インフォーマ登場人物と相関図とネタバレあらすじと感想&見逃し配信情報

邦画・ドラマ

インフォーマ(情報屋)木原慶次郎(桐谷健太)と週刊誌タイムズの中堅記者、三島寛治(佐野玲於)がヤクザや政治家がらみの連続殺人事件の真実に迫る、今話題のクライムサスペンスドラマ「インフォーマ」 この記事では登場人物相関図と役柄&プロフィールをグループ別にわかりやすくまとめました。また、各エピソードのあらすじと感想もまとめました。どんなストーリーか気になる人をチェックしてみてくださいね!

この記事でわかる事
インフォーマ登場人物と相関図
インフォーマ、ネタバレあらすじと感想

インフォーマを見る方法!見逃し配信情報



インフォーマキャスト相関図

インフォーマ相関図

現在わかり得た情報をもとに相関図を作りました。森田剛さんの「謎の男」の素性はまだ不明。いったい誰なのでしょう???黒幕の石上兼人との関係を早く知りたいですね!

 

インフォーマキャスト登場人物/インフォーマ

インフォーマの登場人物とキャストをご紹介!役柄とプロフィール、身長・血液型・主な出演作品・所属事務所・公式アカウントなどなど、わかっている事を画像を付けてまとめています。

まずは、主役の木原慶次郎を演じる桐谷健太さんから!

木原慶次郎
インフォーマ
社会・政治・芸能などあらゆる分野に精通する情報屋
元二代目西宮会若頭補佐で警察・裏社会の住人たちにも顔が利く。人知れず情報を操作し、裏社会を動かす。
桐谷健太 きりたにけんた
生年月日  1980年2月4日 43歳 181cm O型
所属    ホットロード
活動期間  2001年より

インフォーマキャスト登場人物/週刊タイムズ編集局

三島寛治

「タイムズ」の記者で不倫ネタを追いかけるさえない記者だったが
木原を取材することになり、事件に巻き込まれていく。
佐野 玲於さのれお GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバー
生年月日  1996年 1月8日 27歳 170cm A型
出演作品  HiGH&LOW THE MOVIE/虹色デイズ/PRINCE OF LEGEND
所属    LDH JAPAN
公式サイト /佐野玲於 (@reo_sano_official_acc)
長澤あすか

週刊誌「タイムズ」編集長
若くして編集長にのぼりつめた敏腕で三島寛治とカリスマ情報屋”インフォーマ”の木原と会わせる。
MEGUMI めぐみ  女優、歌手、元グラビアアイドル、実業家
生年月日  1981年9月25日  41歳 158cm A型
出演作品  ヘルタースケルター/ 極主夫道 ザ・シネマ/零落
所属    サンズエンタテインメント
公式サイト MEGUMI (@megumi1818)

 

箱崎徹(ハコさん)

タイムズのベテラン記者
三島寛治の先輩
三島が木原と行動を共にする事で変わってきたことに触発される
山中崇 やまなかたかし
生年月日  1978年3月18日 44歳 175cm O型
出演作品  チーム・バチスタの栄光/百万円と苦虫女/深夜食堂
特技    大のカレー好きでカレーマイスターの資格保持者
所属    ザズウ
公式サイト 山中崇 (@takashi_yamanaka.official)

 

有村

タイムズの記者
三島寛治の同僚
大島涼花 おおしまりょうか  AKB48の元メンバー
生年月日   1998年10月21日 24歳 152cm O型
いたずらが大好きで、AKB48の先輩からKSGK(クソガキ)と呼ばれていた
所属     METEORA
公式サイト  大島涼花 Ryoka Oshima (@ryoka_oshima)

インフォーマキャスト登場人物/ポンコツ1号と家族

河村愛之助 ポンコツ1号

インフォーマ・木原の初代運転手で六車連合組長の河村恭介の弟
キャバ嬢・ナナの夫であいの父親
木原に「ポンコツ」と呼ばれ可愛がられていたが、「謎の男(森田剛)」に殺害される
横浜流星 よこはま りゅうせい 極真空手(初段)
生年月日  1996年9月16日 26歳  174cm O型
出演作品
所属    スターダストプロモーション
公式ファンクラブ 「Étoile Filante」
公式サイト

 

朝倉ナナ

歌舞伎町のキャバ嬢
夫は河村愛之助、朝倉あいの母親
木原を「パパ」とよび慕っている
北 香那 きた かな
生年月日  1997年8月23日 155cm A型 25歳
趣味    ひとりカラオケ
特技    モノマネ(中国人・ピカチュウなど)
出演作品  恋せぬふたり/さいはてにて/バイプレイヤーズ
所属    アルファエージェンシー
公式サイト

 

浅倉あい  河村愛之助とナナの一人娘

寺田藍月  てらだあずき
生年月日  2015年 10月21日生 7歳
出演作品  おかえりモネ/家庭教師のトラコ/どうする家康
所属    クラージュキッズ

 



インフォーマキャスト登場人物/六車連合

河村恭介

六車連合組長
河村愛之助の兄
インフォーマ木原の過去を知る男
渕上泰史 ふちかみやすし
生年月日  1984年4月30日 38歳 176cm
特技・趣味 サッカー(ガンバ大阪に入団していた)ピアノ
出演作品  プラチナデータ/るろうに剣心京都大火編/アウトサイダー
所属    アパッチ

 

クズオ

河村の舎弟
見た目よりも熱く冷静な男
二ノ宮隆太郎 にのみやりゅうたろう 映画監督 俳優
生年月日   1986年8月18日 36歳 162cm A型
監督作品   魅力の人間/枝葉のこと/お嬢ちゃん
出演作品   エール/神様のカルテ/全裸監督

 

シゲオ  河村の舎弟
藤井陽人 ふじいあきと
生年月日  1987年11月6日 36歳 175cm
出演作品  ムショぼけ

 

インフォーマキャスト登場人物/謎の集団

冴木亮平
「連続ひだるま殺人事件」の首謀者
インフォーマ、木原とは因縁の関係
元・国土交通大臣、石上兼人の指令で殺人を請け負う
森田剛  もりたごう
生年月日  1979年2月20日 44歳 163cm A型
趣味    釣り、サッカー
出演作品  大河ドラマ3作品/人間失格/前科者
所属    MOSS

 

岡林
謎の男の側近
田島亮 たじまりょう
生年月日  1987年8月27日 35歳 178cm A型
趣味・特技 野球 バスケ 殺陣 将棋
出演作品  ガリレオ/ROOKIES/アバランチ
所属    ヒラタオフィス
公式サイト 田島亮 staff (@tajimaryostaff)

