに向かいます。避難するように必死に訴えかけますが、聞き入れてもらえませんでした。

会場ではあやめと岳がウエイターに扮して毒入りのシャンパンを全員に渡し、そして乾杯の音頭をとる向井瞳子。

そして会場にいた全員が毒にのたうち回り死んでしまったのです。これこそが本当の意味での日蝕でした。

1人生き残った向井瞳子が国政を担うことになりました。向井瞳子の経歴のニュースで聞いていたタキは瞳子が榊家の出である事に引っかかっていました。

夜―――小田原城へ向かう瞳子を岳とあやめが迎えます。「20代目様」そういって、岳の前にひざまずきました。あやめに「風魔の傀儡(かいらい)としての役目を果せ」

はぁ―――、びっくり!!!岳は風魔党20代目を襲名していました。

北条家は代々風魔に仕えてきた家系だったのですね。

傀儡って操り人形のことなんだって!

「これがあれば鬼の門が開く」家系図を手にした岳は、日本をかつて列強が恐れた強い国に戻そうとしているようです。 鬼の門ってなに???

岳を失った俵家では、陸とタキの訓練風景を眺める壮一たちの姿がありました。牛丼屋では来ないとわかっている晴を待つ可憐の姿がありました。その可憐をそっと見つめる晴、そして去って行く後ろ姿…。

感想と考察

まあ!まあまあ!!!一体どういうことなのでしょう?岳が20代目風魔党党首になった!?しかも国政を担う向井瞳子は風魔党の犬の家系北条家の末裔だなんて。

最後にとんでもない展開を残してくれましたね。しかも「鬼の門を開ける」と言うキーワードまで!

これは確実にシーズン2がある事を匂わせています。そうだとしたら俵家にとっては厳しい展開になるでしょう。家族だった岳との戦いになりますし、浜島が率いる忍者管理局はあやめがトップになってしまいましたから。

終盤のくノ一軍団、カッコよかったですね!白石加代子がくノ一のトップだったとは驚きましたが、それだけの迫力はあります。くノ一は「鬼の門を守る」のが使命ですからシーズン2があるとしたら、今まで以上に出番があるでしょうね。

しかし、Netflixは「サンクチュアリ」でも続編がある印象を匂わせた展開にしています。「サンクチュアリ」の配信が始まったのが2023年5月、続編を配信するなら2年後と考えて2025年と予測するならば、2024年配信の「忍びの家」の続編は2026年?

いずれにせよ、このままでは完結していませんので続編を希望します!!!

挿入曲

ラストシーン、晴の後ろ姿とともに流れてくるのはThe Zombies の『Nothing’s Changed-

忍びの家 まとめ

賀来賢人さん企画による『忍びの家 House of Ninja』についてあらすじから挿入歌まですべて調べ上げてご紹介しました。まだ見ていない、と言う方はぜひご覧ください。ストーリーと挿入曲の新しいマッチングが魅力的なドラマです。

最終話では続編を予想させるような結末が描かれていて、大きな期待とともに楽しみが長続きする予感がしています。

Nothing’s Changed- The Zombies- 1965

one direction – over again // lyrics

Countdown Push Pop Jr.

GeeWhiz,Look at His Eyes

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