舞妓さんちのまかないさんnetflix相関図とキャスト一覧 全9話のネタバレあらすじと感想 ロケ地完全ガイド

舞妓さんちのまかないさん

京都の花街を舞台に、華やかな舞妓さんの毎日をおいしいごはんを通して描く『舞妓さんちのまかないさん』が総合演出・監督・脚本に是枝裕和監督を迎え実写ドラマ化!登場人物相関図とキャスト一覧、全9話のネタバレあらすじと感想、ロケ地を徹底ガイドします!

netflixには加入しているけど『舞妓さんちのまかないさん』をまだ見ていない方、知ってはいるけど見ようか迷っているという方にぜひ読んで頂いてご視聴の参考にしていただきたい記事です!

舞妓さんちのまかないさんnetflix 相関図とキャスト一覧

「舞妓さんちのまかないさん」 相関図を作ってみました!参考にして頂けたら嬉しいです。
血縁関係としての設定は少なく、それぞれの場所に所属(?)する人々で分けています。

*画像はクリックで拡大します。

舞妓さんちのまかないさん「屋形”朔”の人々」

戸来すみれ・百はな
親友のキヨと一緒に舞妓を目指す。“百年にひとりの逸材”と将来を期待される
出口夏希(でぐちなつき) 2001年10月4日生まれ162cm
所属事務所インセント
中国出身/ファッションモデル/俳優/ Non-no専属モデル
主な出演作品 ドラマ「インバージョン」「ばかやろうのキス」
Instagram natsuki__deguchi__official
野月キヨ
親友のすみれと一緒に舞妓を目指すが、料理の才能を認められ屋形の「まかないさん」になる
森七菜(もりなな) 2001年8月31日生まれ 154cm A型
所属事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
主な出演作品 映画「ラストレター」ドラマ「この恋あたためますか」声優「天気の子」
Instagram nana_mori_official
立石千代
屋形の先代の女将 韓国俳優「ヒョンビン」の大ファン
松坂慶子(まつざかけいこ) 1952年7月20日生まれ 162cm A型
所属事務所 モマオフィス
主な出演作品 映画「蒲田行進曲」「死の棘」「水中花」「あさが来た」
氷川梓・紘乃
屋形の女将 涼子の母
常盤貴子(ときわたかこ) 1972年4月30日生まれ 162cm A型
所属事務所 スターダストプロモーション
主な出演作品 ドラマ「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」
Instagram takakotokiwa_official
氷川涼子
屋形の女将・梓の高校生の娘
蒔田彩珠(まきたあじゅ)2002年8月7日生まれ 158cm
所属事務所 ユマニテ
主な出演作品 映画「朝が来る」ドラマ「おかえりモネ」「万引き家族」
Instagram makita_aju
久佐野真央・百子
人気No1の芸妓
橋本愛(はしもとあい)1996年1月12日生まれ 165cm O型
所属事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
主な出演作品 映画「桐島、部活やめるってよ」「告白」ドラマ「あまちゃん」
Instagram ai__hashimoto
美能裕子・吉乃
百子の元同期で出戻りの芸妓
松岡茉優(まつおかまゆ)1995年2月16日生まれ 158cm B型
所属事務所 ヒラタフィルム
主な出演作品 映画「桐島、部活やめるってよ」「勝手にふるえてろ」ドラマ「あまちゃん」
Instagram mayu_matsuoka_koushiki
つる駒
先輩舞妓
福地桃子
(ふくちももこ)1997年10月26日 153cm A型 俳優の哀川翔さんの実娘
所属事務所 レプロエンタテインメント
主な出演作品 ドラマ「なつぞら」「大河ドラマ 鎌倉殿の13人」映画「あの娘は知らない」
Instagram lespros_momo
菊乃
つる駒と同期で歴史オタク
若柳琴子(わかやなぎことこ)2003年9月18日生まれ 156cm O型
主な出演作品  ドラマ「ここは今から倫理です。」「レンアイ漫画家」
Instagram kotokowakayanagi_official
琴乃
つる駒と同期の舞妓
南琴奈
(みなみことな)2006年6月20日生まれ 163cm O型
所属事務所 ボックスコーポレーション
主な出演作品 MV「Official髭男dismミックスナッツ」「Mr.Children Documentary film」
Instagram kotona_minami

