大奥13話 青沼の死 ネタバレあらすじと感想  見どころと次回予告

大奥2023

PR 本ページにはプロモーションが含まれています

シーズン2となる大奥”医療編”第13話のあらすじと見どころ、また次回予告をまとめています。あらすじについてはネタバレを含みますのでご注意ください。12話の終盤は平賀源内が襲われるという最悪の展開になり、続きを見るのが怖いですがしっかりと見届けていきます。

\31日間の無料お試し視聴ができます♪/


大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第13話

前回のお話は…

12話のラストシーン―――治済か定信かどちらの差し金かは不明ですが源内が男に襲われます。その男の顔には発疹がありました。後日青沼の前に現れた源内は青沼に診察して欲しいと頼んだ源内の肌には梅の花の形の発疹が…。

第13話 ネタバレあらすじ 謎の薬湯

平賀源内(鈴木杏)は夜道で数人の男たちに襲われその中の1人から梅毒をうつされました。青沼(村雨辰剛)の前で「死にたくない」と泣き崩れる源内、このことを田沼意次(松下奈緒)に報告すると田沼は源内の家を訪ねてある書状を見せました。

それには「女でも蘭学を学んでよい」と御条方が改められたことが記されていました。そのことで勇気を得た源内は軽症の赤面患者を探す旅に出ました。

源内が提案した「人痘接種」と言う処置をする準備を始めた青沼らですが、なかなか理解が得られませんでした。

そこに、大奥総取締役の高岳(相島 一之)が慌てた様子で田沼を呼びに来ました。行くと、将軍の一子、家基(いえもと)さまが突然亡くなられたのです。あまりに急な出来事に皆驚きました。打ちひしがれる家治(高田夏帆)にそばに使える漢方医が「気が楽になるお薬」といって薬湯を飲ませました。

この薬湯はどうみても怪しい、飲まない方がいいですよ!飲ませた漢方医が廊下ですれ違って目配せした女(佐藤 江梨子)は源内が襲われた夜、町場にいた女と同一人物です。

第13話 ネタバレあらすじ 人痘接種

家治公の一子家基様が亡くなられて、跡目問題が持ち上がっていました。一橋治済(仲間由紀恵)か松平定信(安達祐実)か…?

天明3年、江戸は地震に見舞われ、ついで浅間山が大噴火を起こしました。噴煙の影響で日照が悪く、大凶作を引き起こしました。米の値は高騰し、生活は苦しくなるばかり。人々の不満は憲政を預かっていた田沼意次に向きました。

更に市中で赤面が広がり、大奥にも忍び込みました。「人痘接種」を中止するようにと定信らから訴状が上がっており他の老中らと揉めているところに知らせが入りました。

源内が軽症の赤面の患者を連れて帰ってきたというのです。入ろうとする源内を漢方医らが止めています。皆が揉めていると呉服の間の御針子で青沼の弟子の伊兵衛が、勝手に患者の疱瘡を採取して自分の腕に打ち込みました。

「人痘接種」をしたことで田沼は治済、定信らに呼び出されます。「上様の大事な男にもしものことがあったらどうするつもりじゃ」と定信に責められます。

それに対し田沼は「もしうまくいけば上様の男を赤面から守った、ということになりませんか?それに赤面にかからないで済む方法があるとわかり、公儀がそれを施せば民の心を取り返せるのでは?」と言い切りました。

黙って聞いていた治済は「それもそうね、幕府が赤面にかからないようにしてくれたとなれば、世の母たちは公儀を崇め奉りましょうね」といい、田沼の意見に同調し一同を驚かせました。

うまくいけばじゃがな…。治済に裏切られて悔し紛れに出たセリフですが安達祐実さんのこのセリフがものすごく上手い!!!何回も繰り返えして聞いてしまいました。

伊兵衛は赤面を発症しましたが、軽症で済み元気に回復してその姿を大奥中を走り回りました。青沼の補佐、黒木も驚くと同時に大変喜びました。

「人痘接種」を希望する者が増え、大名の子息にも希望する者が現れました。それは一橋治済で長男竹千代(のちの徳川家斉)に「人痘接種」を受けさせたのです。運よく家斉は抗体を作ることに成功しました。

驚いたことに治済のそばに仕える「武女 むめ」と呼ばれる女、この女こそが男たちを雇って源内を襲わせて、家治公に薬湯を飲ませた張本人です。…ということは治済の策略で決まりということですね。

武女が「竹千代様のご快癒、おめでとうございます」と言うと「しかしまあ、これで田沼は用済みじゃの」と治済。

「人痘接種」に反対していた定信ですら、甥御らに接種を頼みに来ました。

第13話 ネタバレあらすじ ヒ素中毒

あるとき、田沼は家治公に呼ばれての御前に上がりました。家治公の顔を見た田沼はたいそう驚きました、というのも皮膚にひどい湿疹があり普通の様子ではありません。家治公は青沼に診察して欲しいと言いました。

そこで秘密裏に青沼に診察させると家治公はヒ素中毒であることがわかりました。食べ物にはお毒見役が付いているので考えられることと言えば主治医から飲ませられる薬湯以外にありません。