 

キム
謎の男の舎弟
一ノ瀬ワタル  いちのせわたる
生年月日  1985年7月30日 37歳 178cm O型
元プロ格闘家
出演作品  JIN-仁-/大河ドラマ 平清盛/新宿スワン
所属    ENDO MANAGEMENT OFFICE

 

ペットショップ経営者

謎の男に活動拠点として場所を提供している
裏社会に通じる男
濱津隆之  はまつたかゆき
生年月日  1981年8月25日 41歳 175cm A型
趣味    音楽鑑賞ソウル、ファンク、R&B
出演作品  カメラを止めるな!/キングダム2 遥かなる大地へ
所属    アニモプロデュース
公式サイト 濱津隆之 (jaxlee55) – note

 

インフォーマキャスト登場人物/黒幕

石上兼人

元・国土交通大臣
一連の事件の黒幕
謎の男を使って、邪魔な人物を殺させている
石橋蓮司 いしばしれんじ
生年月日  1941年8月9日 81歳 178cm AB型
特技    日本武道
活動期間  1954年より
所属    「劇団第七病棟」主宰

 

川俣
石上兼人の秘書
石上の指示で連続殺人を「謎の組織」に依頼する冷酷な男
ただの秘書ではなさそう
宮川一朗太 みやがわいちろうた
生年月日  1966年3月25日 56歳 171cm A型
趣味    料理 映画鑑賞 競馬 麻雀 アウトドア バイク
出演作品  家族ゲーム/姉妹坂/半沢直樹/華麗なる一族
所属    イトーカンパニー
公式サイト 宮川一朗太 (@ichirota0325)

 

インフォーマキャスト登場人物/警察

丸山 克次

警視庁組織犯罪対策4課の刑事
インフォーマの木原と情報のやり取りをする協力関係にある
高橋和也 たかはしかずや
生年月日   1969年5月20日 53歳 170cm O型
趣味     料理、釣り、登山
出演作品   八つ墓村/舞妓さんちのまかないさん
所属     アルファエージェンシー
公式サイト  Kazuya Takahashi (@hankykazy) – Instagram
水越

警視庁 組織犯罪対策4課 刑事
「謎の男」あるいは「黒幕」と通じている
西村元貴 にしむらもとき
生年月日  1990年2月19日 33歳 178cm A型
特技、趣味   空手、読書、農作業
出演作品    ペテロの葬列/インビジブル/まんぷく
所属      ホットロード

インフォーマキャスト登場人物/瀧澤組

瀧澤

瀧澤組 組長
謎の男が潜伏していたホテルの部屋に残されていた資料「対象者」リストに名前があった。後に火だるま事件の被害者になる
千葉哲也  ちばてつや
生年月日     1963年 10月27日 59歳 171cm B型
特技    殺陣
出演作品  零 ゼロ/探偵の探偵/おちょやん/おかえりモネ
所属    ザズウ
相田

瀧澤組 若頭
般若(はんにゃ) 俳優 ラッパー
生年月日  1978年10月18日 44歳
趣味    トレーニング
出演作品  日曜プライム 刑事ゼロ /タイトル、拒絶/Sin Clock
所属    やっちゃったエンタープライズ
公式サイト 般若(@hannya_tokyo)

 



インフォーマあらすじ(ネタバレ)と感想

第1話”カリスマ情報屋とポンコツ記者、奇妙なバディ誕生”

あらすじ―――
『週刊タイムズ』の記者、三島寛治(佐野玲於)は有名人のゴシップ記事を担当していますが、スキャンダルを追いかける日々にむなしさを感じていました。そんなある日、長澤あすか(MEGUMI)からの指示で、元ヤクザの情報屋・木原慶次郎(桐谷健太)と引き合わされます。

この時から「普通に生きていたら見られない世界を見たい」と言う三島の入社時の願いが現実になっていくのです。

木原は社会・政治・芸能などあらゆる分野に精通する情報屋で カリスマ的な存在「インフォーマ」元二代目西宮しゃぐう会若頭補佐で警察・裏社会の住人たちにも顔が利き、情報をも操作する実力者。木原は三島のことを「ポンコツ」と呼び、運転手としてそばに置き行動を共にします。

木原は三島の事を気に入った様子、木原の拠点の1つである歌舞伎町のキャバクラに三島を連れていきます。木原の顔見知りのホステス・ナナ(北香那)は「二代目ポンコツ君、死んじゃだめだよ」と意味深な言葉を投げかけるのです。そこに木原の携帯が鳴り、急いで店を出る木原、三島も同行します

一方、都内のホテルでは冴木亮平(森田剛)と元・国土交通大臣石上兼人(石橋蓮司)の秘書川俣
(宮川一朗太)がある契約を交わします。依頼の内容は「国土交通副大臣の山本洋介の殺害」多額の金と引き換えに「3日で終わらせる」と商談は成立したのでした。

冴木亮平たちに拉致された山本洋介は繁華街の古びたビルで頭から灯油をかけられ火だるまになって死亡、「最初の火だるま事件」です

現場に駆けつけた木原と三島が目にしたのは、ガスマスクをかぶり火だるまになって倒れている男、周りは野次馬たちで取り囲まれていました。

木原はすぐさま周りに視線を向けました。すると、3人組の男たちが遠目で見ていることに気が付きます。木原は車に乗り込む謎の男と一瞬目が合いますが、その男が誰だか知っているかのような謎の笑みを浮かべました。


遅れて到着した警視庁組織犯罪対策4課の刑事・丸山克次(高橋和也)に「久しぶりやのう」と声をかける木原。犯人が誰なのか察しがついている様子の木原に丸山は「お前は関わるな、5年前と同じことになる」と忠告します。

それに対して木原は「こっちは5年前の返しできとんじゃ」と言い捨ててその場を後にします。あとに続く三原の「何が起きているんですか?」の質問に「しびれるようなオモロい記事書きんとちゃうんかい、黙ってついて来い」と言い捨てる木原。

5年前の事件とは…???

