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Amazonprimeで独占配信されているドラマシリーズ「ロードオブザリング力の指輪」は時系列でいうと第二紀のエルフの指輪ができるまでが描かれました。この記事では原作者トールキンの創った世界「力の指輪」の舞台となる第三紀「大いなる年」の歴史を紐解いてみました。
この記事でわかること ロードオブザリング 歴史と年表「太陽年第三紀」 ロードオブザリング 旅の仲間の時系列 ロードオブザリング 二つの塔の時系列 ロードオブザリング 王の帰還の時系列 |
ロードオブザリング 歴史と年表「太陽年第三紀」
「太陽年第三紀」については3018年から3020年の短い期間になります。これより先が映画で3部作として描かれた「指輪物語」になります。
歴史年表を作っていて驚いたのはこれらの3つの出来事がたった2年間の短い間に起こった、という事です。
「太陽年第三紀」に入る前に少し、おさらいをしてみましょう。「第三紀」では「太陽年第三紀」につながるファンの皆さんがよく知っている人物が大勢登場しました。
まず、ホビットの冒険・3部作で描かれた出来事がありました。そして、サウロンに対抗するために結成された「白の会議」でガンダルフが辞退した「議長」の座に就いたサルマンは、その事が原因でガンダルフに嫉妬しアイゼンガルドに引きこもってしまいました。
フロド・バギンズが生まれ、事故で両親を亡くしてビルボ・バギンズに引き取られ、フロドが生まれた10年後にゴンドール国ではボロミアと弟のファラミアが生まれます。
ホビット庄ではビルボはフロドに「指輪」と袋小路屋敷を残して旅立ちます。
ローハン国ではセオデンが17代の王になり、サルマンはセオデン王を操るために「蛇の舌グリマ」をローハン国に潜入させます。
ではさて、いよいよ映画の舞台になった「太陽年第三紀」に入ります。
『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』IMAX版観ましたが、あらゆるイマジネーションを凌駕した体験に涙が止まらない。
他者の願いが自分の使命に変わる瞬間。その重責は仲間と分かち合う事がてきる。厄災によって“愛しい人”と離れ離れになっていた現代の我々が今観るべき1本。何度も何度も涙を拭った pic.twitter.com/56u1KQnZxE— たにザッケローニ in LA (@Tani_Zaccheroni) September 16, 2022
ロードオブザリング旅の仲間の時系列
フロド・バギンズは指輪を葬るために「滅びの山」を目指して仲間と共に旅を始めます。
ガラドリエルから贈り物をもらっていたのはフロドだけじゃない!
サウロンは指輪の幽鬼ナズグールに「一つの指輪」を取り戻す任務をあたえる | |
3018年 4月12日 | 魔法使いのガンダルフはホビット庄のフロド・バギンズを訪ねる ビルボから受け継いだ指輪の正体を伝え、指輪を持ち去るように告げる |
6月20日 | サウロンはゴンドールの王都オスギリアスを攻撃 |
7月4日 | ボロミアはミナス・ティリスを去る |
7月10日 | ガンダルフはサウロンの配下になったサルマンにアイゼンガルドのオルサンクの塔に幽閉される |
9月18日 | 茶色のラダガストとして知られるイスタリ(魔法使い)からの伝言を聞いた大鷲のグワイヒィルはガンダルフを救出してローハンの王都エドラスまで送り届ける ガンダルフはローハンで通常の馬より遙かに足が速く、また持久力もずば抜けているメアラス族の長「飛蔭」を得る |
9月23日 | フロド・バギンズはサムワイズ・ギャムジー(サム)、メリアドク・ブランディバック(メリー)ペレグリン・トゥック(ピピン)と共に袋小路屋敷から旅立つ |
9月30日 | フロド・バギンズはガンダルフの計画に添ってブリー村の躍る小馬亭に行く そこでアラゴルンに会う |
10月6日 | フロドたちはアラゴルンと共にエルフの「裂け谷」へ向かう途中で、ナズグールに襲われ傷を負う |
10月20日 | 死にかけているフロドはアラゴルンの婚約者でエルフのアルウェンの助けで裂け谷に入り、エルフの治療を受け、一命をとりとめる |
12月25日 | 裂け谷でのエルロンドの会議で「一つの指輪」はモルドールの火の山に運び破壊すべしと決定される。 指輪の運び手として選ばれたのはフロド・バギンズ ガンダルフ 9人の旅の仲間は裂け谷から夜に出発した |
3019年 1月15日 ~17日 | サルマンの攻撃によって進路を変更してモリヤの坑道に入る9人 ガンダルフはモリアの橋の上でバルログと戦い、奈落へと落ちる 残った旅の仲間は先へ進みガラドリエルが統治する樹上都市ロスローリエンに入る第三紀においてガラドリエルはもっとも力のあるエルフでエルフの3つの指輪の一つ「水の指輪ネンヤ」の保持者 |