舞妓さんちのまかないさん「舞妓はんを取り巻く街の人々」

櫻井君江
舞妓たちに舞を指導する“お師匠さん 人間国宝
戸田恵子(とだけいこ)1957年9月12日生まれ 154cm O型
所属事務所 ルックアップ
主な出演作品 映画「ザ・マジックアワー」ドラマ「ショムニ」声優「それいけ!アンパンマン」
石田武
舞妓の身の回りの世話をする男衆(おとこし)
北村有起哉(きたむらゆきや)1974年4月29日生まれ 180cm O型
所属事務所 TOM company
主な出演作品 映画「終末の探偵」ドラマ「トッカン 特別国税徴収官」
石田ひろし
武の息子で、父親の仕事を手伝っている。
鈴木凌賀(すずき リョウガ)1998年7月21日生まれ 180cm
所属事務所 フォーティースリー
Instagram suzukiryoga_
石田武の妻
篠原真衣(しのはら まい)1984年4月25日生まれ168cm 血液型O型
所属事務所ジ ャパン・ミュージックエンターテインメント
主な出演作 「魔王」「オー!マイ・ガール!!」
Instagram shinomai425
幸子さん
屋形「朔」のまかないさん
泉知奈津(いずみ ちなつ)1970年6月27日生まれ 159cm
主な出演作「源氏物語 千年の謎」「大奥」
由美
「朔」の隣の屋形の仕込みさん
三浦理奈(みうら りな)2004年1月1日生まれ 160cm A型
所属事務所 ホリプロ
主な出演作「記憶捜査2」「真犯人フラグ」「ロマンス暴風域」
Instagram rina.miura.official
理子
「朔」の新人仕込みさん
成海花音(なるみ かのん)2002年10月7日生まれ O型
元プロサッカー選手の奥大介さんの実娘。
所属事務所 ヴィヴィアン
Instagram narumi.kanon.official
すみれの父
高橋和也(たかはし かずや)1969年5月20日生まれ
シンガーソングライター、俳優、声優
所属事務所 アルファエージェンシー
主な出演作「真田丸」「ドクターX」「チア☆ダン」
Instagram 
hankykazy
轟 
宅配業者
前田航基(まえだ こうき)1998年12月13日生まれ 164cm O型
所属事務所 松竹エンタテインメント
主な出演作 「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」「連続テレビ小説 おかえりモネ」
Instagram koki_maeda_

舞妓さんちのまかないさん バー「朔」の面々


バー「朔」のバーテンダー
リリー・フランキー 1963年11月4日生まれ 174cm B型
所属事務所 ガンパウダー有限会社
主な出演作品 映画「万引き家族」「ぐるりのこと。」ドラマ「モテキ」
田辺雅弘
建築家
井浦新(いうらあらた)1974年9月15日生まれ 183cm A型
所属事務所 テンカラット
主な出演作品
映画「ワンダフルライフ」「ピンポン」 ドラマ「チェイス〜国税査察官〜」
Instagram el_arata_nest
岩井勝
田辺雅弘の建築事務所で働く建築士で、百子の恋人
森崎ウィン(もりさき ウィン) 1990年8月20日生まれ 174cm O型
ミャンマー・ヤンゴン出身の歌手 兼 俳優
所属事務所 スターダストプロモーション
主な出演作
「ごくせん卒業スペシャル」『ごくせん THE MOVIE』
『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』『闇金ウシジマくん』
『レディ・プレイヤー1』「蜜蜂と遠雷」
Instagramwin_morisaki_official
清野流
つる駒ファンでカメラマン バー屋形の常連客
尾美としのり(おみとしのり)1965年12月7日生まれ 174cm B型
所属事務所 ポリプロ・ブッキング・エージェンシー
主な出演作品
映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」 ドラマ「あまちゃん」「集団左遷!!」
古舘寛治朗
呉服屋の7代目でバー屋形の常連客
古舘寛治(ふるたちかんじ)1968年3月23日生まれ 174cm AB型
所属事務所 空
主な出演作品
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」映画「マイ・バック・ページ」

舞妓さんちのまかないさん「キヨとすみれの地元・青森の人々」

キヨのおばあちゃん
白石加代子(しらいしかよこ)1941年12月9日生まれ
所属事務所 株式会社スタジオオーデュボン
主な出演作品
舞台「百物語シリーズ」ドラマ「義経」「ひよっこ」
中渡健太
キヨとすみれの幼なじみ
城桧吏(じょうかいり)2006年9月6日生まれ 170cm
所属事務所 スターダストプロモーション
主な出演作品 映画「万引き家族」「約束のネバーランド」「グッドドクター」
Instagram kairi.jo_official

舞妓さんちのまかないさん カメオ出演

第5話「片思い」にカメオ出演のお二人です。

坂東 彌十郎 生年月日1956年5月10日 (年齢 66歳)
「朔」の大女将・千代の60年前の初恋の相手
歌舞伎舞台のあとすみれに誘われて
「バー朔」に千代に会いに来る
三谷幸喜 生年月日1961年7月8日 (年齢 61歳)
「鎌倉殿の13人」つながりで
坂東 彌十郎と共に「バー朔」に来る

坂東彌十郎さんと三谷幸喜さんのお二人が突然バー「朔」にやってきたのには驚きましたね!

