大奥14話 仲間由紀恵怪演 ネタバレあらすじと感想  見どころと次回予告

大奥2023

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シーズン2となる大奥”医療編”第14話のあらすじと見どころ、また次回予告をまとめています。田沼意次と青沼、平賀源内らによって赤面疱瘡の予防法「人痘接種」が発明され、その恩恵を受けた一橋治済の息子家斉が将軍になりました。大奥は元の姿、美女が侍る場所となったのです。

治済を演じる仲間由紀恵さんが、パワー解禁!怪演ぶりが際立つ医療編の後半が始まります。

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大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第14話

前回(13話)のお話は…

明るく楽しい雰囲気で始まった医療編でしたが前半は悲しい結末になりました。田沼意次は失脚し、平賀源内も梅毒にかかって死亡、蘭方医の青沼は打ち首となりました。

赤面疱瘡を撲滅するために立ち上がった人々の結晶「人痘接種」を残して、大奥”医療編”前半の3話が終わりました。

14話 ネタバレあらすじ 治済やりたい放題

「たった5年で和子様が11人ですぞ!」越中・松平定信(安達祐実)の衝撃的なセリフから始まります。これ以上子が増えたら金がいくらあっても足りない、と治済(仲間由紀恵)に訴えますが、それを何とかするのが老中であろう、とかわされてしまいます。立場をわきまえろ、と言葉遣いまで指摘されました。

田沼意次を失脚させた時「ともに正しきご政道を天下に示そうではないか!」と手を組んだはずでしたが、将軍の母になった治済には太刀打ちできません。今更ながら、組んだ相手が怪物であったことに後悔しているようです。

越中はその足で家斉(中村蒼)のもとに向かい、直接訴えました。財政が危機なのでこれ以上子どもを作るのはやめてほしいと。

家斉はもっともだ、と思ったのか「大奥にわたるのを控える」と治済に言うと「越中は我々の血筋を絶やして、将軍の座を狙っている」と言われ引き下がるのでした。気の弱い家斉は母・治済の言いなりです。

治済は特例を作って自分の呼び名を「大御所(引退した将軍につける呼び名)」と改めてほしい、と越中に指示しました。理由は将軍家斉の母親ではあるけど、実権を握っているのは自分なのだからだそうで…。

それを聞いた越中は「はぁ!?」と、ドン引き!正すべきは呼び名ではなく、実情の方です、と厳しくいさめて却下しました。すると治済は仕返しに、家斉を通して老中職を解かせました。

受け入れるしかなかった越中は「このままではいつか上様もこの国もあの方に滅ぼされます」そう言って去りました。

大奥総取締となっていた武女 むめ(佐藤江梨子)はこのことを知り、隠居を申し出ました。今まで治済の汚れ仕事を引き受けてきた武女ですが「これ以上殺生はしたくない、これまでのことは口をつぐんで尼寺に籠ります」と。

そうです、梅毒もちの男に平賀源内を襲わせたり、前将軍・家治公と娘をヒ素中毒にして殺したのは治済の指示を受けてやったことでした。今回も、越中の殺害を指示されるかと思ったのでしょうね。

だが」と大きく一言、続けていつもの調子で「そこまで辞めたいと言うなら致し方あるまい」と治済。震え上がる武女に治済は茶をふるまいました。

ひぃぃぃぃ~~~~、マジで怖い。

これまで可愛い子ぶったしゃべり方しかしなかったのに「だが」って大声で言ったぁ~~~。

すごい破壊力!!!いや、仲間由紀恵さんの演技力、これほどとは!?恐れ入りましたぞ。

私は母上の操り人形だから、という家斉は御台・茂姫(蓮佛美沙子)に何かしてみたいことはないの?と聞かれ「人痘」と答えました。自分が子どもの頃に人痘を受けたおかげで生き延びて将軍になった、国中の男に人痘接種をすればもっと動けるようになるし、女子も楽になると。

そして「人痘を再び始めませんか?」恐る恐る治済に言ったら、見る見る顔色が変わり
「男がまつりごとを語るのではないわっっっ」と激怒!!!その様子に、目ん玉ひん剥いて驚く家斉。
更にこう続けます。

男など女の力がなければこの世に生まれ出ることもできぬ出来損ない、出てきたら出てきたで、働きもできず子を産むこともできない、できる事と言ったら乱暴と種付けだけ、そんなくずを盛大に増やしてどうしろと言うのじゃ!

ひぃぃぃぃ~~~!!!この時の仲間由紀恵さんの目に注目!

イッっちゃってます。怖いッ!そして、上手い!!!