 

作品概要―――
『インフォーマ』の原作は2022年12月に刊行された沖田臥竜の小説で、情報屋と雑誌記者が謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンスです。ドラマは全10話の構成で、2023年3月現在地上波では関西テレビで毎週木曜日深夜0:25分から放送されています。Netflixでは先行配信されていますので、すでに10話まで見る事ができます。

 

感想―――
森田剛さんが悪役で登場という事に興味を惹かれて見始めました。口数の少なさがヤバさと比例していますね。あの視線で語る感じが役者として随分奥行きが増してこられたなと見受けられました。ただ立っているだけ、座っているだけで半端ない存在感が感じられました。いい役者さんです。

作品自体は脚本もいいし、ドラマ全体の持つ雰囲気、映像もカラーもカメラワークも好きです。演出は血しぶき多めですが、暴力と情報戦のパワーバランスが緊迫感があってこれから先の展開が楽しみです。

三島、あんまり殴られて欲しくないなぁ…。

第2話 第2の火だるま事件

あらすじ―――
冴木亮平らの次のターゲットは立花建設の常務取締役の石原。自社が手掛けている再開発地区の現場に視察中に襲われました。例のガスマスクを付けられて車ごとガソリンをかけられました。

木原は自宅にいる三島を呼び出し、三島が務める出版社まで車で送らせます。編集長の長澤あすか( MEGUMI)から先日殺害された国土交通副大臣の山本洋介の情報を受け取ります。

その後、あるレストランまで送らせて、中にいる河村と言う男にデータを渡すようにと三島に言いつけ、誰からかと聞かれても、絶対に自分の名前は出すな、と釘を刺されました。河村は六車連合を率いる親分です。

納得いかないまま言われるように中に入り、河村にデータを渡しますが、当然、河村には誰から言付かったものか聞かれます。

三島は河村の子分にどつかれても、指を詰められそうになっても「絶対に言うな」と言われたことを守り通しますが、それは木原のテストだったのです。河村は木原を「兄貴」と呼ぶ親しい仲でした。三島の事を「ポンコツ2号や」と紹介すると、河村は「2号は大事にしてやってください」と言います。

組対(組織犯罪対策)の内部資料を手に入れた木原たちは「謎の男」が拠点の1つにしているホテルを突き止めます。六車連合の連中と一緒に捕まえにいきますが、ホテルの部屋はすでにもぬけの殻でした。

散乱している資料を確認していると、火だるま事件の最初の被害者で副大臣の山本洋介、そして別の資料には立花建設の常務取締役の石原の情報がありました。

その時木原のスマホに動画配信の知らせが入り、石原の乗った車が炎上している光景が流されました。不審に思った木原は部屋の中を見回します。すると、テレビ画面の上にカメラが設置してありました。冴木亮平の側近の岡林(田島亮)はインテリヤクザでIT担当、ホテルの部屋を監視し、頃合いを見計らって木原のスマホをハッキングし、動画を送ったのだと思われます。

更に資料を探ると瀧澤組の組長(千葉哲也 )もターゲットになっている事がわかりました。

冴木亮平らは拠点として使っているペットショップでホテルに仕掛けてきた監視カメラをチェックします。そこに映っている、監視カメラを見破って睨みつける木原の存在を認識しました。

瀧澤の居場所を知りたい木原側と冴木側、どっちが先に見つけるでしょう?
第2話の終わりには車いすに乗った元・国土交通大臣の石上兼人(石橋蓮司)と秘書の川俣 (宮川一朗太)がテレビから流れる燃え上がる車を見ています。

「あと一人ですね」とつぶやく秘書の川俣。

 

 

感想―――
六車連合の河村を演じる渕上泰史さん、めちゃくちゃカッコいい!!!笑顔がたまらん♡
そして冴木側のIT担当岡林を演じる田島亮さんも「触れたら切れそう」なくらい危険な雰囲気が素敵!こっちは絶対に笑わなさそう。 そして今回もセリフなくても圧倒的な存在感の森田剛さんでした。桐谷健太さんの熱い演技と相反する森田剛さんの冷たさがドラマも魅力でもあります。

木原が三島の事を「ポンコツ2号や」と紹介すると、周りの者はもれなく一瞬固まります。そして「死んじゃだめだよ」やら「2号は大事にしてやってください」などと言うのです。この事で、ポンコツには1号がいた事と、すでに死んでいる事がわかります。2号2号と言われるのもなんだか複雑な気持ちになりますよね。三島君…。
三島の部屋には転職に関する本が大量にありましたね、この状況を考えると無理もないです。オオカミの群れに放り込まれた子羊状態ですものね。なんとか持ちこたえて欲しいです。

第3話 囮と罠

あらすじ―――
瀧澤組の組長・瀧澤を見つけたい木原は組に出向き、「俺は瀧澤がどこにいるのか見当がついている。」とうそぶいて組員たちを刺激します。その後に三島を餌にして瀧澤組に狙わせ、襲いに来たところを捕まえて、逆に瀧澤の居場所を吐かせます。 餌にされた三島はお気の毒…(苦笑)

翌日、聞きだした瀧澤の隠れ家に出向く木原と三島、そこは「休館日には一定の層にお客が集まる」という銭湯でした。そこら中裸でしかも墨だらけの男達の間を通ってサウナ部屋に侵入すると案の定、瀧澤組長がいました。

木原は瀧澤に謎の男・冴木に狙われている事を教えます。瀧澤を餌に冴木をおびき寄せ罠にはめる作戦で冴木を捕らえることを約束し、その為に自分を雇うように提案します。瀧澤は提案に乗り、大金と引き換えに木原を雇う事にしました。

木原は組対の刑事・丸山(高橋和也)にも3人目のターゲットが瀧澤であることを教えます。そして捜査本部に潜り込んでいる内通者を利用するために瀧澤の情報を流すように頼みました。

一方、三島は週刊タイムズの先輩記者・箱崎(山中崇)に連絡し、瀧澤を囮にして冴木側をおびき出す作戦を報告します。逆に箱崎からは木原が関係している5年前に起きた「暴力団抗争・男性銃殺」の詳細を教えられました。事件の話を聞いて、銃殺された運転手が「ポンコツ1号」だと気づきました。

木原の思惑通り瀧澤の動きが冴木側に筒抜けになり、インテリヤクザのIT担当岡林(田島亮)はクラブに入る瀧澤の姿を捉えました。「行くか」と腰を上げ動き出す冴木。クラブでは身を隠しながら冴木たちを待つ木原と木原に協力している六車組の組員たち。三島はビデオカメラをセットして待ち受けます。

クラブに近づく冴木たち3人の姿をライブで見ているのは車いすの男、元・国土交通大臣の石上と秘書の川俣。

 

感想―――

瀧澤を探す餌として使われめちゃくちゃ飲まされた三原に「お会計は24万円だって」とニコッとして告げるナナ。当然三原は愕然とするわけですが、キャバクラって本当にめちゃ高いんですね、目ん玉飛び出ました!