舞妓さんちのまかないさんnetflix 全9話のネタバレあらすじと感想

ネタバレあらすじと感想 第1話「替える」

舞妓になりたい野月キヨと親友の戸来すみれは中学校を卒業した後、故郷青森を後にして京都に向かいます。すみれは高校進学を望んだ両親の反対を押し切っての京都行きです。

京都祇園入りしたキヨとすみれ、目に映る全てがキラキラと輝いて見えているようです。タイムスリップしたみたい。。。受け入れ先の屋形「朔」に到着、待っていたのは引退した女将さんの千代と現役の女将さんの梓。

部屋に案内されにほどきをする二人、早速教えてもらった「おたのもうします」を練習し合っていたら、それを見ていた少し年上らしい娘が「あんたら、舞妓言葉を覚える前に逃げた方がええで」と言われました。それは女将あずさの高校生の娘でした。

キヨとすみれが「朔」に来て「仕込みさん」として働き始めてから早や3か月経ちました。舞妓の身の回りの世話をする男衆(おとこし)の 武さん兄さんと息子のひろしさん兄さんが手伝いに来てくれています。全部の部屋のふすまを外して、夏仕様の建具に替えていきます。

「朔」の台所を任せられている幸子さんがお昼ご飯を作りに来てくれました。メニューは「そうめん」お昼が終わるころ、幸子さんが急に「ぎっくり腰」に! しばらくお休みすることになって出前を取ることに…。

舞妓ナンバーワンの百子は連日のお座敷で大忙し。すみれが荷物を持って付き添います。おかみさんが百子のお座敷を見ていきなさい、勉強になるから、と許してくれました。百子の舞を見ているうちに涙を流すすみれ、美しさに感動したのでしょうね。

京都の舞妓さんがモチーフになった映画やドラマって過去にもありましたが、こんな優しいドラマはあったかなぁ。。。 演出が松本佳奈監督の「パンとスープとねこ日和」とか「マザーウォーター」荻上直子監督の「かもめ食堂」や「めがね」っぽいニュアンスがあってほっこりします。

今のドラマのトレンドと逆行しているかのようなどこか懐かしい雰囲気を感じます。また京都の屋形が舞台という事で、きちんとした人間関係、挨拶、所作、季節や行事の決まり事、などを見ると背筋がシュッと伸びる感じで「ああ、私も日本人なんだな~」なんて思えました。

好きなのは台所でのシーンです。「普通」に美味しいものがきちんとした工程から作られる様子がいい。このドラマの魅力の一つはキヨのお料理や食材に対する思いやり。今回作ったのは「トマトカレー」でしたが、湯向きするシーンを見ているだけで、慌ただしい日常から離れてスローダウンできるような気がしました。毎回違うメニューを作るシーンが登場しますが、今回は何かな~?と楽しみです。

脇を固める俳優陣もいいですね。まず、舞妓ナンバーワンの百子を演じる高橋愛、本当に美しくて迫力もあってバッチリはまり役。歩く姿、所作、視線、全てがカッコいい!後輩の舞妓ちゃんたちのおきゃんな感じとは違って、孤高の存在ですね。目力がすごい!!!

「バー朔」のリリーフランキーさんも渋くて素敵だし尾身としのりさんの存在も安定感がありま

ネタバレあらすじと感想 第2話「お多福」

キヨとすみれが屋形「朔」に来て「仕込みさん」として働き始め、3か月がたちました。「朔」の女将あずさは舞のお師匠の君江さんから「キヨさんは向上心がなさすぎる、ええ子すぎるのは舞妓には向かへん」と言われ、そのことをキヨに伝えます。

ショックを受けて帰り仕度をするキヨをすみれは泣いて引き止めますがあずさの娘、涼子は引き止めるのは残酷や、と言います。

あずさはキヨのことを朔の常連で建築家の田辺に相談します。すると、キヨがもっと生き生きできる場所があるはず、と。

その言葉通り、まかないの幸子さんの代わりにキヨは朔の台所を任されることになりました。台所はキヨが生き生きと輝ける場所だったのです。

キヨは台所に貼る「火の用心」の新しいお札をもらいに愛宕神社にお参りに行きます。それは「千日参り」という毎年決まった日に行われる行事です。

愛宕神社でお札をもらうとご利益が3倍になり、神様が1000日の間台所を守ってくれると言われているそうで、台所を任されている人達にとっては大切なお札がもらえる日。

しかし愛宕神社参りはちょっとした登山です。明け方。。。心配で早く目が覚めたすみれは台所でキヨの帰りを待っています。おかみさんのあずさも起きてきました。

キヨは自分の足で愛宕神社まで登ってもらってきたお札を台所に貼りました。あずさから貰った割烹着を着たキヨ、まかないさんとしてのキヨが誕生しました。

屋形の屋上の物干しはお隣の屋形の物干しと向かい合っていて、そこは「仕込みさん」同士の交流の場になっています。お隣の仕込みさんとおしゃべりしたり、飴ちゃんをあげたり、落ち込んだり。。。この場所は特別で大事な場所だと思います。

舞子には向かないといわれたキヨですが、運よく(というか悪くですが)まかないの幸子さんがぎっくり腰になり、ある日まかないを作る事になったキヨ。「普通」に美味しい親子丼でみんなのハートをつかみます。そして「まかないさん」を任せられることになって一件落着。田舎に帰らなくてもよくなりました。

実際はどうなのでしょう?実社会でも舞妓修行に来ても、キヨのように才能がない娘さんもいるはずです。ドラマでは運よく「まかない」としての働き口が見つかりましたが、実際にはこんなに甘くはないと思うのです。本物の舞妓さん達がこのドラマを見たとしたら「あんなにあまないわ」とか思ったかもしれませんね(;’∀’) だとしても、この世界を知らない私はじめ多くの視聴者さんにとっては憧れる部分が多いですね。