これまで側室との間に多くの子を成した家斉、ついに御台の茂姫も懐妊なさって正当な後継者が出来ました。側室のお志賀の方(佐津川愛美)も同じ時に懐妊しさらに子どもが増えることに…。

祭りの日、家斉や御台、側室らと子ども達が集っている席に治済が現れました。一同の間に緊張が走りますが、治済は懐いて近寄ってきた男児の名を呼び間違えたぐらいで、立ち去りました。大勢孫がいるので仕方ないですね。

治済が去ったあと、顔見世してくれたことのお礼を言い忘れた、と御台が治済の後を追いました。同時にお宇多の方が息子、敬之助の姿が見えないと探し始めました。

治済を追って廊下の角を曲がった御台は見てはならないものを見てしまったのです。目に入ったのは、治済が敬之助の首をぐいぐいと足で踏んで締めている光景でした。凍り付く御台、咄嗟に姿を隠しましたが、衣擦れの音に気が付いた治済は立ち去りました。

その数日後、急な食あたりで敬之助が死んだと聞かされた御台は、廊下の端で見た光景を思い返すのでした。

14話 ネタバレあらすじ 源内の遺産

平賀源内の墓に手を合わせる伊兵衛(岡本圭人)杉田玄白(小松和重)黒木( 玉置玲央)の妻、るい(
中村映里子)の姿。黒木は平賀源内の後を継いで、軽症の赤面疱瘡の患者を探す旅に出ていました。ある村にたどり着いたとき、ふいに飛んできた竹とんぼを拾って、そこに「源」の刻印があるのに気づきました。

それは「飛びすぎてどこに行くかわからないので失敗作だ」と言った平賀源内の作品でした。拾いに来た女児の母親に「昔、源内さんにもらったもの」と聞きこの村に源内が来たことを知り感動する黒木。

家に行くと、源内が書き記した文書が大事に保管されていました。その女児がまだ生まれる前のお腹が大きい頃に出会ったらしく、もし生まれてくる子が男の子だったら軽い赤面の症状の患者か熊の痘を潰して針で子どもの腕に突き刺すといいよ、と人痘の指導をしていました。それを書き残していたのです。

そこで、その村では軽い赤面が出たときに、試しに源内が言ったことを実行したのだそうです。そのあと黒木が目にしたものは、村の畑で働く大勢の男たちの姿でした。

黒木さんたちが登場してきてホッとしました。13話のラストで「あまりにも理不尽ではないか」と叫ぶ黒木さんの姿があまりに胸が痛かったので、リベンジの機会があったらいいなと思っていましたので。

14話 ネタバレあらすじ 治済の趣味

御台は側室たちと仲良くいい関係を築いており特にお志賀の方とは仲が良く子どもたちをよく一緒に遊ばせていました。

この時、お志賀の方が「先日はちまきをくださりありがとうございました」とお礼を言われましたが、贈った覚えがない御台は「ん?」と気にはしましたが聞き流しましたね。

その後にお志賀の方の長女・総姫が急死。不可解なことに、悲しみに暮れるお志賀の方から3度にわたりカステラが贈られてきたのです。人を疑うことを知らない御台は姫を亡くした悲しみを共有してほしいと思い贈ってくるのだろう、と息子の敬之助とカステラを食べ続けました。

ところが御台も敬之助の酷い咳と熱に襲われ、漢方医から出された薬湯を飲んだ敬之助は亡くなりました。

この時、薬湯を渡した漢方医、先の将軍家治公と娘にヒ素を飲ませた女ではないですか!?まだ治済の手下として存在していたのですねッ(怒)

カステラに毒が盛られていたことを知った御台はお志賀の方を問い詰めます。激しく詰め寄る御台に「カステラなど1度も送っていない」と必死で訴えるお志賀の方。

そこで、思い当たります、治済の仕業だと。

駆け付けた家斉に「あいつはあなたの子を間引いているのよ、打ち首にして」と泣き叫ぶ御台…。

思いあぐねて家斉は越中に相談に行きました。越中はこれまで治済がやってきた事を家斉に明かしました。将軍職を継げる女をすべて殺し、自分の息子にだけ人痘を行い、その後人痘をさせないように医者たちを追放したこと。

権力争いでの理由であれば理解できるが、なぜわが孫たちを次々と殺すのか理解できないと言うと越中は「忠義を尽くす、世をよく治め徳川を守りたい、そのために力を求めたが、治済と言う人間には志と言うものがない。」更に「世には人がもだえ苦しむさまを楽しむ趣味の者もいる」といいました。

その言葉を聞いて家斉は幼い頃、怪我をしてしまった時、武女に毒入りの茶を飲ませ血を吐き苦しむ様子を心酔するように見つめていた治済の姿を思い出しました。

この時の仲間由紀恵さんの表情、本当にヤバい人でした。

この役を心底楽しんで演じているように感じたのは私だけではないはず。

14話 ネタバレあらすじ 黒木、帰還

男たちが元気で暮らす村を発見した黒木はやっと我が家へ帰っていました。5年にもわたる長い旅でした。旅の成果を伊兵衛に報告し一安心したところに、意外な人物が訪ねてきました。