今回も冴木役の森田剛さんが放ったセリフは「行くか」の一言だけ。この3話まででほとんどセリフがありませんが、ここまでなるとしゃべらせてあげて!なんて思ってしまいました。正直、「寡黙な冴木」と言う演出にちょっと飽きました。

雰囲気が崩れるからセリフ少なめなのでしょうか?しかし、最後までこれで通すわけにはいかないでしょうから、逆に、セリフが増えた時にイメージ崩れないか心配になりました。

第4話 宿敵との再会!

あらすじ―――
瀧澤組長を追ってクラブに現れた冴木、岡島、そして筋肉担当のキム(一ノ瀬ワタル )の3人。岡林は場内の装置プログラムをハッキングして煙幕を放出させ、そのすきに煙に紛れて姿を消しました。木原たちは姿を見失いますが行き先はわかっています。

冴木と岡林が目当ての部屋に入るとそこで待っていたのは木原と三島。瀧澤はクラブに入ったその足で他の場所に移動していたのです。

「あれ? 瀧澤は?」拍子抜けして立ち去ろうとする冴木に「5年前の借りを返す」と言う木原。「なんか見たことあると思っていたらあの時泣いてた人だよね?」面倒くさいから帰る、と言う冴木を引き留めると、冴木は岡林のコートに仕込んだガソリンと起爆装置を見せて脅し、立ち去ります。

消火器を持って追いかける木原、場内は乱闘が始まりました。逃げ遅れたキムを河村が車で跳ね飛ばし、拘束します。冴木と岡林はキムを置いてその場を去って行くのでした。一部始終を岡林のボディカメラのライブで見ていた石上は「失敗か…」と残念そうにつぶやきました。

ペットショップに戻った冴木と岡林、キムがいない事を店主の竹森(濱津隆之)に聞かれてブチ切れる岡林。冴木はあの場にいた全員をリストアップするように岡林に支持し「全員燃やしてやるよ」とつぶやきました。

一方、木原は丸山刑事からの連絡で、捜査本部は解散され一連の「火だるま事件」は自殺で片づけるように上から指示があった事を教えます。「相手は想像以上にでかそうだ」と丸山は木原に忠告します。警察の上層部と石上に関係がありそうですね。

捕えたキムから冴木の居場所を聞き出そうとする木原と河村ですが、拷問を加えても口を割らないキム。一部始終を撮影するように命じられカメラを回す三島ですが、あまりに激しい様子に耐えかね逃げ出します。そして、会社に戻り編集長にこれ以上取材を続けるのは無理だと伝えます。

先輩記者の箱崎(山中崇)はそんな三島を慰めますが、実は憧れてもいます。記者たるもの、危険になかに飛び込んでスクープを取る!みたいな。そこで、これからは自分が代わりに取材をするよ、と言います。

河村は一旦その場を去り、代わりに拷問で口を割らないキムに別の切り口から攻める木原、キムの母親の居場所を突き止め、それをネタにしてようやく冴木の居場所を吐かせました。


木原は冴木のアジトを突き止めた事を河村に電話で報告していると、河村の背後に当の本人冴木たちが集団で現れます。「兄貴、ちょっと野暮用ができたんでかけ直します」といって電話を切った河村。胸騒ぎがした木原は河村の名前を呼び続けます。

感想―――

3話の感想で、冴木のセリフが少なすぎと言いましたが、今回はそのセリフがエグい。あんなダークな感じでやっているのに「あれ?」とか「ふーん、そっか、じゃあいいや」「あの時泣いていた人?」とか、普通っぽい言い回しで違和感がめちゃくちゃあって逆にインパクトが強い!!!怖いっ!!!

木原の情報網は韓国にまで及んでいたことにびっくり!キムの母親を突き止め脅しの材料に使うところなんかはさすが、カリスマインフォーマでした。

インテリヤクザの岡林がキレたシーンはなかなかレアでしたね。冷静沈着なイメージとは違う意外な一面が見れました!

最後はいけません、河村さんが捕えられてしまう…大ピンチです。

第5話 人質交換レストラン!

あらすじ―――

キムから冴木の居場所を聞き出せたまではよかったのですが、拉致された河村を取り戻そうと、六車組の組員が勝手に沢木の隠れ家に押し入ります。

気付いた沢木に逃げられ、木原は激怒します。せっかく得た情報が台無しになってしまいました。焦る木原のもとに冴木の側近岡林から連絡が入ります。木原は河村とキムを交換するために、あるレストランを指定します。

https://jisin.jp/entertainment/interview/2183770/image/1/

一方、取材から外れた三島は街で買い物帰りのナナ(北 香那)と娘のあい(寺田藍月)に出会います。あいの誕生パーティーをすると言うので同席し楽しい時間を過ごしました。あいはいつも来るおじちゃんが来てくれないとすねますが、ナナはお仕事が忙しいのよ、とはぐらかします。

パーティーの後、三島はナナとあいをアパートまで送っていきます。そしてナナの部屋にあった仏壇の写真を見つけました。その写真の写っていたのはナナの夫であいの父親、そして六車組組長河村恭介の弟、河村愛之介(横浜流星)でした。

あいが言う「おじちゃん」とは河村の事でした。拘束されている河村に岡林は「あいちゃんの誕生パーティーに行けなくて残念だね」といってパーティーの写真を見せました。ナナとあいの周りにも沢木らの内通者が紛れ込んでいるという事ですね。

木原は交換場所に指定したレストランに組員を行かせ、足場固めを命じます。記者の箱崎(山中崇)が木原に三島の後を継ぐことになった旨を伝え、同行の許可をもらいます。三島が来なかった事にがっかりする木原でしたが、ポンコツ以下でなかったら誰でもええわ、取材を許可します。

約束の時間になり、人質の交換はすんなり終わったかのように見えましたが、「せっかくだから何か食べていくよ」と冴木たちはテーブルに着きメニューを手にとりました。不審に思った木原でしたが、すでに遅かった。飲み物を運んできたウェイターに電気ショックを浴びせられ、動けなくなりました。

それを合図に、冴木たちは木原の仲間を攻撃し、その場を制圧したのです。レストランには大勢の客がいましたが、すべて冴木側の仕込みでした。

木原が見ている前で冴木は河村を撃ち殺しました。

 

感想―――

この回でナナの夫が河村恭平の弟、愛之助であいが生まれる前に亡くなっていたことがわかりました。それなのに、恭平も撃たれてしまいます。恐らく、愛之助を殺したのも冴木でしょう。5年前の事件がそれなのです。

レストランでの一件、木原の読みが甘かったですね。客の全員が冴木が用意したエキストラでした。あの騒ぎの中でも誰一人驚かず、笑って食事を楽しんでいる様子はホラーでした。このシーンの演出はかなりクオリティが高かったと思います。後ろに流れている静かな旋律も恐怖を感じました。

ゲームオブスローンズ・シーズン6の第10話「冬の狂風」でベイラー大聖堂が爆破されるシーンで流れていた静かで恐ろしい旋律を思い出しました。(ゲームオブスローンズの大ファンなもので、つい。。。)ちなみにゲームオブスローンズ関連の記事はこちら!相関図と見どころをサクッとひとまとめにしています。興味ある方はぜひ読んでみてくださいね。

ゲーム・オブ・スローンズ相関図わかりやすい どんな話?長すぎるあらすじを簡単に!見どころまとめ
「ゲーム・オブ・スローンズ」は全8シリーズからなる長編TVドラマです。エミー賞史上最多59賞受賞と前人未踏の記録を誇り、エンターテイメント業界の歴史を塗り替え続けました。2019年5月19日に最終話が配信されて以降、ついに「ゲームオブスロ...