ネタバレあらすじと感想 第3話「禁忌」

物干し台で愛おしそうに塩漬けした梅を一つ一つ取り出しては並べるキヨ「今日から3日間みなさんの事お守りしますよ。。。」と愛おしそうに話しかけている。「あんた、誰としゃべってんの?」とツッコミを入れる涼子。

そこに「ただいまー吉乃どすー!」と派手なお姉さんが入ってきました。しばらくぶりに帰ってきた様子ですが、誰???みんな出かけていて留守なのでだれかわからないキヨ。そこへ涼子もやってくるけど、誰か知っているらしい涼子は吉乃に対して塩対応。

千代が美容院から帰宅、吉乃が挨拶をするも、こちらもやはり塩対応。出戻りの事をここでは「ご存じさん」と呼ぶそうです。また芸妓に戻りたいと頭を下げる吉乃。梓はお土産に「空鞘稲生神社(そらさやいなおじんじゃ)のお札をもらって、飛びあがるほど喜ぶ、千代もまあ、ええんとちがいます?といって認めます。

夜、お座敷で「百子」をダブルブッキングしてしまいであわてて出向くと、お座敷では客たちがごきげんで大騒ぎしています。そこにいたのは吉乃でした。ブッキングを聞きつけて百子よりこっそり先回り、場を盛り上げていたのでした。驚き、呆れる百子。そんな自由さが百子にとっては羨ましく、疎ましくもあるようです。

「朔」に出戻ってきた吉乃は百子や他の舞妓ちゃんたちとはかなり変わっていて、しきたりでがんじがらめの舞妓の世界からはみ出した存在。ふるまいも発言も自由奔放、好き勝手。だけど女将さん達は受け入れます。 厳しいようで寛容な部分もあるのですね。

そんな吉乃を百子は羨ましくも疎ましくも思っているようです。建築家田辺の事務所の岩井君が東京に行く話をしていると、「どうせやったらこのかび臭い街を作りなおしてくれたらいいのになぁ」とか、すみれとの会話の中で「すごいのは吉乃や、うちらみたいな人間がここの外で生きて行けるなんて、うちには想像できひん」と、花街の外に出たいけど出られない自分を俯瞰して見ている感じがしました。

朝、つる駒ちゃんにフレンチトーストプリンを作ってあげるシーン、何とも言えず幸せなオーラに満ちあふれていましたね。実家から送られてきた「鉄子」こと鉄のスキレットもよく育てられているようですね!いい仕事をしていました。

ネタバレあらすじと感想 第4話「願い」

月に2回のお休みの日、キヨとすみれは連れ立って出かけました。。二人はまず球技の神様が祭ってある「白峯神宮」へ、そこで蹴鞠の碑の真ん中にはまっている玉を回して願掛けをするのです。高校生たちが去ったあとに、キヨとすみれも健太が甲子園へ行けるように願掛けをしました。
「朔」に帰って白峯神宮でもらったお札と一緒に健太に送るマドレーヌを焼く二人。

建築家田辺の弟子の岩井は改まった様子で百子に「今度東京の明日館に一緒に行こう」と誘います。明日館というのは結婚式場らしいのですが、それは遠回しのプロポーズでした。「うちはこのしごとを天職と思てるけどな」と、いう百子。

突然すみれの父親が青森からやってきました。すみれは医者にさせたかったのに、水商売の世界に馴染むわけがない、と言う父親に「実際にどんな修行をしているのか見てから言ってください。」と千代。
真剣に稽古に取り組むすみれの姿を見た父親は見守るしかないと思ったのでしょうね。

「一見さんお断りの法則」

一般的に、舞妓さんの仕事は誤解されている事が多いようです。お酌をしたり、酔ったお客に手を握られたりの水商売と思われているようですが、そんな客が入ってこれないように「一見さんお断り」の決まりがあるそうです。「舞妓さんちのまかないさん」ではその事にポイントを置いて描かれています。

「お茶屋」ビジネスは非常に合理的なシステムになっています。その全てを取り仕切るのが「女将さん」いわゆる「花街のエンターテインメントにおけるエージェント」的な役割を担っています。場所、料理、芸妓さんや舞妓さんの手配、全てを女将さんが差配し全ての支払いを建て替えるのです。

お座敷での経費のお支払いは数か月後と言うのが一般的で、長期掛け払いという京都花街の慣行は、かなりの信頼関係がなければ成立しません。信頼関係はきのうきょう知り合ってすぐに生まれるものではありません。これが、一見さんをお断りするおおきな理由なのだといいます。信頼のある人からの紹介のお客様でないと、お座敷にはあがれないのだそう。

これが、「一見さんお断り」の方が本当の意味ですね。

屋形で修行する若い娘たちを想う家族像を父親を通して描かれていたこの回では、実際に京都で舞妓修行をしている娘さんを持つ親ごさんが見ておられたら共感なさる部分が大いにあるのではないでしょうか?

