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「ゲーム・オブ・スローンズ」は全8シリーズからなる長編TVドラマです。エミー賞史上最多59賞受賞と前人未踏の記録を誇り、エンターテイメント業界の歴史を塗り替え続けました。
2019年5月19日に最終話が配信されて以降、ついに「ゲームオブスローンズ」の前日譚となる新シリーズ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が、2022年8月22日よりU-NEXTにて独占配信されいます。それに伴いゲームオブスローンズ人気も急上昇!
この記事では長すぎて難しい「ゲームオブスローンズ」のあらすじを簡単に面白くまとめてみました。
まだ見ていない方に少しでも魅力が伝わって、ご視聴いただけると幸いです。
ゲームオブスローンズ相関図わかりやすい3大名家
ドラマの柱となる「スターク家」「ラニスター家」「ターガリエン家」の家系図をそれぞれまとめました。視聴の際の参考にしてください。
北部総督スターク家
七王国の王家・ラ二スター家
ターガリエン家
ゲームオブスローンズどんな話?長すぎるあらすじを簡単に面白く!
「ゲームオブスローンズ」ってどんな話?長すぎるし、難しい、と言われていますが
はい、確かに長くて難しいんです。
ただ長いのではなく、鬼長いのです。そして複雑に絡み合っています。。。
そんな「ゲームオブスローンズ」は大きく分けて3つの場所で構成されています。
七王国からなる大陸ウェスタロスの王都キングスランディングの「鉄の玉座」をめぐって、壮絶な覇権争いを繰り広げる複数の名家。
高い氷の壁で隔てられた北部に存在する、死なない集団「ホワイトウォーカー」との闘い。
ウェスタロスを追われ海を渡りエッソスに亡命したターガリエン家の生き残り、デナーリス・ターガリエンの鉄の玉座奪還の試み。
この3つを押さえておけばとりあえずは大丈夫!それでは1か所ずつ見ていきましょう!
長すぎるあらすじを簡単に面白く!王都と北部
七王国の王 ロバート・バラシオン
ターガリアン家を倒し新王朝を立ち上げたロバート・バラシオンは王都キングスランディングの
「鉄の玉座」を手に入れます。
そして反乱に加わったジェイミー・ラ二スターの双子の姉サーセイ・ラニスターと結婚しました。
このサーセイ・ラ二スターが物語の始めから終わりまで「悪女の中の悪女」本当に憎々しい存在になっています。
なんと、双子の弟ジェイミー・ラ二スターとひそかに愛し合っていて、ロバート王とサーセイの間には3人の子供がいますが、実は父親はみんなジェイミーです。
北部の領主「スターク家」
ロバート王の反乱に手を貸した北部ウィンターフェルの領主の「スターク家」もまた物語を語るうえで最も重要な役割を果たします。
長であるネッド・スタークと妻キャトリンの間には5人の子供、そしてネッドの落とし子(私生児)とされているジョン・スノウ、グレイジョイ家から人質として差し出されたシオン・グレイジョイが共に暮らしています。
長男 | ロブ | 後にスターク家の頭首になる |
長女 | サンサ | ロバート王の長男ジェフリーの結婚相手 |
次男 | ブラン | ジェイミーとサーセイの秘密を知って 殺されそうになるが、 生き延びて不思議な力を持つようになる |
次女 | アリア | 武術に長け、物語の救世主でもある |
三男 | リコン | 人質となって殺害される |
ネッドの落し子 | ジョン・スノウ | 全編通しての主人公 |
グレイジョイ家の 人質 | シオン・グレイジョイ | 裏切り者 |
ロバート・バラシオンとネッド・スタークは友人でもありますが王であるロバートに望まれて「王の手」となるべく北部を離れ王都に向かいます。
*「王の手」七王国の中で最も強力な権威と責任があり、王に次ぐ役職。
ネッド・スタークが北部を離れてから、物語はどんどん展開していきます。
長すぎるあらすじを簡単に面白く!ジョン・スノウとホワイト・ウォーカー
高い氷の壁で隔てられた北に存在する、死なない集団「ホワイトウォーカー」との闘い。
ここで中心になるのは落とし子「ジョン・スノウ」です。ジョンは高い氷の壁で北方の脅威「ホワイト・ウォーカー」から七王国を守る「ナイツウォッチ」冥夜の守人に加わります。
そして、「壁」の北に暮らす「野人」達との関わりや、ホワイト・ウォーカーの存在をなどを目の当たりにして覇権争いをしている場合ではない、一丸となって「夜の王」に立ち向かうべきだ!と皆をまとめます。
ホワイト・ウォーカーは人型で、氷でできている。ウェスタロスの遠い北の地に生息する太古からの種族である。不死であり、年齢は数千歳であるが、ヴァリリア鋼で傷つけられたときのみ消滅する。また、殺した人間を亡者にして操り、軍勢に加える能力がある。
ホワイト・ウォーカーの頭首「夜の王」を始め、周りを取り巻くトップ集団は青い目でミイラのような身体をしていますが、風貌はアートすぎて実は好きなのです。