さて、第5話での面白ポイントは、「シャワー後にうまい棒を食べる冴木がカッコいい」です♪

 

第6話 ポンコツ1号、死す

あらすじ―――
この回は5年前の事件にさかのぼって描かれています。
六車連合の組員・河村愛之介(横浜流星)は六車連合組長・河村恭介の弟で朝倉ナナの夫、そして情報屋・木原慶次郎の初代運転手で「ポンコツ」と呼ばれる男…。


当時はインフォーマとしてはまだ駆け出しの木原、生まれてくる子供のために仕事に打ち込もうとする愛之介の事を「ポンコツ」と呼びながらもとても気に入っており、可愛がっていました。

木原と愛之介が六車組のシマのキャバクラに行くと、週刊誌「タイムズ」の編集長・長澤あすか(MEGUMI)、更にそこへ組対の刑事丸山(高橋和也)も合流します。

情報屋と記者と刑事の組み合わせに愛之介は困惑しますが、3人の計画を聞くうちに「すげぇ…なんかカッコいっす!インフォーマ」と興奮します。「調子に乗るな、下手すりゃ死ぬ世界だぞ」と警告する木原ですが、愛之介の様子に目を細めます。

同じ時期、冴木亮平、岡林、キムの3人が入国し、元・国土交通大臣・石上兼人(石橋蓮司)の元へ。「お前たち、よく帰ってきた」と迎え入れ、ある仕事を依頼します。「亮、お前が日本を守るのだ」という石上にはどんな大義があるのでしょうか?

白川の別荘に行き乱交パーティーに乱入すると、愛之介は中の様子を録画し木原は白川を探します。その様をタブレットで見ていた冴木たち、彼らの狙いも白川だったのでした。3人は車から降り邸内に進みました。

愛之介が部屋の様子を録画していた時、壁にある1枚の写真に目が止まります。その写真の中央には白川と石上兼人が並んで座り、周りには大勢の子供達が一緒に写っています。白川も石上と関係のある人物だったのです。

写真に気を取られていたところをキムに襲われ殴り合いが始まりますがキムが一枚上手、ボコボコにされる愛之介。

その事に気づかず白川の乱交現場に押し入りカメラを回しながら白川を追い詰めることに集中していた木原に岡林が背後から殴り掛かり、驚いて倒れた木原の脚に銃を向け一発撃ち込みました。

絶叫する木原を横に冴木はある封書を白川に渡し、その場を去りました。一部始終を岡林のライブカメラで見ていた石上、3人は目的を果たし別荘を後にします。

3人の後を追う愛之介に木原から電話が入ります。「作戦は中止や、戻ってこい!俺らのかなう相手じゃない!」と叫ぶ木原に「今さら引けませんよ、やられた分返してきます」と電話を切ります。

3人に追いつき録画を続けながら近づく愛之介、キムに「お前誰だよ?」と聞かれ「インフォーマだよ」と答えます。顔面が腫れ上がるほど殴られてもそれでも引けない愛之介は冴木に向かって「てめえがボスか?弱そうだな、おいチビ、かかってこいよ」と煽ります。

冴木は面倒くさそうに拳銃を取り出し、愛之介の胸を撃ち抜きました。

感想―――

横浜流星さんの演じた「愛之介」の危うさにハラハラしました。最後3人が立ち去ろうとしていた時、もう起きないで!そのまま倒れていて!と心で叫びました。あのまま倒れていたら命は助かってただろうに、起き上がって「弱い」だの「チビ」だの言ってしまったから、手っ取り早く撃ち殺されてしまったじゃない。

河村兄と弟を全く同じ状況で失う事になった木原の心情を思うと、原作者の沖田臥竜さん、描きかたエグすぎるよ、と抗議したいくらいです。ま、それほど面白いという事なのですが…。

しかし、イケメン俳優の横浜流星さんを、誰だかわからないほどあそこまでぶちのめす制作側とやり切ってしまう横浜流星さんのあっぱれさを讃えたいです。捨て身の演技が素晴らしく、また桐谷健太さんのラストのシーンも号泣でした。本当に悲しかった…。

横浜流星さんの登場回を記念して、「インフォーマ」に出演のイケメン俳優たちに焦点をあてて、より詳しくまとめました。併せて読んでくださいね!

インフォーマのイケメン達、ポンコツ1号横浜流星、組長河村、田島亮ら登場人物相関図
話題のドラマ「インフォーマ」はヤクザな世界観のクライムサスペンスで、出演者に桐谷健太、佐野玲於、森田剛とイケメン揃いであることも話題です。しかし、イケメンは彼らだけではありません。横浜流星はじめ主役に劣らない3人のイケメン達のプロフィールを...

第7話 木原、殺人犯になる!

あらすじ―――

夜中…ナナ(北 香那)のアパートに訪問者がありました。それは木原慶次郎(桐谷健太)、河村恭介(渕上泰史)の死を伝えに来たのでした。

三島(佐野 玲於)には自分の代わりに取材に行った先輩記者・箱崎(山中崇)が暴力を受け入院した事が伝えられました。そこに木原が河村殺しの容疑者として木原が指名手配されたことがニュースで流れました。警察の上層部は木原を犯人に仕立てて事件を終わらせようとしています。

木原が行方不明になり、三島と編集長の長澤(MEGUMI)、警察の丸山(高橋和也)は情報を共有し事件を暴くために協力します。箱崎が探っていた火だるま事件の容疑者リストから3人の濃厚な容疑者を洗い出し、それぞれが一人を担当し当たる事にしました。三島が担当したのは石上兼人(石橋蓮司)でした。