普通って、何が普通かは人それぞれですが、普通にお勤めして、誰かと知り合って、結婚して出産する。一般的?(このあたりの表現難しい)な道ではない、特別な道を選んだ娘。親の理想にそった道を進んで欲しい、と言う気持ちも当然の事でしょうが、所詮、親は見守るしかないのですね。

見送るすみれにかけた父の言葉「一番でなくてもいい、無理するな」沁みました。

ネタバレあらすじと感想 第5話「選択」

「朔」に男性が訪ねてきました。それは吉乃の夫・浩二でした。吉乃は姑(しゅうとめ)とうまくいかず、離婚しないまま「朔」に帰ってきていたのでした。一緒に帰ろうという浩二、帰りたくない吉乃。離婚した訳ではなかったのですね。

珍しく百子と吉乃が二人で話しています。テーマは「結婚」について。百子は結婚したら舞妓を辞めるというしきたりに疑問を抱いています。結婚をしたら芸がおろそかになるからでしょ、と言う吉乃に「うちは絶対にそうはならへん」と言い切る百子。

そして逆にそれが問題だと続けます、所詮岩井は「芸」に影響しない程度の相手なんやと思ってしまうと。そう思うのなら、相手が可哀そうだからやめとき、と吉乃。大人の会話ですね。

岩井の送別会で百子は「黒髪」を舞い、別れを告げるのでした。

すみれは仕込みさんから舞妓見習いへ昇格しそれを一番にキヨに伝えます。喜びで抱き合う二人!すみれの名前は百子ねえさんから「百」の字をもらって”百はな”と決まりました。

まず、よかったのはすみれが早くも舞妓さん見習いに昇格しました!いつも、どこでも舞の事だけに集中し練習を積んできた成果の現われですね。キヨがすみれの昇格に嫉妬せずに自分のことのように喜ぶ姿にも感動しました。すみれに抱き着く前にほんの一瞬だけ間があったのが気になりました。

岩井の送別会でのシーン、本当に美しかった。百子凄まじいまでの美しさは岩井の手に負えるものではありませんね。すみれも言っていましたが、「強さ」を感じたと。百子は岩井との別れで舞妓の道を貫くことを「選択」したのでしょうね。今後もし百子が身を焦がすほどの恋をするとしたら、どんな人が相手なのでしょう。

それにしても、あのようなしつらえでのお座敷遊びっていったいおいくらぐらいかかるのでしょう?
野暮な話でお恥ずかしいですが、全く見当もつきません。バブルの頃に比べると、今の時代お座敷での接待などは少なくなっているのではないでしょうか?

そうだとすると、京都に5つあると言われる屋形の女将さん方、屋形を維持していくのはたいへんやろなぁ…。伝統芸能とは言え、舞妓さん育成にもお金がかかるやろし…。ましてやコロナ禍になっていろいろな物が変化せざるを得なかった中で観光業界にとっては大きな痛手となったでしょう。

このドラマを見ると、京都に行ってみたいと言う気持ちが沸き起こる人もいるでしょうね、そういう意味ではとてもタイムリーな配信だと言えます。(それも計算されてでの配信だったのかな?netflixも視聴率あがるし、京都も観光客が増える、というWin-Winな効果!)

行かないにしても、ドラマを見ているだけで行った気分になれるし、なんなら自分が屋形の一員になったような気分も味わえます。例えば、私のような「路地裏マニア」にとってはたまらない映像の数々!ロケ地を徹底的に調査して記事にしていますので、あわせてお読みください!

ネタバレあらすじと感想 第6話「片思い」

今日はすみれが初めて髪を結う日です。髪結いさんの所には百子も付き添ってきています。サンドイッチを勧める百子に「サンドイッチを食べるのは一人前の舞妓になってから、と決めているんです」と断ります。「どうせキヨの作ったサンドイッチでないと食べへんのやろ」とキヨに嫉妬する百子。

すみれの支度が終わって「朔」まで送ってきた百子は初めてキヨと対峙します。「あんたがキヨちゃんやな」「要するにうちのライバルやな」キヨはきょとん。お昼食べますか?

キヨのシチューを食べながら、台所で楽しそうな様子のキヨに毎日毎日まかないを作って飽きないのか、と聞くとキヨはなにを作ろうか?みんなの体調はどうかな?とか、食材の様子も日々違う事を熱く語ります。

舞妓ちゃんたちは集まって今年の南座での歌舞伎「顔見世」の話題で盛り上がっています。舞妓さん達がつけるかんざしは毎月違っていて、12月のかんざしは「まねき」といって特別なものです。「顔見世」に行ってその時に、ごひいきの歌舞伎役者さんからかんざしにサインを書いてもらうのです。

大女将の千代の初恋の相手は「坂東彌十郎」60年も前の話です。千代が大事にしている「まねき」にはサインが入っていませんでした。60年前の千代にはサインくださいなんて言う度胸はなかったのでしょうね。