ジョン・スノウについてのプチ情報をひとつ!ジョンはネッド・スタークの落としごとされていますが、物語の最後でとんでもない事実が判明します。実はネッド・スタークの落とし子ではなく、ターガリエン家の血をひくものでした。
長すぎるあらすじを簡単に面白く!デナーリス・ターガリエンと3頭のドラゴン
ロバート王の反乱がおきたとき、海を渡りエッソスに亡命したターガリエン家の生き残りデナーリス・ターガリエンの悲願は鉄の玉座奪還。
ロバート王の反乱によって兄のヴィセーリスと共に海を渡ってエッソスに亡命したデナーリス。
玉座を取り返そうと画策するヴィセーリスはドスラク族の族長カール・ドロゴに妹のデナーリスを差し出します。初めは政略結婚でしたが、お互いに愛し合うようになります。
受けた傷が悪化して死んでしまったカール・ドロゴを火葬する際、デナーリスはドラゴンの卵と一緒に炎に身を投じます。
ところが彼女の身は焼かれず、3頭のドラゴンが孵化します。 この事でデナーリスは「ドラゴンの末裔」であることが証明されました。
ドラゴンを従えたデナーリスは、ドスラクや解放した奴隷「穢れなき軍団」を従えて「鉄の玉座」奪還の旅に出ます。行く先々で解放した奴隷たちを仲間につけて軍隊を拡大していきます。
最初は可愛く弱々しい娘でしたが炎に包まれても焼けないし、
ドラゴンの母になるし、奴隷を次々解放していくし、どんどんとパワーアップしていきます。
「女だから」という理由で立場が弱く、政治に利用され散々な目に合いますが登場する多くの女性たちは、様々な経験を積みどんどん強くなて行きます。
強い女性像が表現されていて、女性視聴者からの多くの共感を集めています。女性ファン、多いでしょうね、私もその一人!
ゲームオブスローンズ見どころ一覧
これまでの人生において これほどまでのめりこんだドラマは他にありません。 おそらく『ゲームオブスローンズ』を超えるドラマは今後出てこないと確信しています。そんな人生を賭けておススメしたいゲームオブスローンズの見どころをまとめました。
見どころ一覧 脚本の素晴らしさ
ゲームオブスローンズはカテゴリーで分けると「ファンタジー」に入るのかもしれません。ファンタジーと聞けば現実離れしたおとぎ話のような印象で、確かにドラゴンや異形の生き物、魔法などの要素はありますが、そんなものが霞むほど人間臭いドラマなのです。
最初から最後まで「欲と悪」を貫く女、冷酷な殺戮と裏切りにまみれた男が「人を守りたい」と思うようになる、というようにファンタジーとは無縁な人間臭さが描かれていて、ファンタジーが苦手な人でも間違いなく楽しめます!
ゲームオブスローンズには主人公がいません。「落とし子のジョン・スノウ」が主人公、とは書きましたが実際には明確に誰が主人公です、とは言えないくらいキャラクター一人一人の生き様が深く濃く描かれています。見る人がフォーカスした人物が、その人の主人公になります。
ゲームオブスローンズの魅力に気が付いた方に提案があります。脚本の元となったジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』ぜひこの物語にも目を通してみてください。映像で描かれていない部分を読み解くことで理解が深まり、没頭することができます。
*ウェスタロスの覇権を巡って多くの名家が王位を巡って争う内戦
*ウェスタロスの北の境界を形成する巨大な氷の〈壁〉の向こう側に住む〈異形〉からの脅威
*流浪の王女デナーリス・ターガリエンの、ウェスタロスに帰還して玉座を奪還しようとする野望
これらの3つの柱に基づいて時には複雑に絡み合いながら物語は進んでいきます。
綿密に作り込まれたストーリーラインは原作に沿ってスタートしましたが途中からはドラマオリジナルストーリーに発展し、そこら中が伏線だらけ。伏線回収するためには 1話、1話、噛みしめるように、じっくりていねいに観るしかありません。
見どころ一覧 映像の美しさとロケ地
そして何より素晴らしいのは「映像美」です。初めてGOTを観た時、この点に一番惹きつけられました!桁違いの映像美! え?これはドラマなの? 映画ではなくて??? と。
すべてが美しく迫力があるリアルで、かつ最先端のCG技術を駆使した映像と風景や街並み、建造物、街路樹、港、海岸など世界のいたるところで行われた美しいロケ地が想像を絶する圧倒的なスケールを生み出しました。
ロケ地は北アイルランド、マルタ、クロアチア、アイスランド、モロッコ、スコットランド、アメリカ合衆国、スペイン、カナダ、インドネシア、ブラジル、中国など、世界中で行われています。
主なロケ地をいくつかご紹介します。
王都キングズランディングのロケ地として利用されているのが、東ヨーロッパに位置するクロアチア共和国の都市「ドゥブロヴニク」世界遺産でもあります。ドラマではデナーリスとドラゴンに破壊されてしまうんだけど・・・。
