こんにちは ぴのこです。
さあ、いよいよはじまりました!ゲームオブスローンズの前哨譚ドラマ「ハウスオブザドラゴン」
ゲームオブスローンズファンの期待通りの作品になっているのでしょうか???
世界中で話題になっているドラマ、ゲームオブスローンズを知らない人でも気になっている事でしょう。
今回は、まず、どこで観れるのか?と、第1話「ドラゴンの後継者」のネタバレあらすじ解説をしていきます。
「ハウスオブザドラゴン」舞台になっているウェスタロス大陸と周辺の地図、登場人物とドラゴンを含めた相関図、第1話から最終話(10話)までのあらすじと感想をまとめた
「ハウスオブザドラゴン”ネタバレ”解説 面白さを全部まとめてご紹介!」はこちら!

ハウスオブザドラゴン相関図
ハウスオブザドラゴン ネタバレあらすじ解説 第1話「ドラゴンの後継者」
冒頭でも書きましたが、ハウスオブザドラゴンはゲームオブスローンズの前哨譚ドラマです。
ゲームオブスローンズの始まりとなった「狂王エイリス・ターガリエン」の死と
狂王の娘「デナーリス・ターガリエン」が誕生する172年前の物語です。
そしてハウスオブザドラゴンよりも前にの「前史」について少し触れておきましょう。
ターガリエン王朝の4代目の国王ジェへアリーズ1世は60年近くに渡り平和と繁栄を保ちましたが
悲劇によって息子二人が亡くなり、後継者問題が浮上しました。
王の長男の娘のレイニス・ターガリエンと次男の息子、ヴィセ―リス・ターガリエンが候補に挙がりましたが選ばれたのは男である次男の息子ヴィセ―リス・ターガリエン。
後継者にはなれなかったレイニス王女は有力貴族のヴェラリオン家に嫁ぎました。
さてでは、いよいよ物語が始まります。
ハウスオブザドラゴン 1話「ドラゴンの後継者」登場人物
主な登場人物
ヴィセーリス・ターガリエン(ヴィセーリス1世)
王妃エイマ
娘のレイニラ王女
シアラックス(レイニラ王女のドラゴン)
デイモン・ターガリエン(ヴィセーリス1世の弟で後継者候補)
ミサリア(デイモンの女)
オットー・ハイタワー(王の手)
アリセント・ハイタワー (オットーの娘でレイニラ王女の友達)
レイニス・ヴェラリオン(戴冠せざりし女王)
コリアーズ・ヴェラリオン(ヴェラリオン家城主・別名「海蛇」)
ハウスオブザドラゴン 1話「ドラゴンの後継者」ネタバレあらすじ
息子ヴィセ―リス・ターガリエンがヴィセーリス1世として即位して9年が経ちました。
王妃エイマとの間には娘のレイニラ王女がいるだけで、男性の後継者は生まれていません。
このままでは後継者はヴィセーリス1世に一番近い男性である弟のデイモン・ターガリエンになります。
しかし、デイモン・ターガリエンにはいろいろと問題があります。
浪費問題や残虐性など、後継者にはふさわしくないと考えられています。
王妃エイマは臨月を迎えており、もし生まれてくるのが王子であれば後継者問題は解決します。
後継者を生むことが使命、と10年の間に5人もの子供を授かりましたが、生まれても育たなかったり、流産したり…王妃の身体はもうボロボロです。出産はこれで最後にしたい、とヴィセーリスに懇願します。
天地の創世から以降、あるとあらゆる次元において、後継者は「男」女性の存在意義は後継者を生む事だけ、みたいになっているのですかねぇ…。
男児の出生を祈願する馬上槍試合の最中に王妃エイマは産気づきますが、出産が上手く進まずやむなく帝王切開をすることに。
当然のことながら、王妃は亡くなり、王子が生まれましたが続いて亡くなってしまいました。
深く傷つくヴィセーリス1世ですが、後継者を決める事が王国にとっては急務です。
議会はレイニラ王女を後継者に、と推薦しますが、今まで女王が即位したことはありません。
ヴィセーリス1世は不安はあるものの、弟デイモンを後継者にしようと考えていました。
王の手のオットー・ハイタワーは策略家です。結構腹黒いヤツかもしれません。
娘アリセントに傷つき悩むヴィセーリスのもとにドレスアップして、慰めに行くように命じます。王妃が亡くなったばかりだというのにもう次の段取りをしています、しかも娘を使って。
アリセントに慰めさせておいて、ヴィセ―リスが「ああなんていい娘なのだ、妃になってくれ」というのを狙っていますね。気持ち悪いってば!!!