2月16日 | ロスローリエンを出発する旅の仲間たちにガラドリエルは贈り物を授ける *アラゴルンへはアンドゥーリルの鞘と緑の石(アルウェンから言付かったもの、もとはエアレンディルが保持していたともいわれている) ガラドリエルはモリヤでバルログと闘い奈落に落ちたガンダルフを大鷲グワイヒィルを派遣して彼をケレブディルの山頂から救い出す。 ロスローリエンでガンダルフは治療され、白の衣に装われる。この時より灰色のガンダルフが白のガンダルフになる |
2月26日 | 大河アンドゥインの岸辺のパルス・ガレンの草地で指輪の仲間は離散する。 ボロミアはフロドの指輪を欲しがった為にフロドが指輪を使わざるを得ず、居場所がナズグールにバレてしまい、オークに襲われる ボロミアはメリーとピピンを守ってオークと戦い討ち死にする メリーとピピン、オークに攫われ連れ去られる フロドとサムは皆と分かれてモルドールに向かう |
ロードオブザリング旅の仲間の考察
ガンダルフはサルマンに捕らえられますが、2か月もの長い間幽閉されていたのですね。
それを知った茶色の魔法使いラダガストによって知らせを受けた大鷲のグワイヒィルが助けにきた、という細かな事がわかるのはとても新鮮です。
ガンダルフはモリアの坑道でバルログと戦い、奈落へと落ちた時もガラドリエルよって派遣された大鷲グワイヒィルによって助けられました。
またフロドが裂け谷へ向かう途中の風見が丘でナズグール「アングマールの魔王」に刺されて傷を負いますが、回復までにほぼ3か月かかっています。モルグルの刃の破片は心臓へ進み続けフロドを幽界に引きずり込もうとしていましたがエルロンドによって破片は取り除かれ、癒されたのです。
樹上都市ロスローリエンを旅立つ時、ガラドリエルはフロドにエアレンディルの星の光を集めた水晶の小瓶「玻璃瓶」を授けます。でも他のみんなもそれぞれ贈り物を受け取っていました。
印象的だったのはサムワイズがもらった小箱に入った「種」です。これはおそらく創世より光をともした「二つの木」銀の木テルペリオンと金の木ラウレリンの子孫になる種ですね。庭師サムワイズにぴったりの贈り物です!
この二つの木について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
ロードオブザリング二つの塔の時系列
大河アンドゥインの岸辺のパルス・ガレンの草地でのオークとの戦いで、残念ながらボロミアは討ち死にし旅を終えましたが、「フロドとサム」「メリーとピピン」「アラゴルン、レゴラス、ギムリ」の3グループに分かれて旅を続けます。
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
この夜を生き抜け。本当に怖いのは、勇気を試す機会に見放されること。何もしなければ、やがて僕らの世界は闇に覆われる。戦わずにどうしてこの世界を守れるのだろうか。やがて語り継がれる物語の主人公たちは、決して後戻りはしなかった。進め、光の方へ。 pic.twitter.com/138zz40WnF— sally|映画 (@seemoreglass_99) October 24, 2022
3019年 2月29日~ 3月1日 | メリーとピピンはオークから逃れ木の鬚エントと出会う メリーとピピンを追ってきたアラゴルン、レゴラス、ギムリは「白の魔法使い」となったガンダルフに再会する |
3月1日 | 【角笛城の合戦】 ・サルマンはローハン全体を手中に収めようと画策し蛇の舌グリマを使ってセオデ ン王を支配する ・ガンダルフによってサルマンの支配から解放されたセオデンはサルマンと闘う事を決意しガンダルフ一行と共にヘルム峡谷に進軍する ・角笛城でサルマンのアイゼンガルドの軍勢を迎え撃つ
・アイゼンガルドのオークの軍勢に圧されるが夜明けとともに援軍を引き連れたガンダルフが戻り、一気に形勢逆転、アイゼンガルド軍は壊滅した ・アイゼンガルドのサルマンはメリー、ピピンとエントらの攻撃によって倒され、オルサンクの塔にそのまま幽閉される
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3月7日 | ゴンドールではボロミアの弟ファラミアが、フロドとサム、道案内のゴラムを捕らえヘンネス・アンヌーンに連行する フロドの背負っている重責を目の当たりにしたファラミアは3人を開放する |
ロードオブザリング二つの塔の感動ポイント
サルマンに操られているローハンのセオデン王が白の魔法使いとなったガンダルフによってその支配から解放されるシーンが「ざま見ろ!」て感じでセオデン王と同じようにすっきりしました!