「顔見世」に言った百はなは「坂東彌十郎」の楽屋を訪ね、千代のかんざしにサインをもらい「朔」に来てくれるよう頼みました。

その夜の「朔」には坂東彌十郎と三谷幸喜が客としてやってきました。久しぶりに再会した千代と彌十郎、バーの常連達は気を利かして退席していきました。 二人きりで過ごす初めての時間。なにもなかったからこそ清らかな初恋のままでいれるのですね。

年末の商店街では福引イベント開催中。10枚集めて一回くじが引けます。その補助券集めに気合が入るキヨ。その事を知っているすみれは協力します。お座敷でのゲームで設計事務所の田辺と闘い勝利!田辺が持っていた福引補助券をゲットしました。

商店街の福引、興味ない人はないでしょうが、本気で取り組む人もいるんですね。福引券なんて小さな紙片に、夢と希望を託しているキヨの姿を見ていると、なんだか心が洗われるようです。

居ながらにしてなんでもぽちっとしたらすぐに手に入る昨今、わざわざ足を運んで買い物をし、福引券を集めて楽しむ。アナログなライフスタイルがとても贅沢に思えてきました。

バー「朔」ではちょいちょい、おもしろい名前のカクテルが作られます。今回三谷監督が注文した「ピンクレディ―の活動大写真」これって原作漫画にも出てくるのですか?

もしかしたら三谷氏のアドリブ?バーの常連さん達も「え?」っと驚いていましたが、バーテンダーのリリー・フランキーさんが「ケイの方で?」と切り返し、更に三谷氏が「ミーで」と言うくだり。これ、文字で読んでも分かり辛いかもしれませんね。

原作にあるなら小谷愛子さんのギャグセンス、抜群ですし、アドリブならば三谷氏もリリー・フランキーさんも「やるなぁ」って感じです。いや、おもしろい!!!ぜひチェックしてみてください、30:35あたりです。

すみれが「キヨ」のことばかり話すものだから嫉妬した百子がキヨに挑戦状を突きついたような台所でのシーンが印象的でした。結果はキヨのクリームシチューが勝ちました!

ネタバレあらすじと感想 第7話「病ひ」

大晦日、八坂神社へ「をけら詣り」に行きました。薬草のオケラを燃やすと強いにおいを発する事から「邪気を払う」と言われています。キヨとすみれは行灯籠の火を吉兆縄(きっちょうなわ)につけ、火が消えないように屋形までぐるぐる回しながら縄を持ち帰り、台所の火に移しました。

元旦になり、千代やあずさお母さん、涼子たちはキヨの作ったおせちやお雑煮で新年の朝を過ごします。お楽しみの「福玉」を開けて何が入っているか確かめるキヨとすみれ。静かな「朔」に里帰りしていたつる駒たちが帰って来て、また賑やかになりました。

台所でかき餅を揚げているキヨ、舞妓ちゃんたちは早く食べたくて燕のこみたいに騒いでいます。そんな中、ひとり年賀状を眺めているすみれ。それは青森の健太からのものでした。キヨの名前が先に書いてあるのがショックみたいです。好きな人が親友の方に気が向いているような気がしたのでしょうか。

それもあってか、体調を崩すすみれ、寝込んでしまいました。キヨは翌日鰹節と昆布だしのお店を周り、体調の悪いすみれにうどんを作ってあげるのでした。お揚げを買いに「とうふ工房いづもや」さんへ。次に鰹節屋さん「田中鰹節店」昆布は「岡田屋さん」へ。 極上のお出汁で作るおうどんは最高に美味しくて身体にやさしいおうどんでしょうね。

そして初雪が降ります。朝になりキヨの雪かきを眺めていたすみれが聞きます「今日のご飯はなに?」
「雪の朝と言えば決まってるでしょ、ひっつみ!!!」

京都での年末年始の過ごし方がちらと垣間見れました。八坂神社へ「をけら詣り」して種火を縄に移して消えないようにくるくる回しながら持ち帰り、その火でお雑煮を作って食べると1年間の無病息災で過ごせると言われています。また、火が消えた縄を台所に飾るとそれもお守りになるそうです。

IHが普及している今では、ガスコンロを使う家庭も昔ほどではないでしょうから、あの持ちかえった火は、どうなるのか気になりました。

体調を崩したすみれのためにキヨは最強で最高のうどんを作るために材料を集めて京都の町を奔走します。出てきたお店はすべてロケ地の記事に書いていますのでチェックしてみて下さい。

ネタバレあらすじと感想 第8話「おばけ」

第4話で白峯神宮で蹴鞠の碑の球をものすごい勢いで回していた修学旅行生を覚えていますか?その子が新しい仕込みさんとして「朔」にやってきました。キヨと百はなの後輩になる理子です。

『おばけ』と言う屋形対抗のイベントでョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を舞子バージョンで演出することに。その名も「マイコ・オブ・ザ・リビングデッド」百子が書いた脚本に沿って舞子ちゃんたちがゾンビを演じます。百子の激しめの指導に辟易する舞子たち。