更にオットーは弟デイモンが娼館で羽目を外し、生まれてすぐに亡くなった王子の事を「一日限りの世継ぎ」といい祝宴を開いていた。とヴィセーリスにチクリます。
どうやらオットーには「ゲームオブスローンズ」でバリス公が使っていた「小鳥たち」のような
スパイ活動をするような子供たちがいるらしいですね。
オットーのチクリ話を信じたヴィセ―リスは弟デイモンを王都から追放し、レイニラ王女を後継者に任命しました。
王位継承者の任命式が鉄の玉座の間で開かれヴィセ―リスが
「レイニラ・ターガリエンがドラゴン・ストーンのプリンセスであり、鉄の玉座の後継者である」と言い渡しました。
つづく…。
ハウスオブザドラゴン 第1話「ドラゴンの後継者」考察
1話を観て感じた事を歯に衣着せずにお伝えします。
以下は全く私個人の見解という事をご了承くださいませ。
まず、オープニング
ゲームオブスローンズのあの曲で始まるのか!?と思っていましたら
レイニラ王女のモノローグ?から始まりました。あの曲を期待していただけにちょっと拍子抜け?
そしていきなりのドラゴン登場! 迫力ありました!!!
ドラゴンにはちゃんと鞍がついていて、管理されています。
「ゲームオブスローンズ」のドラゴン達に比べると、飼いならされている感じがしました。
あ、ついつい、比べてしまうんですよね~。
テーマはただ一つ!それは「後継者問題」です。
王にはレイニラ王女しかいないし、もう一人の後継者は王の弟で危険な男デイモン・ターガリエン。
臨月の王妃が男子を産めば何の問題もないのだけど残念ながら、出産の時に亡くなってしまいます。
王子が生まれたけど、その子も数時間で他界します。
この時の出産シーンが壮絶すぎましたね、衝撃的でした。自然分娩できなかったので
結局切開して取り出すのですが、麻酔も何もない時代です。恐ろしいシーンでした。
あれほどリアルに表現する必要があったのでしょうか?
監督のミゲル・サポチニクによると
「エイマ(王妃)は『産褥が私たちの戦場』と言います。中世の女性にとって出産は暴力だったという事実を探るには、興味深い方法だと思いました。出産は非常に危険な行為です。成功する確率は五分五分。多くの女性は成功しませんでした。帝王切開では死んでしまうので、もし選択肢があれば、父親は母親よりも子供を選ぶでしょう。それは人生の中で極めて暴力的な部分だったのです。」
また、出産シーンを美化せず、「恐ろしくリアル」に感じられるよう努めたということです。
ふむふむ、なるほど。なんかこじつけとるなぁ…。
もちょっとどうにかならんかったの???って思いました。
出産シーンを美化せず、「恐ろしくリアル」に感じられるように表現する方法はもっと別にあったのではなかろうかと。
じゃあ、どんな方法よ!?と聞かれたら困るけども。
どうしても女性目線でしか見れませんからしょうがないのですが、酷すぎましたね。
あそこまで見せる必要があったのかと疑問に思いました。
より衝撃的なシーンをつくらなきゃ、という匂いを感じ取ってしまいました。
2話以降、どんな衝撃シーンがあるにせよ、これ以上にひどいのはないのではないかと思いました。
そしてエンディングに流れました、あの曲が。
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