スターク家の本拠地であるウィンターフェルのロケ地になっているのは、北アイルランドの南東部にある「キャッスル・ワード」という古い邸宅とアイルランドの樹木園でもっとも古い木がある森林公園「トリーモアの森」です。
ベルファストの南側にあるモーン山脈の麓に広がっており、広さはなんと600ヘクタール以上あるとされています。
スコットランドのドゥーン城も使われています。
スペインのバルセロナの郊外にあるゴシック様式で建設された「ジローナ大聖堂」は、第6シーズンで何度も登場する「ベイラー大聖堂」として登場します。ここは悪女サーセイによってぶっ壊されてしまいます。
クロアチア南部の街ドブロヴニクにある聖イグナチオ教会の外階段などもロケ地に使われています。
これらのロケ地の経済効果は想像のはるか向こう!!!「ゲームオブスローンズ」のロケ地巡りをする世界中の熱狂的なファンがもたらすロケ地での経済効果は数100億を超えるといいます。
特に人気なのは北アイルランドのロケ地ツアーです。南東部にある「キャッスル・ワード」という古い邸宅やアイルランドの樹木園でもっとも古い木がある森林公園「トリーモアの森」またはインチ・アビーという12世紀建立のシトー会の修道院廃墟などなど・・・。これらを巡るツアーでは年間に240億円越えなのだとか。
見どころ一覧 独自の言語
デナーリス・ターガリエンの夫となったカール・ドロゴはドスラク人です。もちろん、架空の人種ですがそれならばと「ドスラク語」という架空の言語まで作ったのです。
それは架空言語の作成のプロ、デイビッド・J・ピーターソン氏によって開発され、撮影開始時には4000語が作られておりシーズンが進むにつれて新しい言語が追加されたのだとか。実際に大学の講義でテーマになったり辞書まで発刊されています。
また、古代ヴァリリアの血を引くデナーリス・ターガリエンは「高地ヴァリリア語」も流ちょうに使いこなします。ヴァリリア語もデイビッド・J・ピーターソン氏による架空言語です。
何よりもすごいのは、そのドラマ用に作られた言語を見事に身につけその言葉しか話せない、というぐらい使いこなしたドスラク人役の役者さんたちや、デナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークがすごい!
見どころ一覧…だけど観なくてもいい理由もある
数多くの作品を観てきた私が、これまでの人生において これほどまでのめりこんだドラマは他にありません。何度もお伝えしてきましたが、 おそらく『ゲームオブスローンズ』を超えるドラマは今後出てこないと確信しています。
そんな人生を賭けておススメしたいゲームオブスローンズの見どころをかいつまんでまとめた訳ですが(語りつくせないほどまだまだあります!)
「まあ、そんなに熱く語られてもね」とどうしても興味がわかないと言う方が、見なくてもいい理由をいくつかあげさせていただきます。
ゲームオブスローンズは超・長編ドラマ
ゲームオブスローンズは超・長編ドラマです。どれくらい長いかと言うと、
シーズン1~6までは各10話
シーズン7はちょっと短くて7話
シーズン8(最終)は6話
の構成です。
長いといっても、かつての韓国ドラマほどではありませんが…。各エピソードの内容と映像が奥深くてサラッと見ることはできません。
長くて、深い内容は見るものを疲れさせます、なので途中で離脱してしまう場合も…。
ゲームオブスローンズは登場人物が多い
とにかく登場人物が多いのです。覚えきれません。1話目を辛抱して見る事が出来れば、2話目からは少し慣れてきますが。辛抱できない方にはあまりお勧めはできません。
ゲームオブスローンズは気まずい
エロい、グロい、血がドバーッ、子殺し、洗脳、男色、去勢…
ここまで書けば、ゲームオブスローンズは家族で見て楽しめるドラマではないということがお分かりいただけるかと。子どもには見せれないドラマです。R15指定になっていますが、R18でもいいくらい?基本的には一人で見るのがおすすめです。
以上のような理由に該当する方にはお勧めできません。が、少しでも気になったら観るべきです!ここまでのスケールのドラマはなかなかありません。
ゲーム・オブ・スローンズ相関図どんな話?長すぎるあらすじを簡単に面白く!見どころ一覧と見る方法のまとめ
今回はゲームオブスローンズを相関図付きでどんな話なのか?と見どころをわかりやすくまとめました。ゲームオブスローンズはとてもとても一度ではお伝え出来ないくらい複雑で深い物語です。
ファンタジー要素はありますが、ただの国取り物語ではなくそこには愛や正義や義務やなんかが複雑に絡み合った人間ドラマです。
誰が主人公か? それは登場人物全員です。 誰に焦点を置いてみるかは自分次第。視点を変えてみる事で、何度でも無限に楽しめるドラマになっています。どうぞ、勇気をもってゲームオブスローンズの世界に足を踏み入れてみてください。
〈Pinoko編集局〉
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