すみれは百子に付き添われて初めての「ごはん食べ」で高級な割烹に連れて行ってもらいました。本当はカキフライを食べたかったのですが、百子と同じものを注文しました。緊張した「ごはん食べ」から戻ると、キヨはすみれの気持ちがわかっていたかのようにカキフライを用意していたのです。

そんな二人の様子を見ていてうらやましいと涼子は田辺に話すと、涼子にもそういう人ができる、と返しました。田辺とあずさの関係を知っている涼子は、あずさの大切な存在になってほしいと田辺に頼みました。

「ごはん食べ」の席で出された白子のゆず仕立てとすみれのかんざしを見てゾンビ舞子の劇でのヒントを思いついた百子は稽古に余念がありません。舞の稽古よりも必死かも。

今回は花街での行事「おばけ」と「ごはん食べ」が出てきました。花街お化けは、立春の前日(節分の日)の夜に行われます。5つの花街、祇園、先斗町、宮川町、上七軒などでは、芸妓さんなどがいろいろなコスプレをして座敷に出て、お客様をもてなします。

「朔」ではまさかのゾンビ舞子登場にびっくりしました。百子の人物設定がホラー好きということで、岩井とのデートでもよくホラー映画を見ていましたね。

「ごはん食べ」はいわゆる「同伴」のようなものですが、違うのはまだ小さな舞妓さん達の勉強のために一流の料亭の料理・器・しつらえ・接客をお客さんが体験させてあげるわけです。
料理ばかりでなく歌舞伎を見に連れて行ったりなど、芸を磨くために視野を広めさせてあげるのです。

ネタバレあらすじと感想 第9話「門出」

つる駒とキヨは台所で話しています。「キヨは台所が好きやなぁ」と言うつる駒に「出会ってしまいました」と答えるキヨ。その言葉を聞いて考えこんだつる駒は舞の稽古にも身が入りません。

あずさがそんなつる駒の様子に気が付いて話を聞くと「自分の居場所はここじゃない、出会っていない」という答えが返ってきました。

舞子をやめることを決めたつる駒にみんなはなべっこ団子を作って送り出しました。

涼子はあずさに高校を卒業したら留学を考えていると話します。「ほんまに?」「どこに?」「なんで?」と聞くあずさにそのほうが再婚しやすいでしょう?娘にそんな風に考えさせてしまった事であずさは母親失格だと思い落ち込みます。

それを聞いた千代は「親子というものは一方通行じゃない、あずさから学んだことはたくさんあったし、あずさも涼子から学ぶことがある」と言いました。

辰巳稲荷にお礼のお参りするキヨとすみれ、1年があっという間に過ぎました。すみれは自分から誘って祇園に来たのだけれど、舞子の道を選ばなかったキヨが京都に来たことを後悔しているのではないかと気になっていました。

キヨは「私は初めからまかないさんになるためにここに来た気がする」と話します。出会ってしまったのですね。

百はなが舞妓になる日、舞の師匠から金の扇子を贈られました。百子はすみれに紅を引きながら伝えます「あんたの厳しさは何よりの才能、だけどその厳しさは人を遠ざけ気が付くと一人で走ることになる。だから、あのねじが緩んだまかないの子を大事にし」とはなむけの言葉を伝えました。

台所ではキヨがゆで卵をむいて小さな卵サンドイッチを作っていました。そこに着付けが終わって降りてきたすみれ。あまりの美しさに見とれるキヨでした。

お披露目が始まって「朔」の前はお祝いに駆け付けた大勢の人であふれかえっていました。涙ぐむ父親の姿もありました。

お披露目に出かける前にすみれに「あれ作っといてね」と頼まれたキヨはすみれの帰りを待ちながらパンの耳でラスクを作っていました。

夜、挨拶回りが終わってバー「朔」に集まる面々。千代の三味線であずさ、百子、吉乃が舞を披露しました。バーテンダーの蓮はすみれに「誰にでも秘密がある」という名前のカクテルをふるまって「片思いが最強」だと伝えます。

お披露目を終えたすみれが台所にやってきました。「おかえり」「ただいま」「いただきます」「召し上がれ」キヨが作ったパンの耳ラスクをほおばる2人のカリカリ、サクサクという音が台所に響きました。

この場所でみんなのご飯を作る、それが私の仕事です。

いよいよ舞妓デビューをはたしたすみれですが、出口夏希さん本当に美しかったですね。百子さん姉さんに紅を引いてもらうシーン、息をのむほどの美しい瞬間でした。

しかし、百子が送った言葉「あのねじが緩んだまかないの子を大事にし」には笑いました。橋本愛さんの演じる百子は本当にはまり役だったと思います。

中盤に物干し場で吉乃と百子が話しているシーンがありましたが、高橋愛さんと松岡茉優さんのベテラン女優2人のトークは聞き応えがありました。アドリブじゃないのかと思えるほど面白いシーンでした。

すみれがますます輝きを増す一方、自分の居場所はここではないとつる駒は屋形を去っていきました。キヨもまた自分がいるべき場所、天職が「朔」の台所にあり、そこでまかないとして料理を作ることであることを見出しました。

『舞妓さんちのまかないさん』では京都花街での特殊なコミュニティでのしきたりや暮らし方を垣間見ることができました。実際の生活はもっと厳しいものがあるのでしょうが、そこはエンターテインメントの一つとして見させてもらいました。

人にはそれぞれいるべき場所、あるべき姿があると思います。誰もがそれを意識してそこにいる訳ではありませんが、このドラマを見て自分はどうなんだろう?と顧みることができました。

舞妓さんちのまかないさんnetflix ロケ地と撮影場所は?