【角笛城の合戦】では映画「二つの塔」でいよいよ絶体絶命、となった時に陽の光と共に崖の上から現れたガンダルフが率いる軍が雪崩のように駈け下りてくるシーンを見ると、涙が出るほど感動します。
ロードオブザリング王の帰還の時系列
ローハン国での戦い【角笛城の合戦】で勝利したアラゴルンたちはサルマンが立てこもっているアイゼンガルドに向かい、そこでメリーとピピンに再会しお互いの無事を喜びます。好奇心旺盛なピピンが、サルマンの持っていた遠見の石パランティールを見てしまった事で、サウロン勢がゴンドール国へ進軍していることを知り、ガンダルフはピピンを連れてゴンドールへ向かいます。
一方、アラゴルンたちはローハン軍と進軍しますが、アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人は途中でわかれて死者の道に向かい、死者の王とその軍勢を引き連れてゴンドールのペレンノール野へ海から向かいます。
3019年 3月8日 | アラゴルン、レゴラス、ギムリが死者の道に入り、死者の軍団を引き連れて南から進軍する |
3月9日 | ガンダルフとピピン、ミナス・ティリスに到着する |
3月13日~ 3月15日 | ゴンドール/ペレンノール野の合戦 ゴンドールの都ミナス・ティリスの攻略を目指すサウロンのモルドールと東夷、南方人を含めた同盟軍と、それを阻止しようとするゴンドールとミナス・ティリス守備軍、ローハン軍などが加わった同盟国軍の間で行われた指輪物語における最大級の激戦。 先のローハンの戦いでゴンドールが応援に来なかった事から、セオデン王はゴンドールの危機に手を出すつもりではなかったが、ゴンドールで上がった「狼煙」がついにローハン国まで届き、助けを求めている事がわかるとセオデン王は求めに応じてゴンドールに進軍する。
ミナス・ティリスはナズグールのアングマールの魔王の指揮するモルドール軍によって包囲される。ローハンのセオデン王はナズグールのアングマールの魔王に襲われるがエオゥイン姫とメリーの攻撃によって消滅する。 アラゴルン一行はアンドゥイン大河をさかのぼりミナス・ティリスに入り、死者の大軍を引き連れて参戦、態勢は守備側に傾き、ゴンドールと同盟国軍は勝利した。 |
3月25日 | フロドとサムはゴラムの案内でモルドールに入るが、ゴラムの策略でフロドに遠ざけられたサムだが、フロドに寄り添い続ける。フロドとサムは滅びの山の火口にむかう。火口に近づくにつれて指輪は重さを増し、フロドの首に食い込む。
フロドたちの目的をサウロンから隠す為、アラゴルン、レゴラス、ギムリ、ガンダルフとゴンドールやローハン軍からなる西軍はモルドールの黒門へ陽動攻撃を仕掛ける サウロンは黒門を開いて更なる大群を解き放って西軍を包囲する 最後の最後でフロドは指輪の誘惑に負けて指輪をはめてしまう 指輪は溶岩の中で溶けて消滅、と同時にサウロンの目も崩壊してオークどもも大地に飲み込まれていく 滅びの山が大噴火をおこし山に取り残されるフロドとサム 目を覚ますと次々に現れる旅の仲間たちの喜びの顔 |
5月 | アラゴルンはゴンドールとアルノールが統一された新しい王国の王となる その後、夏至の日、不死の国へ旅立たず人間になることを選んだアルウェンと結ばれる |
7月 | 一同はローハンへ立ち寄りセオデン王の葬儀に参列、その後ホビット庄に戻る |
「二つの塔」「王の帰還」はほんの数日の出来事が描かれていました。これも時系列を調べなければわからなかった事です中つ国に激震が走った数日間だったのですね。
ロードオブザリング歴史と年表第三紀、旅の仲間と二つの塔、王の帰還までを時系列で解説まとめ
「太陽年第三紀」の年表の内容は短い期間での出来事が主になっています。これほどの壮大な物語のたった数日の出来事を3部作で描いている訳ですが、全体を見るとエピソードは膨大にありますね。
ロードオブザリング 歴史と年表「太陽年第三紀」
ロードオブザリング 旅の仲間の時系列
ロードオブザリング 二つの塔の時系列
ロードオブザリング 王の帰還の時系列
以上について調べた事をまとめました。
原作者トールキンの創造(想像)した宇宙の始まりから第一紀まではこちらをご覧ください!
第二紀から第三紀までの「力の指輪」の舞台になったヌーメノール国と繁栄と滅亡や指輪が作られたエピソードはこちらをご覧ください。
ロードオブザリング、力の指輪 時系列と年表 見る順番と中つ国の地図 やあらすじと見どころなどをまるっとまとめてみました。全貌が知りたい方はこちらをどうぞ!!!
最後まで読んでくださってありがとうございました。〈Pinoko編集局〉
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