”力の指輪”時代とつながりの関係を詳しく解説「人間の時代第四紀サルマンの最後は?」

ロードオブザリング

Amazonprimeで独占配信されているドラマシリーズ「ロードオブザリング力の指輪」はシーズン1全8話。時系列でいうと第二紀のエルフの指輪ができるまでが描かれました。この記事では原作者トールキンの創った世界を歴史の第四紀について紐解いてみました。

この記事では

・「力の指輪」時代とつながりの関係を詳しく解説”サルマンの最後”
実は副業をしていたサルマン、ホビットを恨み仕返しをする
・「力の指輪」時代とつながりの関係を詳しく解説”人間の時代第四紀”

以上についてリサーチしました。



”力の指輪”時代とつながりの関係を詳しく解説「サルマンの最後は?」

さて、フロド達がローハンのセオデン王の葬儀に参列するためにホビット庄を留守にしている間に事件がありました。なんと、捕らえられていたサルマンがエントから解放された後、ホビット庄にやってきたのです。なぜ???

副業をするサルマン

その事について語る前にこんな事実があった事がわかりました。

第三紀2851年の白の会議でガンダルフからホビットのパイプ草のことを聞かされたサルマンは、ガンダルフがこの種族を大いに気にかけていることを訝しみ、ホビット庄を詮索するようになる。

それとともに入手したパイプ草に夢中になったサルマンは、南四が一の庄にパイプ草農園を持つサックビル=バギンズ家と密かに取引をはじめ、指輪戦争が迫る頃には大量の軍需物資を同家から調達するようになっていた。

へ―――!!! サルマンったらこんな事をしていたのですか!?

白の魔法使いにまでなったサルマンですが随分と人間臭いところがあるのですね。
この記述を見つけて、サルマンがかわいく見えてきました(ほんの少しですが)、ただの欲の深いじいさんでしたね。

ではどんな事件だったかというと…

ホビットに仕返しをするサルマン

9月22日アイゼンガルドから追われ荒野をさまよう乞食になったサルマンは、7月にローハンに行くフロドたちと行きあたる

ホビットへの恨みから故郷をめちゃくちゃに破壊してやろうとホビット庄に来て「シャーキー」と名乗りごろつきどもを集めてホビット庄を支配する

11月1日
~3日
4人がホビット庄に帰ると、故郷がごろつきどもに占拠され荒れ果てているのをめにする

メリーはローハン国のエオウィンから授かったマークの角笛を吹いて住人たちを決起させ、またピピンは地元の住人たちを引き連れ戦う
そしてシャーキーが率いるごろつきどもを排除して故郷を取り戻す

袋小路屋敷を占拠していたシャーキーことサルマンはフロドたちと対面する

ここでサルマンはフロドを刺すが、刺されてもサルマンを擁護しようとした
しかしサルマンと同行していた蛇の舌グリマによって刺殺される
グリマも瞬時にホビットの射手によって射殺

サルマンによってホビット庄が被った損害は大きかったがホビットたちは協力して立て直した
この時、サムワイズがガラドリエルから贈られた庭土と種が大いに役立ち、ほとんどの傷が癒され元の美しいホビット庄を取り戻すことができた

3020年
5月1日
サムワイズ・ギャムジーはロージー・コトンと結婚して袋小路屋敷に移り住む
3021年
9月29日
エルロンド、ガラドリエル、ガンダルフ、フロド、およびビルボは灰色港から出発しアマン(不死の国)へ向かう
10月6日サムワイズは袋小路屋敷へ帰ってくる

 

フロド、ホビット庄を去る

戦いが終わって指輪が消滅した後でもナズグルの刃の傷が痛むフロドは3021年9月29日、ビルボらと共に灰色港から旅立ちます。このシーンは本当に切ないシーンでした。サムワイズもメリーもピピンもフロドの決断を知らされておらず、皆愕然としていました。涙無くしては見れない悲しいシーン。

でも最後に見たフロドの笑顔が柔らかな光に包まれていて天使のようでした。



”力の指輪”時代とつながりの関係を詳しく解説「第四紀は人間の時代」

中つ国から指輪が去り人間の時代となります。

サルマンの仕業で荒廃したホビット庄でしたが、ロスローリエンを旅立つ時にガラドリエルからもらった「種」を育て土地は元の通り豊かになりました。

6年サムワイズはホビット庄庄長に選出される。
ペレグリン・トゥック(ピピン)はロング・クリーヴのダイアモンドと結婚する。エレッサール王(元の名をアラゴルン)は勅令を発して、人間がホビット庄にはいるを差し止める。王はホビット庄を、北方王国保護下にある自由地とする。
9年ペレグリンの息子ファラミル生まれる。
10サムワイズとロージーに三女金捲毛(ゴルディロックス)が生まれる
11

メリアドク・ブランディバック(メリー)はブランディワイン川を挟んで東側の対岸バッグ郷の領主になる

13ペレグリンはトゥック一族の家長となる
15ギムリの父、グローインが死亡する
43エレッサール王(元の名をアラゴルン)とアルウェンに息子エルだリオンが誕生する
61サムワイズ・ギャムジーの妻ローズが亡くなる
娘エラノールに指輪戦争の記録本を託し灰色港から海を渡ってアマンに去った
63102歳のメリアドク・ブランディバックおよびペレグリン・トゥックはローハン国のエオメル王の最期を看取り、その後ゴンドールに住むためにホビット庄を去った
82ローハンのエオウィン姫と結婚したファラミアが120歳で死亡。かれの息子エルボロンは大公を継いだ
120年
3月1日
エレッサール王(アラゴルン)210歳で遂に崩御される
122年にわたる治世であった。息子エルダリオンが王位に就いたゴンドールに住み、最期を迎えたメリアドクとペレグリンの棺が、アラゴルンの傍らに並べられたレゴラスは船を創り、年老いたギムリを伴って不死の国へ旅立った
121年翌年、エレッサール王(アラゴルン)の妻アルウェンが2901歳で亡くなる
172年ペレグリンの曾孫の依頼でゴンドールの王の秘書により「西境の赤表紙本」の写本が完成する

ここまでが神々が生まれた創世のヴァラール年より、太陽年第四紀までの時系列と年表でした。

そして、第四紀以降も歴史は続き、我々が今生きている歴史に合流します。
トールキンの設定によると、現代より約6000-8000年前が指輪物語の時代であり、現代は第五紀か第六紀に相当するということです。

”力の指輪”時代とつながりの関係を詳しく解説「第四紀」まとめ

今回が時系列年表の最後になります。第四紀はエルフもホビットもドワーフもいない、私たちが今いる時代につながる歴史になります。

さて、J・R・R・トールキンの創った世界を創世から人間の世界に至るまで見てきました。まとめてみると膨大な量になりました。最初は「面白そうな映画だなぁ」とロードオブザリングを見始めて、続いて「力の指輪」を見て、トールキンの世界をもっと知りたくなり、この年表をまとめたのですが…深い、深すぎる…。

調べて、読んで書いてみてどれくらい把握できたでしょうか?原作を読むだけのパワーがないのでこれで留めておきますが、いつかはよんでみたいと思います。

この記事では

・「力の指輪」時代とつながりの関係を詳しく解説”サルマンの最後”
実は副業をしていたサルマン、ホビットを恨み仕返しをする
・「力の指輪」時代とつながりの関係を詳しく解説”人間の時代第四紀”

以上についてリサーチした事をまとめました。

また、力の指輪 時系列と年表 見る順番と中つ国の地図 やあらすじと見どころなどをまとめてみました。併せてご覧頂けたら嬉しいです。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。〈Pinoko編集局〉



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