サンドラ・オー って美人?ふたえや髪型とグレイズアナトミー降板後は?

人物

サンドラ・オーは「グレイズアナトミー」で優秀な心臓外科医クリスティーナ・ヤンを演じました。
今ハマって観ているのは「キリング・イヴ」、MI6の捜査官になって暗殺者を追います。

個性的な顔立ちと抜群の演技力を持ったサンドラ・オーについて私のお気に入りポイントを交えながらご紹介します。



サンドラ・オーは美人なの???

まず、印象的なのは全体に平べったいアジア人特有のお顔立ち、うりざね顔で切れ長の一重まぶた。
美人か?どうかは見る側で評価は変わるみたいです。普通に、好みの問題でもありますが。

欧米人から見ると「美人」なのかな、グレイズアナトミーではクリスティーナ役のサンドラ・オーは
セリフの中で「彼女は美人」と周りから言われています。
キャリア志向の優秀な心臓外科医という設定のクリスティーナは、ドラマが始まって以来、モテモテ。次から次へとスペックの高い同僚とデートします。“She is out of your league”(彼女は高値の花だよ」とまで言われる役柄です。

初めてグレイズアナトミーを見た時は、特に印象はなくアジア人枠でキャストされた一人、
というだけでした。
「美人でモテ役」は別として、回が進むにつれ印象が強くなってきて、個性が際立ってきましたね。
主役のメレディスの親友役でしたが、引けを取らない存在になっていました。
シーズン11で降板してからは、主役が抜けてしまったような物足りなさがありました。

顔が美人かどうかよりも、演技力も人間力も高い存在感たっぷりで魅力的。
威風堂々としててかっこいいオーラのある素敵な女優さんです!

サンドラ・オーは二重だったっけ?

グレイズアナトミーの時、印象的だったのは切れ長の一重の目ですが
現在は二重になっていますね!ちょっとびっくり!!!いつから二重になったんだろう?

「目が二重」ていうのが一般的な美人の定義みたいになっているんでしょうか。
ほとんどの人が二重で大きな目がゴージャスって思っているみたい。
個人的には一重のクールビューティーな目が好きだったな。

サンドラ・オーの髪型

アジア系の女性は基本、真っ黒いまっすぐの髪が美人の条件、みたいになっています。
私の周りにもストレートパーマをかける人が多いかも。
わたくし事で恐縮ですがわが娘も例にもれず、です。
生まれつき強めのくせ毛で、長く伸ばすと縦まきロールになるほどでした。

中学ではパーマをかけたんじゃないですよ、という「くせ毛証明」みたいなのを提出させられました。なので逆にストパーをかけていい許可をとって中学の頃からストパーをかけていました。

そんな彼女も、もう面倒くさいとか言ってストパーをかけることを止めました。
今では、くるっくるのふわっふわの子供の頃みた懐かしい髪になっています。
そのまんまを受け入れたら、楽になったみたいですよ。

おっと、横道にそれてしまいました。
で、その真っ黒いまっすぐの髪が美人伝説?を打ち破ったのがサンドラ・オー。
サンドラのボリュームたっぷりのウェーヴィヘアはとってもゴージャスで素敵ですね。
でもそれはくせ毛なんですって。そのままでいてくれて嬉しいですね。

サンドラのストレートヘアやショートなんかは想像できないですもの。
ずっとこのままの髪でいて欲しい!
彼女のヘアスタイルは羨望の的で、『キリング・イヴ』でも、女性暗殺者ヴィラネルが、サンドラ・オー演じるイヴの髪に執着したほどですもの。

 



サンドラ・オー グレイズアナトミー降板後は

最後にサンドラ・オーのプロフィールとプライベート、現在の活動などについてまとめてみました。

 

サンドラ・オー プロフィール

サンドラ・オー  1971年7月20日生まれ 51歳  カナダ出身 両親が韓国系カナダ人
科科学者の母親、姉と弟は弁護士と医者、という教育熱心な家庭に育ちました。
4歳からバレエを始め、10歳で舞台に出演。
その後、演劇学校を経てカナダやアメリカのテレビシリーズに出演しました。

2005年からテレビドラマ「グレイズアナトミー恋の解剖学」で演じたキャリア志向の優秀な心臓外科医は当たり役でした。
エミー賞助演女優賞(ドラマシリーズ)候補になったり、その後も多くの賞を受賞し高い評価を得ました。

サンドラ・オー プライベートは?

サンドラ・オーは高校時代から環境問題に関心があり菜食主義者としても知られています。

演技に没頭し、仕事が恋人!ていうタイプかと思っていましたが
32歳の時、映画監督のアレクサンダー・ペインと結婚をしました。
アレクサンダー・ペインは映画界の大物、アカデミー賞で脚色賞の最多受賞者の一人としても知られる、いわば才能の塊です。

演技の才能溢れるサンドラはアレクサンダーが初めてアカデミー脚色賞を受賞した作品『サイドウェイ』で出会い、お互い惹かれてゴールインしました。
しかし、2年で離婚、人生のパートナーになるにはお互いの才能が邪魔したのかもしれませんね。

その後アンドリュー・フェザーストンと交際を始めましたが、今も続いているかは不明です。

 

サンドラ・オー グレイズアナトミー降板後の活動は?

2005年から2014年まで「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に出演し10シーズンにわたってクリスティーナ・ヤンを演じました。
2006年にはゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞しました。
グレイズアナトミーのプロデューサーであるションダ・ライムズはサンドラがオーデイションを受けに来た日はライターとして最良の日!と言わせたほどでした。

降板した理由は「自分がしたいことは全てやった」という達成感を味わった事と、キャラクターの物語にも満足したからだそうです。

その後、BBCアメリカの『Killing Eve』で主演を務め、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。

最新作は2021年8月から配信されているNetflix『The chair』というコメディードラマ。
主演で製作総指揮も兼任しています。
内容は一流大学の教授のイスをめぐって繰り広げられるコメディ全6話。
相変わらずの髪型で登場です、サンドラ・オーのコメディな演技、興味深いですね。

サンドラ・オー あとがき

サンドラ・オーはKilling Eveの脚本をもらった時、自分はどの役かわからず主演だと聞いて驚いたそうです。人種差別を受けてきたことによって今まで自分で自分の仕事の枠を決めてしまっていたと。
「アジア系は脇役だけ」というハリウッドにある人種差別をずっと受け入れてきたけれど、
Killing Eveの主演になった事は、他のマイノリティの俳優たちにとってもチャンスだと語っています。

この作品でゴールデングローブ賞主演女優賞したサンドラ・オーは
翌年の「ゴールデン・グローブ賞」でアジア人初の司会者に抜擢されました。
ハリウッドの多様性に貢献した立役者のひとりです。
その時にこのようにコメントしています。

「今夜、司会者としてこのステージに立つというオファーに私は不安を覚えながらもイエスと返事をしました。(不安の理由は)このステージから客席を眺めたとき、“変化”の瞬間を目の当たりにしたいと切に願っていたからです。でも、今、私には確かな“変化”が見えています。来年はまた状況が変わってしまうかもしれない。でも今、この瞬間は本物です。私には“変化”の証である、あなたたちの“顔”がはっきりと見えています。そして、きっと、皆さんにも見えているはずです」

他にも韓国映画「パラサイト」がアカデミー賞作品賞受賞した際にも「韓国人として誇りに思う」とインスタメッセージを投稿しました。
これらの事などが、これからのハリウッドを本当の意味での世界に誇るエンターテイメントの場として高めていく事になるでしょうね。



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