ハウスオブザドラゴン「キャスト変更」第8話「潮の主」ネタバレあらすじと感想

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ハウスオブザドラゴンの舞台は「ゲームオブスローンズ」の時代よりも約200年前、当時ウェスタロス大陸を支配していたターガリエン家の衰退となった内戦「双竜の舞踏」が描かれています。今回は第8話「潮の主」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

 

前回の7話「ドリフトマーク」ではやっと、というか、ついにというか、デイモン・ターガリエンとレイニラが結婚しました。 レイニラの夫レーナ―・ヴェラリオンの死を装ってまでの結婚でした。
7話のあらすじと感想はこちらから

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まるっと全部知りたい!という方はこちらの記事を読んでくださいね!物語の舞台になっているウェスタロス大陸と周辺の地図、登場人物とドラゴンを含めた相関図、第1話から最終話(10話)までのあらすじと感想をまとめてあります。

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ハウスオブザドラゴンキャスト変更 第8話「潮の主」

第6話では10年の時間の流れに伴いメインキャストの交代がありました。
8話で更に6年分をジャンプした事で(相関図を作りなおさなくては!)またまた交代がありました。

アリセントの息子たち

7話のレイニラ、アリセントの息子たち、デイモンの娘たちを巻きこんだドラゴン、ヴァーガーの争奪が発端の激しい喧嘩でアリセントの次男エイモンドが片目を失う怪我を負いました。

怪我の代償にヴァ―ガーを手に入れたエイモンドのふてぶてしさが気になり、8話ではどんな様子なのか楽しみでした。
が、なんとまたここでキャスト交代、エイモンドはユアン・ミッチェルに変わっていました。


え?こんな感じになっちゃったの?と少しびっくり。ビジュアルがマット・スミス演じるデイモン・ターガリエンよりも押し出しが強く、言動も粗野で乱暴と言う感じ。片目に眼帯をしているのが余計に印象を強くしています。ワルだわ~。レイニラの息子たちを目の敵にしています。

エイモンドの兄エイゴンはろくでなしぶりに磨きがかかっています。ぽっちゃり目のだらしない身体で、女好き。妹のヘレイナーと結婚して二人子供をもうけます。

レイニラの息子たち

レイニラには3人の息子に加えて、エイゴン・ターガリエンとの双子の息子たち、そして6人目を妊娠中。

最初の3人は大きくなってこちらもキャストが交代しています。どの息子も長男のジョセアリーズはレイニラの後の継承権を持ち、次男のルケアリーズはコリアーズ・ヴェラリオンの後にドリフトマークを受け継ぐことに決まっています。3男のジョフリーは6歳。みんな実の父親であるハーウィン・ストロングに似た黒髪をしています。
こちらの子供たちは皆きちんとしていて育ちもよく、跡継ぎとしての資質も備えています。

エイゴン・ターガリエンのとの息子たちエイゴンとヴィセ―リスはターガリエンの血筋と一目でわかる綺麗な銀髪です。

ハウスオブザドラゴン第7話「潮の主」のネタバレあらすじと感想

ドリフトマークの潮の主は?

8話「潮の主」はドリフトマークの総帥コリアーズ・ヴェラリオンの後を誰が継ぐのか?コリアーズの意思は後継者はレイニラとレーナーの次男ルケアリーズ、と決めていましたがコリアーズの弟ヴィルモント・ヴェラリオンは納得がいきません。

ヴィルモントは王妃アリセントと王の手オットー・ハイタワーに訴えて、自分が後継者になれるよう段どって欲しいと頼み込みます。アリセントはヴィセ―リス王を抜きにして再度後継者を決める集まりを開き、一族は王都に集まりました。

ヴィセ―リス王の病状はかなり深刻で、いつ果てるとも限らない状況です。


王抜きで始めた会議の席ではオットーが場を仕切り、ヴィルモントに有利なように話し合いを進めます。 決定が覆されそうになった時、扉が開いてヴィセ―リス王が家来に伴われて登場しました。
歩くのもままならないボロボロの状態ですが、レイニラのため、ターガリアン家の為にと出張ってきたのです。

王が入ってきたときのオットーとアリセントの表情が見物です。まさか来るとは思わなかったのでしょうね。

玉座に座るとき、デイモンがそばによって手を貸す姿が印象的でした。落ちた王冠をかぶせるデイモンと見上げるヴィセ―リス。 二人は後継者問題などのいろいろな事で揉めましたが兄弟としての思いやりにあふれた場面でした。ちょっと泣きそうになりました。

ヴィセ―リスは決まったはずの跡継ぎの件でなぜ物言いがつく?と皆を問いただします。明らかにがっかりな表情のアリセントとオットー。ざまあみろです(すみません)

