「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」あらすじとキャスト&感想

SHERLOCK/シャーロック

「SHERLOCK/シャーロック」自分のことを高機能社会不適合と言い、自分以外は全て馬鹿くらいに思っているシャーロックにいよいよ宿敵モリアーティが直接勝負を挑んできたようです。
現在、AmazonprimeやHuluにて視聴可能です。

この記事ではシーズンごとのエピソードについてあらすじ(ネタバレ)と感想をまとめています。

今回は
・「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」あらすじ(ネタバレ含む)
・「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」キャスト紹介
・「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」の考察と感想

以上についてリサーチしました。



「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」あらすじ(ネタバレ含む)

シャーロックは興味をそそられる難解な事件の依頼がなく、退屈しきって部屋で拳銃をぶっ放している。街が平和すぎて退屈だ、と愚痴っていたら突然向かいの建物で突然爆破が起こりました。221Bのシャーロックのアパートも被害を受けました。

シャーロックの愚痴に嫌気がさしたジョンは、アパートを出て職場の同僚サラの部屋に泊まっていて翌朝のニュースでその事を知りました。慌てて帰るジョン、部屋にはシャーロックの兄マイクロフトが来ていました。

極秘開発されているミサイルシステム「ブルースパーティントン」の設計図が盗まれたので探し出すよう、シャーロックに依頼すますが、「忙しい」と言って断るシャーロック。興味がわかなかったようですね。

「大いなるゲーム」のはじまり

その後、ヤードのレストレイド警部から爆破事件に関する依頼が来て、そっちは引き受ける事にしました。選ぶ基準が解りませんが…。
爆破現場に残されていたシャーロック宛のスマホが…、それは最初の事件「ピンク色の研究」で使われたピンク色の携帯に似せたもので、何らかの関係性を示唆するものでした。

また、その携帯に、シャーロックが制限時間内に謎を解けないと、電話を掛けている人質が爆発で死ぬという着信がありました。シャーロックは、人質に爆弾を巻き付けて脅迫してくる爆弾魔と、事件の謎を解くことで対決するゲームを始めるのです。

「ついに幕が上がった、いずれ来るだろうとは思っていた」シャーロックは、相手が仕掛けてくることを予見していたのです。

1つ目のゲーム「カール・パワーズ」

手がかりとして提示された写真は20年前に購入された1足の靴。
女性の声で電話がかかってきました。犯人は女性を拉致し、メッセージを伝えさせるのでした。12時間で謎を解け、と。

シャーロックはその靴を分析して靴の持ち主だったカール・パワーズに辿り着きます。そして1989年に死んだその少年の事を思い出しました。

死因は事故死として片付けられていましたが、分析で「ボツリヌス菌」が検出されました。皮膚疾患のあったカールはボツリヌス菌が混ぜられた軟膏を塗って菌に感染、それが原因で死亡したのでした。シャーロックが制限時間内に真相を解明したので、最初の犠牲者は解放されました。

そして次の電話が…。

2つ目のゲーム「イアン・モンクフォード」

ピンクの携帯に次なる映像が送られてきました。それは放置車両のように見える車が一台。続いて、なぜかサリー・ドノヴァン巡査部長の携帯にシャーロック宛の電話がかかってきます。(誰の電話番号でも簡単に入手できることを強調しているみたいですね)
次の犠牲者は男性、「今回は8時間で謎を解け」

画像の車を発見し現場に行く一同。車はレンタカーで、借りたのは銀行マンのイアン・モンクフォードでした。車内には血痕、ですが姿はなし。
イアンの妻に聞き取りをした事で、違和感を感じ、これを偽装自殺だと見抜きました。イアンが生きている事、イアンの妻、レンタカー会社のオーナーもグルであることを突き止めました。

そして、男性被害者は無事に解放されました。

次の犠牲者は???

3つ目のゲーム「コニー・プリンセス」

そして次の犠牲者は目の不自由なおばあさん、制限時間は12時間。シャーロックがなぜこんな事を!?と聞くと「君が躍るのを見たい」とおばあさんを通じて答える犯人。

送られてきた画像は人気司会者のコニー・プリンセス、そのコニーが破傷風で亡くなったというニュースが流れました。犯人はコニー・プリンセスの弟、ケニーの使用人のラウル・デ・サントスだと突き止めました。

破傷風で死亡したと発表されていましたが、コニーにいつもひどい目に遭わされている弟ケニーに同情した使用人ラウルが、ボトックス施術に使うボツリヌス毒素を使ってコニーを殺したと判明します。シャーロックは謎を解きましたが、彼女が犯人の声の特徴を伝えようとしたために体に巻き付けられた爆弾が爆発、老女を含む12人が犠牲となりました。

この事件で自分の事をしゃべられそうになった犯人が初めて自分の手を汚しました。これまでは傍観者の位置にいて実際にはタッチしない、悪党どもは犯人に犯罪指導をしてもらっている、という事実に行き当たります。

4つ目のゲーム「アレックス・ウッドブリッジ」

今回の人質は男の子です。送られてきたのはテムズ川が写り込んだ画像。その場所では男性の遺体が発見されました。遺体はヒックマン・ギャラリーの警備員であるアレックス・ウッドブリッジと判明しました。