一方で瀧澤組にも捜査の手が入り、組長の瀧澤(千葉哲也 )が警察に拘束され刑事の水越に伴われて署に連行されますが、実はこの水越こそが冴木側の内通者でした。連行途中で車を停め、困惑する瀧澤を冴木側に引き渡したのでした。

河村の通夜の準備中に「木原を出せ」と瀧澤組が怒鳴り込んできました。組長が行方不明になり、それが木原の仕業だと勘違いしたのでした。一触即発の所に警察が割って入り、同行してきた丸山は警察内部に冴木側と通じている者がいる事を知りました。

夜―――
丸山は水越(西村元貴)と一緒に容疑者の内の一人を張り込んでいました。水越に「瀧澤を連行したそうだな」と問いただしたタイミングでいきなり刑事部長が現れ、張り込みを止めるように、と丸山に命令します。そっと姿を消す水越。刑事部長に木原と一緒に写っている写真を見せられ、説明しろと追及されました。丸山は水越に先手を打たれたことに気が付きました。

三島とナナが通夜の席にいるところに木原が現れます。「愛之介(横浜流星)もお前も守ってやれなくてすまん…」そして立ち去ろうとする木原に「また逃げるなら俺を倒してから行け」と立ちはだかる三島でしたが、一瞬で倒されてしまいました。

「アホか、俺が逃げるわけないやろ」これ以上犠牲者を出したくない木原は一人で立ち向かうつもりだったようですが、そこに六車組の組員たちが「俺らも一緒に戦います」とやってきました。更に瀧澤組の連中も集まってきました。

一緒に戦う、という彼らに「ワンピースの読み過ぎじゃ、ボケェ」とツッコみますが、嬉しそうな木原の様子でした。

ラスト―――
酒場の路地裏で密会する冴木(森田剛)の部下・岡林(田島亮)と石上兼人の秘書・川俣(宮川一朗太)
二人は奇妙な会話を交わしています。
「本当にやらなきゃダメか?」
「ええ、先生からのお達しです」
「ボスは疑い深い、俺の事だって完全に信用しているかどうか…」
「先生からのお達しです、どうしてもあれが見たいのだそうで。最後の決闘を。」

石上は冴木と岡林に別々の依頼をしてるようですね。最終的に見たいのは瀧澤が火だるまになる姿だけではないようです。

感想―――

丸山刑事の相方・水越がこれまでちょいちょい不明瞭なカメラワークで捉えられていましたが、ついに正体を明確にしましたね。警察内部がどこまで腐敗しているのかはわからないけど、捕らえた瀧澤を冴木に引き渡した事や、丸山の張り込みを止めさせた事から警察の上層部と石上がつながっている事はわかりました。

通夜に現れた木原が昔の話をします。施設で育った木原はいじめられっ子で、いつも助けてくれる強い兄ちゃんがいて、あんな強いアニキに憧れていて自分もそんな存在になりたかった、と打ち明けます。このフレーズの意味は後々わかりますが、ここでは触れないでおきましょう。

ラストの川俣と岡林の密会での会話が冴木さえもはめられているのではないか?という疑念がわいてきましたね。川俣の信用ならん感じの演技が秀逸すぎます、一朗太さん!!!

今回の面白エピソードは、葬儀屋の書類にサインする時。ナナが反社会勢力ではありません、にチェックを入れる様子をバキバキの反社風情丸出しで見守っている組員たち。

また、通夜の席で木原が「ワンピースの読み過ぎじゃ、ボケェ」とツッコむと、「俺はダイの大冒険だけどな」とボケる組員とのやり取り。ちょいちょいぶっこんでくるところがツボです。

第8話 火だるま殺人はなぜ起きたか?

あらすじ―――

冒頭は時間が少しさかのぼったところから始まり、一連の事件の発端になる出来事が描かれています。あるパーティの会場で石上兼人(石橋蓮司)を迎える瀧澤(千葉哲也 )、石上は「よく頑張ってくれたね」と声をかけ、ねぎらいます。

場面は変わって現在へ。 拉致された瀧澤は冴木たちの拠点に連行されています。「石上さんがお呼びです」と伝えに来た岡林の顔を一瞬凝視してから冴木は立ち去りました。この間が少し長かったですね、川俣との会話で、「ボスは疑い深い、俺の事だって完全に信用しているかどうか…」と言った岡林の言葉が思い返されました。

一方、三島は自分が担当している容疑者「石上兼人」の資料を集めていました。大量の資料を前に途方に暮れていると同僚の有村(大島涼花)がやっておきますよ、と手伝いを申し出てくれたおかげで三島は木原の元に。

木原は誰かから瀧澤の居場所の情報を得ました。そこは中国マフィアのシマであるクラブです。誰からの情報か三島がきくと「ネタ元を言う訳ないやろ」と怒られます。そして、GPSを買ってくるように言いつけられました。

木原はナナの協力を得て警察上がりの情報屋を押さえ、ネタと引き換えにマフィアに餌とな情報を流すように仕向けます。


マフィアのクラブに張り込む六車組の組員は瀧澤組が押し寄せてクラブに突入しようとしているところを発見し木原に連絡を入れます。木原は自分がいくまで絶対に手を出すな、と釘を刺します。

クラブでは捕らえられた瀧澤が椅子に縛り付けられ、頭からガソリンをかけられていました。岡林はその様子をタブレットで中継し石上につなぎました。「久しぶりだね、瀧澤君」「石上先生???」瀧澤はなぜこんな事をされるのか見当が付きません。

そしてまたシーンは冒頭のパーティの会場へ飛びます。石上兼人は国土交通大臣を務めていた時、建基法違反を内部告発で暴荒れ失脚するという出来事がありました。そのニュースが流れた時に居合わせ、陰で笑った人物の中に瀧澤がいたと思い込んでいるのです。

「あの時、笑っただろう?」という石上。「はぁ?」と訳が分からないという表情の瀧澤。そばで聞いていた秘書の川俣も冴木も「え?」という顔をして目を見合わせました。

そしてキムが防毒マスクを瀧澤にかぶせます。恐怖で叫ぶ瀧澤にライターで火を点けました。燃え上がる様子を見ていた石上は更にボリュームを上げて叫び声に聞き入りました。

その叫び声は外にまで響き駆け付けていた瀧澤組にも聞こえるほど、一気になだれ込む組員たちと冴木側の手下らとの乱闘が始まりました。六車組の組員たちも参戦します。激しい戦いが続き、瀧澤組の相田(般若)はついにキムを仕留めました。その間、攻撃をかいくぐってまたしても岡林は車で逃走。しかしその前に三島は手配したGPSを岡林の車に仕掛けていたのです。


夜―――
同僚の有村は石上兼人の資料整理をしていて、「児童養護施設 ひかりの園 木原慶次郎くん」の記事を見つけます。 そこに、突然刑事の水越が現れました…。

感想―――

8話での一番の見どころは石上兼人の大義名分が「日本をよくしたい、そのために邪魔になっている人物を排除する」という事だと信じていた冴木や川俣でしたが、実は国交省を追われ、そのことを笑った(と思った)瀧澤への仕返しだった、という事がわかり、顔色が変わった瞬間です。「笑ったろ」の後の宮川一朗太さんの表情、優勝です!