京都の花街を舞台に、華やかな舞妓さんの毎日をおいしいごはんを通して描く[舞妓さんちのまかないさん]京都の街のあちこちでロケが行われています。ご近所にお住まいの人が本当に羨ましい。。地元でご覧の方なら、「ああ、あの店やなぁ」「しってる、しってる、うちもいったわ」とか思ってみておられるのでしょうねぇ。。。

「切通し進々堂」に行って美味しいもの全部食べたい!西花見小路通りをひっそりと歩いてみたい!辰巳神社でおまいりしたい!一本橋、わたれるやろか?インスタに撮って投稿したい!もし舞妓さん達に出会ったら、キャーとか言ってはしゃがずに、そっとこっそり眺めていたい。。。

この記事を読んで頂くと、そんな願望が少しでも解消されるかもしれません。地図にロケ地の番号を入れていますので、位置関係もチェックしてみてくださいね!

【パート1】ではキヨが渡った細い石橋や、舞妓さんご用達のカフェの場所など、中心エリアでのロケ地をまとめました。

【パート2】ではキヨが通った商店街や、すみれと一緒にお参りした白峯神社の場所など、北側のエリアのロケ地をまとめています。

舞妓さんちのまかないさんnetflix オープニング・エンディングテーマ

舞妓さんちのまかないさんのオリジナルサウンドトラック、キヨの鼻歌も含めた全曲を担当したのは菅野よう子、「海街diary」以降、是枝監督とは2度目のコラボになります。

制作にあたり、キヨが祖母と暮らした青森や、主な舞台になっている京都・祇園に足を運び、風景の色や匂い、食文化や実際の舞妓さんや修行の様子に触れて楽曲制作に取り組んだという事です。オープニングとエンディングにはキヨ役の森七菜の鼻歌が収録されています。

どうぞ、ご試聴なさってくださいね♪

す。

舞妓さんちのまかないさんnetflix 作品概要

作品名舞妓さんちのまかないさん 全9話
公開日2023年1月7日
企画川村元気  フィルムメーカー・小説家。1979年生まれ、横浜出身
『告白』『悪人』『君の名は。』などの映画を製作
制作STORY株式会社
総合演出是枝裕和  1962年生まれ、東京都出身 制作者集団「分福」代表
主な監督作品
『誰も知らない』『ワンダフルライフ』『三度目の殺人』『万引き家族』『ベイビー・ブローカー』
監督・脚本・編集津野愛/奥山大史/佐藤快磨
撮影近藤龍人 1976年生まれ、愛知県出身
2018年是枝裕和監督『万引き家族』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞受賞
美術監督種田陽平 東京オリンピック・パラリンピック2020開閉会式舞台美術を担当
フード
スタイリスト
飯島奈美 是枝裕和監督とのコラボは『そして父になる』『海街diary』『真実』
映画『かもめ食堂』『南極料理人』『深夜食堂』ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を担当
音楽菅野よう子 作詞家、作曲家、音楽プロデューサー
東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を作曲、是枝監督作品では『海街Diary』Netflix版「カウボーイビバップ」の音楽を制作。
公式Instagram 舞妓さんちのまかないさん

原作者 小山愛子

青森県出身。2001年まんがカレッジ努力賞受賞。同年、少年サンデー超増刊に掲載された「日常戦線」でデビュー。2011年ゲッサン7月号より「ちろり」連載開始。
2016年12月より週刊少年サンデーに連載の「舞妓さんちのまかないさん」で、2020年に第65回小学館漫画賞少年向け部門受賞。2022年1月までの累計発行部数は270 万部超えのベストセラーコミックとなっている。2021年よりNHKワールドJAPAN、Eテレにてアニメも放送。

舞妓さんちのまかないさんnetflix 相関図・登場人物とキャスト あらすじと感想のまとめ

漫画を映像化するのは出来栄えによって賛否両論ありますが、この「舞妓さんちのまかないさん」は大成功!なのではないでしょうか。 実写映像で観る美しさと華やかだけでなく、普段の生活の中にあるほっこりとした風景、温かいご飯の湯気なんかが心をほわっと包んでくれます。

この記事では登場人物の相関図と全9話のネタバレあらすじと感想、またロケ地のすべてを網羅してまとめました。まだ見ていない、見ようか迷っているという方にぜひ読んで頂いてご視聴の参考にしてください。

以上についてリサーチしました。

『舞妓さんちのまかないさん』を見た方、または気に入ったという方に見ていただきたいドラマはこちら!ちょっと不思議な物語が詰まっています。

                            〈Pinoko編集局〉

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  1. […] 出典元:https://pinokosmovie.com/maikohann-2-1809#toc10 […]