そしてヴィセ―リス王によってレイニラの次男ルケアリーズが後継者である。と明確に宣言されたのでした。

決定に納得がいかないヴィルモントは王を非難し、レイニラと息子たちに対して皆が言わない言葉をついに言ってしまいました。しかも公の場で。

ヴィルモントがこの言葉を言う前にデイモンが小声でつぶやいていましたね、「言え!」と。デイモンはヴィルモントを排除する絶好の機会と思ったのでしょう。そしてヴィルモントは言ってしまいます、「落とし子」「あばずれ」静まり返る広間・・・・・・。

そしてデイモン・ターガリエンによってバッサリと切り殺されてしまうのです。ひどい切り方でした、あんな風に切れる???ってくらい。

 

氷と炎の歌

晩餐の席に一同が介しています。ヴィセ―リス王も出席していますが息絶え絶えと言う感じ。それでも力を振り絞って皆に言います。

「王ではなく 父として兄として夫として祖父として言う。これ以上いがみ合うのは止せ、ドラゴンの一族が分裂していては力を失う。争っている場合ではない。」

レイニラが先に折れて、アリセントを讃えました。アリセントもそれを受け入れその後、場は和み幸せな空気に満ちあふれます。恐らくこの瞬間が一族にとって一番穏やかで幸せな時間だったに違いありません。


皆が笑って、食べたり飲んだり踊ったり。。。ヴィセ―リスはこの光景を目に焼きるけるように見入っていました。

しかし、王が退場した途端にアリセントの次男エイモンドがレイニラの息子たちに絡み始め喧嘩が勃発。 止めに入ったデイモンとやる気満々のエイモンドが対峙します。

この二人は似ていますね~、エイモンドは若い頃のワルでやんちゃなデイモンにそっくり。デイモンもそう思っているに違いありません、苦笑いしている感じでした。

夜、ヴィセ―リスは痛みに耐え意識がもうろうとしながらも、独り言を話し続けます。そばではアリセントが看病しながら聞いていましたが、意味が解らず困惑した様子。ヴィセ―リスは恐らくレイニラに向かって話しているのではないかと思います。

中盤でレイニラがヴィセ―リスにこう聞いているシーンがありましたね。「氷と炎の歌は真実だと思う?」と。続けてこう言いました。「言ったわよね?共通の敵と戦うため王土をまとめろと。」

これは第1話「ドラゴンの後継者」で最後にヴィセ―リスがレイニラを後継者と決めた時の事です。この時、後継者にだけ伝えられる秘密を打ち明けられたのですね、ドラマの中では描かれてはいませんでしたが…。

ヴィセーリス王はレイニラを呼んで世継ぎにすることを伝え、王と世継ぎにだけ伝えられる秘密を打ち明ける。初代エイゴン征服王は、単に肥沃なウェスタロスを征服したかったわけではなく、いずれ北方より「大いなる冬」がやってきて人の世を終わらせると言う予知夢「氷と炎の歌」を見て、七王国を統一・団結させることを決意したのだと語る


ヴィセ―リスのうわ言

「知りたがっていただろう?真実だと思うかどうか。
忘れたのか?
エイゴン…
彼の夢
歌だよ 氷と…炎の…
真実だ
北で見たのは
約束された王子
王土を1つにして冷たい闇に立ち向かう
お前だ お前がやれ 必ずやるのだ」


これを聞いたアリセントは自分の長男エイゴンに向けられた言葉と曲解した様子でした。

でもどうでしょう?
ゲームオブスローンズをご覧になった方なら、ピンと来たのでは???

氷と炎の歌
エイゴン

闇に立ち向かう

これらのキーワードは、北の落とし子とされていたジョン・スノウ すなわちエイゴン・ターガリエンを示していると思いませんか?
そして「王土を1つにして冷たい闇に立ち向かう、共通の敵と戦うため王土をまとめろ」この「つめたい闇、共通の敵」とはホワイトウォーカー、すなわち「夜の王」の事であると考えられます。

ターガリエン王朝の時代にすでにホワイトウォーカーの脅威があったという事なのでしょうか?

残すところ2話で話がどのように展開していくかわかりませんが、しっかりと観させて頂きましょう!

ハウスオブザドラゴン「キャスト変更」第8話「潮の主」ネタバレあらすじと感想のまとめ

今回のタイムジャンプでキャスト変更は終わりです。しかし…エイモンド・ターガリエンを演じるユアン・ミッチェル、誰よりも主役感に満ちあふれていますね。悪くてカッコいい!

ラストのヴィセ―リスが亡くなる時、うわ言でつぶやいたのは”後継者だけに伝えられる言い伝え”「氷と炎の歌」でした。

ハウスオブザドラゴンは物語のベースとなっている「氷と炎の歌」の中の短編集「炎と血」にまとめられている『双竜の舞踏』が描かれています。『双竜の舞踏』の原作に興味のある方はこちらの記事を読んでください。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。〈Pinoko編集局〉



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