信じていた石上があんなくそ野郎だったとは…、森田剛の表情が悲しすぎる。

ラストの乱闘シーンの10分、あれはワンカットでの撮影なんだそうです。スピード感がすごかったですね。三島が録画しているのを見て、濱津隆之さん「カメラを止めろー!」って言っちゃってますね。

第9話 謎の男の正体

あらすじ―――

養護施設のシーン いじめられ怪我をした少年を男性職員が保健室へ連れていきます。そこでズボンを脱ぐように言われますが嫌がっている様子、それをのぞき見ていたもう一人の少年が職員の背後から殴り倒すところで目が覚め、ホッとする木原慶次郎(桐谷健太)

編集室では三島(佐野 玲於)の同僚・有村(大島涼花)が刑事の水越(西村元貴)に襲われます。そこに編集長の長澤(MEGUMI)がスマホで動画を撮りながら助けに入りました。水越はこれ以上違法な取材をしているとよくないことになりますからね、と言って立ち去りました。

三島は木原がどうやって瀧澤の居場所を知ったのかが気になっていて、その事を聞きました。言い渋っていた木原でしたが三島の粘り強さに負けてネタ元の事を話すのでした。


施設の時から世話になっている先生がいる事、その人物は元政治家でいろいろなつながりを持っていて、自分が「インフォーマ」になれたのもその先生が大きな情報を教えてくれるからだ、と。しかし、三島の懸念を読み取り、「わかっている、自分もなぜあんなに情報を持っているのか気になってはいる」と明かします。

GPSの読み取りを教えてもらうために編集室も戻った三島に昨夜の水越の動きを知らせる長澤は、水越が探していたのは丸山刑事が持ってきたこの情報だと思う、と三島に書類をみせました。

その書類には冴木や岡林、キムのファイルがありました。3人は養護施設から養子として「石上ハウス」に引き取られていたのです。そして、傭兵として育てられたとありました。ネタが危険すぎる為、編集長の長澤はこれ以上の取材は許可しない、と止めますが三島は「これが俺の仕事です」と出ていきました。

GPSを付けたまま岡林は隠れ家に向かいました。岡林を迎えに行くと言う冴木に、岡林の失敗を咎めるように「これからはお前が一人いてくれたらいいかもな」と石上は岡林を切り捨てるような事を言いました。複雑な表情を浮かべる冴木。

三島からGPSの情報を聞いた木原は「一人では絶対に行くな、俺が付くまで動くな」と三島に厳しく念押します。その足で情報源である人物に会いに行くのですが、その人物とは石上の秘書・川俣でした。

木原は昨日の出入りで冴木がいなかった事を川俣に問い詰めていると、運転手にいきなり背後から襲われましたが、木原相手に攻撃を仕掛けてくるとは川俣も甘かったですね、一瞬で形勢逆転。川俣から必要な情報を聞き出しました。

木原に動くなと言われていた三島ですが、隠れ家で岡林の姿を見つけ、カメラを回しながら尾行します。邸内に入ったところで見失い、岡林に後ろから羽交い絞めにされて気を失ってしまいました。捕らえられた三島。

そこに冴木が帰ってきました。岡林にキムが死体で見つかった事を伝え、自分だけ逃げて何を隠しているのか問い詰めます。自分たちの居場所が毎回バレていた事、木原を仕留めようとしたときに止めた事、川俣と連絡を取り合っていた事も知っている、と。そして石上はお前を殺してもいいと言っている、と伝えます。

それを聞いた岡林は石上の本当の計画を話し始めました。「3人を火だるまにした事に大義も正義もなかった、あの男と闘わせるため、それだけです」と。岡林だけは裏切らないと思っていた冴木は岡林を刺し殺しました。絶対的存在である石上の手のひらの上で踊らされていた事を知った冴木は、三島が見ていた事に気が付きますが、そのまま隠れ家を後にしました。

木原は川俣から聞き出した石上の連絡先に電話をつなぎます。一連の事件の裏にいる石上に目的が何なのか問いつめました。すると石上は会わせたい人物がいると言います。それは孤児院で一緒に育った冴木。石上は冴木に愛之介や河村を殺させて、木原に復讐心を持たせ、その復讐心を尊重したい、と訳の分からない事を言い始めました。 冴木を殺して復讐を完結させよう、と言って通話を切りました。

その時、背後に立っていたのは冴木。「父さん 流れた血の分だけ世界は浄化される、僕が何人も殺したのはこの国を守るためだったんですよね?」と聞く冴木に「これまで国のためと俺が必死にやってきたことは無価値だったんだ」という石上。

しかし「自分の人生に価値があった、最高の芸術を見つけたんだよ!」そう言って、木原の映像を流します。いつも冴木に助けられていたあの少年、その二人が大人になって再開して互いに争い合う、復讐という強い意志を持ち、人生に価値を見出したあの目を持つ男と私の作り上げた最強の人間・冴木亮と争い合う、なんという筋書きだ。

木原が亮を殺し、その後に私を殺して人生が完結する…と言い終わらないうちに、冴木は石上を撃ち殺しました。

感想―――

う――ん、裏切られました。この展開はずるい。正直、がっかりした、というのが本音です。この回はちょっと辛口感想になってしまいますが、ご容赦くださいませ。

脚本、どなたでしたっけ?沖田臥竜さん。うむ…。これまで導かれてきた世界感とは真逆の方向に向かされてしまいましたよ。次回が最終回なのに、どっちに向いて行ったらいいのか、わからなくなってしまいました。

役者さん達の素晴らしい演技に惑わされて、本質を見失ってしまいました。「復讐心を尊重したい」というのが石上の本音がだったとすると、ほんと意味が解らない。「復讐心を尊重する」というテーマは新しいのかもしれません、既視感はなかったので。

ただ、傭兵として子供を育てる、っていうのはいくつかありますよね。最近で有名なのだったらマーベルの「ブラックウィドウ」とか。

だけど、ここにきて「復讐心」云々というのなら、8話まで見せられてきた「日本を変える」だの「大儀」だのの重厚さが薄れて、石上がラスボスであるべきだったのに何とも陳腐な老人になり下がってしまいました。