アレックスはヒックマン・ギャラリーで開かれる展覧会の目玉・フェルメールの絵が贋作だと突き止めたため殺されたと推理するシャーロック。フェルメールの時代には発見されていなかったヴァンビューレン超新星が絵の中に描かれていたことが贋作の決め手だと気付きます。最後に画廊の責任者が分け前欲しさに贋作詐欺を計画し、メッセージや音声でモリアーティが協力したことを明かします。

犯行の手口を「優雅だ…」と感心するシャーロック、自分と同じように脳が働き、同じように退屈している犯人に出会って満足している様子です(不謹慎ですが…)その能力が「善」にいくか「悪」に行くかの違いだけ。ジョンに「似たもの同士だ」と言われてしまいますが、「僕は違う」と否定するシャーロック。そして直接対決へ向かいます。



「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」キャスト紹介

いつものメンバ―に加えて、今回はヤードのレストレイド警部も登場して一安心(第2話では多忙にてお休み)で、私の好きな毒舌サリー・ドノバン巡査部長も登場しました。シャーロックに対する毒舌を堪能しましたよ!

そしてついに、第1話、2話では犯罪者に助言をするだけの存在で隠れていた、シャーロックの宿敵となるジム・モリアーティ(アンドリュー・スコット)が姿を現しました。

 
第3話を最後まで観たら、「あれ?この人、出てたじゃん?」てわかりますが、想像以上に早い段階でシャーロックに接近していましたね。それは検視官のモリー・フーパーの彼氏で同じ病院で働くジムとして登場していました。

シャーロックはチラッと見ただけでジムの事を「ゲイ」と言い捨てましたが、まさかこの男がモリアーティだとはだれも思わなかったでしょう。

「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」の考察と感想

冒頭のシャーロックがベラルーシでの事件の容疑者に聞き取りをする場面では、相手が気の毒になるほどいちいち言葉尻をとって言い間違いを訂正するのが面白いですね、そうそうこの感じ、このスピード感が必要なのよ。と思いました。このシーンを見て、面白そうっ!!!って思えましたもの。

このテンポが第2話には足りなかったのかなぁ、つかみは大事!という事でしょうか。

「大いなるゲーム」ではシャーロックは4つのゲームを仕掛けられ、それぞれ人質を賭けて謎解きをさせられることに。1話、2話では表に出なかった犯人が直接コンタクトをとってきました。いよいよ、開戦!って感じ?

でも、シャーロックはそいつの存在に薄々気が付いていたみたいですね。「ついに幕が上がった、いずれ来るだろうとは思っていた」というセリフに現れていました。3話の終わりはなんと!ジョンが人質になってしまいました。なにやってんのよ、ジョン!!!

そしてついにモリアーティとして姿を現したモリアーティは(ややこしい?モリーの前ではIT部門のジムでした)犯罪者というより、おちゃらけた、やんちゃな男の子って感じでした。シャーロックとジョンを相手に遊びを楽しんでいるように見えます。

シャーロックとの掛け合いのセリフもいちいち面白いのです。
「今、僕が君を撃ったらどうなる?」と銃をモリアーティに向けてシャーロックが言うと
「僕がびっくり仰天した顔が見られる」と答えるモリアーティ、とか。
現代のシャーロックに対抗する相手は、現代のモリアーティ、今後の絡み合いが楽しみになりました。

最終的にはシャーロックが拳銃で爆弾に狙いを定め、ジムもろとも爆死させることを選んだところで、物語はクリフハンガーとなって終了します。次回はどうなる???

最後に、私の好きなサリー・ドノヴァン巡査部長のニッチなエピソードついて書かせて下さい。
ジョンのブログに「シャーロックは地動説を知らない」とでも書かれたのでしょう、レストレイド警部がシャーロックに「君は本当に地動説を知らないのかい?」と聞くと、そばにいたサリー・ドノヴァン巡査部長が嫌味な感じでふふんと笑います。 いちいちシャーロックの上げ足を取りたいサリーが面白い!!!

また、ジョンに向かって「まだ(シャーロックと)つるんでるのね、真逆だから魅かれるんだ!」とか「趣味を見つけなさいよ、鉄道模型とか切手とかぁ」とアドバイスよろしく言い放ちます。「釣りよ、釣りがいいわ!」とか。シャーロックを呼ぶときも「ねえ、変人!」ですもの。いい味を出していますねぇ。小気味よいとはこの事でしょう。

「SHERLOCK/シャーロック」は主役のシャーロックとジョン以外の脇役さん達もそれぞれ個性が立っていて、注意深く見ていると笑えるシーンがたくさんあって、それも人気である理由の一つですね。

「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」まとめ

「SHERLOCK/シャーロック」でのジム・モリアーティは、歴代モリアーティの中でも若いですね、シャーロックと同時くらいの年齢設定みたい。年齢が近いだけあって「マウント取りたい」欲が過ぎる二人の駆け引きが今後も見どころですね。

今回は
・「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」あらすじ(ネタバレ含む)
・「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」キャスト紹介
・「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」の考察と感想

以上についてリサーチした事をまとめました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。〈Pinoko編集部〉



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