それは当時大奥付きの漢方医たちを束ねていた御中臈だった人物、で今は将軍付きの側用人松方(前田光輝)でした。

今更何の用だと驚き、怒る黒木と伊兵衛の前に、松方の後ろから姿を見せたのは将軍・家斉でした。家斉は土下座し「どうかもう一度赤面を直してもらえないか!?男が女と同じ力を持てる、男でも女を守れる世の中に変えたい」と身を挺して訴えました。

このラストシーン、田沼意次の志、平賀源内、青沼らの死がやっと報われる時が来たと13話までの軌跡が思い浮かばれて号泣してしまいました。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第14話の感想

いや~、なんと見ごたえがあった14話でした。エピソード盛り込みすぎ!で回収が追い付かないほどでしたね。

仲間由紀恵さんと安達祐実さんの名演技の殴り合いが激しすぎて、女優ってすごいッッ、と改めて思ったのでした。今回は仲間由紀恵さんが大優勝!!!あの黒目がウロウロと泳ぐ様子がサイコパス過ぎてと怖い。

ラストで、たくさんの位牌を前に「思ったより退屈…。」とつぶやくシーン、これ以上、何をやるつもりなのか?誰か早くやめさせてくれ、と言う思いです。

しかし、赤面で男たちが死んでいき、男女が逆転した世の中になった時、全・女たちが思ったのは治済の放ったセリフと同じだったかも?

何なら、現在も内心でそう思っているで女性はいるかもしれないし、いないかもしれない…?(ゆる~く濁しておきましょう)

「男など女の力がなければこの世に生まれ出ることもできぬ出来損ない、出てきたら出てきたで、働きもできず子を産むこともできない、できる事と言ったら乱暴と種付けだけ、そんなくずを盛大に増やしてどうしろと言うのじゃ!」 盛大にって…、ここウケるのですが(笑)

さて、13話で「あまりにも理不尽ではないか」と絶望していた黒木や伊兵衛たちが登場したのが嬉しかった!黒木さん、ひげはやしてワイルドになっていましたね。医者らしい姿になっていてカッコよかった!源内や青沼の遺志を継いで赤面と戦い続けていました。

青沼の最後の言葉「これで人痘の方法がのちの世に伝えられる、いつか必ず再び世の中が人痘を求める時がやってくる」が蘇ってきました。

まさに青沼が言った通り、将軍家斉がわざわざ黒木のもとを訪ね、土下座までして「人痘接種」を頼みに来たのです。怒涛のラストシーンにすっかり胸が躍りました。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第14話の見どころ

14話は見どころがありすぎて、選び難い。ストーリー全てが「気が抜けない、目が離せない」状況でした。まばたきも忘れて魅入った、と言う感じです。全部が良かったけど、あえて言うならラストシーンですね。

母親の言いなりに育った家斉が一人の人間として、男として大きく飛躍していくのを想像できて、大いに期待が持てました。

大奥 15話の予告

「赤面疱瘡撲滅」のために今度は将軍・家斉と黒木らがタッグを組みます。治済に邪魔されませんように…。

黒木(玉置玲央)は、再び人痘の開発に尽力して欲しいと訪ねてきた家斉(中村蒼)に納得がいかず、追い返してしまうも、伊兵衛や家族の説得により家斉と手を取り合う覚悟を持つ。不穏な動きを怪しむ治済(仲間由紀恵)の厳しい目を避けながら、家斉と黒木は翻訳局を新たに立ち上げる。再び青沼や源内、意次と夢見た「赤面疱瘡撲滅」に挑んでいくが、ついには治済の耳に入ってしまうのであった…

https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/6G53119331/

大奥14話 ネタバレあらすじと感想 見どころと次回予告のまとめ

大奥14話ではついにモンスター治済のターンがやってきました。息子を言いなりになるように育て、邪魔者は消す。邪魔者でなくても殺しを楽しむ、もしかしたら家斉に子どもをたくさん作らせたのは、殺しを楽しむ為なのか?とすら思えるように次々と子らを殺していきました。

御台の茂姫と家斉が治済の本当の姿に気が付けたことが、せめてもの救いだったと思える回でした。黒木、伊兵衛がまた復活して、次回からの活躍が楽しみです!

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大奥”医療編” の全話ネタバレあらすじとキャスト一覧、またNHK地上波での 放送予定と見逃し配信情報はこちらの記事に詳しく書いていますので、チェックしてみてくださいね!

                         〈Pinoko編集局〉

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