愛之介や河村の死は何だったんだろう。ものすごく素晴らしく描かれていたのに。

しかし、石上の真意を知ってからの桐谷健太さんと森田剛さんの演技はすごいです。あの表情、「感情」という形になったものを身体から取り出して見せられているかのような演技でした。守り、守られながら少年時代を過ごした二人だったからこその、あの表情。

ただ一つ、スカッとしたのは石上に最後まで言わせなかった事です。

第10話 情か、刃か

岡林が殺された現場に居合わせた三島は、遅れてやってきた木原に黒幕は石上だと伝えます。ネタ元も石上なんでしょう?と問い詰めます。木原は「ええから車出せ、運転手として最後の仕事や」と言います。困惑する三島。

閑職に追いやられた丸山刑事の所に編集長の長澤が訪ねてきて、三島が隠れ家から持ってきたタブレットを「中に面白い映像が入ってたわよ」と言って丸山に渡します。もう波風立てるな、と言う丸山にこのまま終わっていいの?と焚きつけます。

三島は隠れ家で冴木が岡林を殺すところを見たと木原に話します。木原は「あいつはおれと同じ施設で育った奴や」と言うのを聞いて三島は驚きます。「ここでええわ」と言われるままに車を止めると木原は歩いて立ち去りました。去り際に「殺すのも殺されるのもだめですよ、自分の人生を大切にすべきです」と三島は必至で言いました。


木原は引き返してきて「お前はお前が見てきたものを信じろ」といい、再び去って行きました。
三島は編集室に帰り、キーボードをたたき続けます。最初に入力した文字は「インフォーマと呼ばれた男」

養護施設の跡地、冴木が中に入ると、木原がすでに来て待っていました。「久しぶりやの、兄ちゃん、にせもんのオトン殺したから本物を探しに来たんか?」と名簿を見ながら言いました。「ああ、思い出してきたよ、お前の事。ここにいる時もよく泣いてたね」一触即発の2人。そして殴り合いが始まりました。

殴り合ってボロボロになる二人…。木原が言います「あんとき、行かんかって欲しかったな」冴木が石上に引き取られた時の事でした。心の底から絞り出した叫びでした。「あんとき行かんかって欲しかったな」「俺は兄ちゃんを見つけるために情報屋になったんじゃ!」と叫びながら冴木を殴る木原。

冴木は銃を木原に向け、そして自分の方に向き変えて木原に持たせます。
「殺れ」「殺ってくれ」
「ごめんな にいちゃん」
そして一発の銃声。

1週間後―――
三島の書いた記事が「タイムズ」に掲載されました。刑事部長と水越は刑事部に復帰した丸山に、三島が持ち帰った岡林のタブレットに録画されていた瀧澤の拉致の映像を突きつけられ逮捕されました。

編集室には箱崎が退院してきて記事がでた事を喜びます。三島はナナに付き合って河村家のお墓参りです。ナナはタイムズをお墓に供えました。「愛之介に紹介するからこっち来て」とナナに言われて「俺の事なんて紹介するつもり?」逆に「なんて紹介してほしいの?」と聞かれドキドキする三島。

そこに木原から電話が入ります。「お前何しとんのや?」と聞かれ「重要な人物を張り込み中で手が離せなくて」とごまかすと、「嘘をつくとはええ度胸じゃの、ポンコツ」と目の前に木原が現れます。ナナもあいも喜びます。そして三島も。。。

このままナナとデート!と喜んでいたのに、「いくで!」と木原に付き合わされることになりがっかりします。木原は河村家の墓石に隠してあった情報を三島に見せて「次のしのぎの詳細データじゃ」「これを知ったら命狙われるで」と言ったとたん、横から車が突っ込んできます。

「おお、早速きよったで、この情報ほんまもんやな」慌てて車を発進させる三島。ぶっ飛ばす道なりのベンチにはタバコを吸う男の姿が。その後ろ姿は見覚えのあるコートを着ていました。
おわり―――

感想―――

9話のがっかり感はすっかり払しょくされました。養護施設跡地で殴り合う二人のシーン、森田剛さんの表情や立ち振る舞いはもちろんのこと、身のこなしがあまりにも良い、コートの翻りすらもカッコイイ!

そして叫ぶ木原「あんとき行かんかって欲しかった」「俺は兄ちゃんを探すために情報屋になったんや」もう切なくて切なくてやり切れませんでした。

終わり方よかった。どう回収つもりなんだろうか?と不安になった9話でしたが、いや本当に良かった。これはきっと続編ありますね!!!

最後に楽しいオフショットをどうぞ!!!

インフォーマを見る方法、配信と見逃し配信情報

インフォーマの現在の配信状況をまとめてみました。

インフォーマ動画配信サービスを利用する場合

無料視聴できる見逃し配信サービス

2023年3月29日現在、無料で視聴できるサービスは「TVer」では1話と10話「GYAO!」では10話のみ視聴可能です。「GYAO!」は3月31日でサービスを停止しますので、「TVer」でのみ視聴可能となります。

有料視聴できる見逃し配信サービス

Netflixにおいては全話視聴可能です。

U-NEXT、Amazonprimeではレンタルで視聴可能です。(新規の方はお試しサービスを利用して試聴する事ができます)

インフォーマ登場人物とキャスト相関図と見る方法、配信と見逃し配信情報のまとめ

インフォーマの登場人物の誰と誰がつながっているのか?裏切り者はいるのか?わかっている事を相関図にまとめました。今後ももっと出てきそうですが、木原慶次郎(桐谷健太)に協力している内通者が「謎の男」の側近ではないか?と予想していますが、どうでしょう???

この記事では
インフォーマ登場人物とキャスト相関図
インフォーマを見る方法、配信先と見逃し配信情報

以上について調べた事をまとめました。

また、「インフォーマ」の出演者は桐谷健太、佐野玲於、森田剛とイケメン揃いであることも話題です。しかし、イケメンは彼らだけではありません。横浜流星はじめ主役に劣らない3人のイケメン達のプロフィールを調査しました!気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。

インフォーマのイケメン達、ポンコツ1号横浜流星、組長河村、田島亮ら登場人物相関図
話題のドラマ「インフォーマ」はヤクザな世界観のクライムサスペンスで、出演者に桐谷健太、佐野玲於、森田剛とイケメン揃いであることも話題です。しかし、イケメンは彼らだけではありません。横浜流星はじめ主役に劣らない3人のイケメン達のプロフィールを...

最後までお付き合いくださってありがとうございました。〈Pinoko編集局〉



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