田沼は薬湯を飲まないように、また青沼を主治医に、と進言しましたが、家治公は自分がこんな目に合うのは田沼を優遇したせいで恨みを買ったからだと、2人を遠ざけました。

一方で定信公の甥御たちにも「人痘接種」を行いましたが、そのうちの一人が赤面疱瘡を発症し亡くなってしまいました。激怒する定信。

田沼は様々な理由を付けられて老中職を追われました。そして家治公が亡くなられたことを知りました。

治済に仕えている武女は田沼の失脚により、昇格したようで立派な着物を着て青沼ら赤面学問所にやってきて青沼の死罪と関係者の大奥追放を命じました。

青沼は連行される際「これで人痘の方法がのちの世に伝えられる、いつか必ず再び世の中が人痘を求める時がやってくる、ありがとうございました、皆さんがいなければとてもここまで来ることはできなかった」

見送る黒木らは精一杯の「ありがとうございました」を青沼に送りました。

第13話 ネタバレあらすじ エピローグ

源内は梅毒が悪化し、目も見えなくなり寝たきりになっていました。黒木が訪ねると大奥がどうなったか、人痘がどうなったか聞きました。青沼は元気か?と聞かれ黒木は思いやりのこもった数々の嘘をつきました。

世の中、変わったんだな。青沼さんに会いたいな…。そう言って息を引き取りました。降りしきる雨に打たれて絶望する黒木「あまりにも理不尽ではないか」と叫んだ声も雨音に消されました。

大奥では家治公が亡くなり次の将軍に治済がなると思われていました。治済は定信を呼び「老中になってくれまいか」と頼みます。定信は喜び、我ら徳川で安寧の世を作りましょう、と興奮します。「でも将軍になるのは私ではないのよ、私の息子は人痘を受けたのです。」

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第13話の感想

いい人たちが皆いなくなってしまいました…。平賀源内も青沼も田沼意次も…。
鈴木杏さんの熱演ぶり、よかったですね。「死にたくない」となく崩れるシーン、これまでの登場で唯一泣き言を言ったシーンでした。

男のなりをしてはいましたが、とどのつまり「女」で弱い存在なのですよね。悔しくて仕方ありません。学問もだけど剣術も磨いていたらよかったのに、そうすればそこらの男に襲われたとしてもやられっぱなしではなかったでしょうに…。

仕組んだのが一橋治済だと明かされなかったのが悔しいです。分かったところでどうしようもなかったのかもしれませんが、女が女を襲わせるくそパターンにそれこそ胸糞悪くなりました。

青沼の最期も泣けました。打ち首を言ってきたのがあの武女だったことも腹立たしい。しかも出世していましたね、豪華な打掛を着ていましたから。

それにしても一橋治済、恐ろしい…。息子の竹千代が人痘を受けて無事抗体ができた時、武女の耳元で「のぅ」と言ったあの一言がものすごく恐ろしい。仲間由紀恵さんの演技力、半端じゃないです。たった一言で震え上がりましたもの。

そしてラストシーンで「私の息子は人痘を受けたのです」と言ったときの表情に鳥肌立ちました。松平定信役の安達祐実さんも鳥肌立ったと思います。

エンディングとともに成長した徳川家斉が目覚め、大奥へ渡るシーンが流れてきます。こうして徳川三代家光公以来の男の将軍が誕生しました。大奥への扉が開くとそこには治済の姿が…。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第13話の見どころ

村雨さん演じる青沼が最期に連行されながらみんなに伝えたシーンは胸が熱くなりました。「これで人痘の方法がのちの世に伝えられる、いつか必ず再び世の中が人痘を求める時がやってくる、ありがとうございました、皆さんがいなければとてもここまで来ることはできなかった」

「人に感謝されることをしよう」と、それだけの思いでここまでやってきた青沼が最後には偉業を成し遂げこの世から去って行きます。

黒木らも「ありがとうございました」と精一杯の感謝の言葉で見送りました。田沼や源内からかけてもらった、たくさんのありがとうの感謝の言葉と気持ちを胸に死んでいく青沼。もっと青沼を応援したかった、と言う思いが残ったシーンでした。

裏MVPのセリフはやはり仲間由紀恵さんが佐藤 江梨子さんに言った一言

「のぅ…。」

です。たった一言ですがものすごい破壊力でした。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第14話の予告

「たった5年でわこ様が11人ですと!?」松平定信の驚く様子が映し出されました。そして「このままではいつか上様もこの国もあの方に滅ぼされますぞ」と…。あの方とは言わずもがなですね。

3代・家光以来の男将軍として就任した家斉(中村蒼)。しかし実権は母・治済(仲間由紀恵)に握られ、政治に口を出すことは許されなかった。が、秘密裏に赤面疱瘡の研究を再開させ、男子が活躍できる世を復活させようと考え始め、過去の人痘開発に尽力した者たちを探し始める。一方で、家斉の正室の御台(蓮佛美沙子)は大奥でうまく渡り歩くが、子供たちの不審死が立て続くようになり、周囲に不信感を募らせていくのであった。

https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/1Z4ZV98PV8/

大奥”医療編”第13話 全話ネタバレあらすじと感想 見どころと次回予告のまとめ

大奥”医療編”前半の3話が終わりました。明るく楽しい雰囲気で始まった医療編でしたが前半は悲しい結末になりました。田沼意次は失脚し、平賀源内も梅毒にかかって死亡、蘭方医の青沼は打ち首となりました。

赤面疱瘡を撲滅するために立ち上がった人々の結晶「人痘接種」を残して…。医療編後半となる14話からは家光公以来の男将軍が誕生します。

\31日間の無料お試し視聴ができます♪/

大奥”医療編” の全話ネタバレあらすじとキャスト一覧、またNHK地上波での 放送予定と見逃し配信情報はこちらの記事に詳しく書いていますので、チェックしてみてくださいね!

                         〈Pinoko編集局〉

コメント