大奥”医療編”第12話 全話ネタバレあらすじと感想  見どころと次回予告

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シーズン2となる大奥”医療編”第12話のあらすじと見どころ、また次回予告をまとめています。あらすじについては冒頭はネタバレなしですが、本文よりネタバレを含みますのでご注意ください。田沼意次が老中に昇格し、青沼塾も「赤面の学問所」と認められました。

が、一方で田沼や平賀源内をよく思わない一橋治済や松平定信の妨害や攻撃も激化しつつあります。エグい展開となったラストシーンでますます目が離せなくなりました。

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大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第12話

大奥”医療編”第12話 あらすじ

青沼(村雨辰剛)の蘭学講義は、伊兵衛(岡本圭人)や家治の御台・五十宮も加わり賑(にぎ)わいを見せる。ある日、意次(松下奈緒)が源内(鈴木杏)を連れ立って講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡の解明」と伝えられる。蘭学の習得にいっそう励む講義部屋の男たちであったが、ある偶然からその糸口を発見することに。その裏で、一橋治済(仲間由紀恵)は田安定信(安達祐実)に近づいていき…

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大奥”医療編”第12話 ネタバレあらすじ 赤面疱瘡にかからない方法

始めは興味を示さなかった青沼の蘭学講義でしたが、風熱を押さえたことで信頼を得る事が出来ました。御台様はじめ伊兵衛や僖助らも受講者となり、にぎわっていました。

そんなある日、田沼意次が平賀源内を伴って塾に現れました。源内は猟師に同行して熊を撃ち取り調べたところ熊の皮下が赤面の種でおおわれているのを発見し、猟師の話から「赤面疱瘡はもともと熊が媒体になっているのではないか?」と推察したことを皆に話しました。

赤面に効く薬があったのか!?と一同は期待しましたが、源内が注目したのは治す薬ではなく感染しないようにする「予防策」だったのです。猟師たちが赤面の感染しないように注意を払っている事に着目し「治す方法」よりも「かからない方法」をみつければいいのでは?と提案しました。

風熱の拡散を押さえた「サボン」のように赤面疱瘡にかからないようにする方法を見つけてほしい、と青沼らに頼みました。

大奥”医療編”第12話 ネタバレあらすじ 蘭学塾から「赤面の学問所」へ

表向きは「蘭学を学ぶ塾」として御台様も参加なさっていることなどが「お遊び」的なカモフラージュになっていますが、本当の目的は「赤面疱瘡を研究する」こと。

他の勢力からとやかく言われないようこの塾を守っていくためもっと力を持たなくては、と田沼意次は側用人から老中へと異例の大出世を遂げました。

当然そのことをよく思わない勢力があります。吉宗公の孫にあたる田安定信(安達祐実)です。祖母・吉宗を尊敬し吉宗と同じ黒い打掛をまとっており、華美に着飾る者たちをうとましく思っているのです。

安達祐実さん、さすがの迫力!!!あの眼力でみられたら石になってしまいそうですね。尊敬する吉宗公にならって黒い打掛を羽織っています。キラキラした田沼意次が気に入らないようですが、田沼も吉宗公の悲願「赤面疱瘡撲滅」を成し遂げようとしています。二人が協力したらいいのに…。

老中となり力を得た田沼は蘭学塾を「赤面の学問所」としてはどうか?と上様に進言します。戸惑う上様に「外国との交流も始まったが、この国情を知ればと”女だけの弱い国”とされ侵略を受けかねない」と言うと上様は許可なさいました。

御台様は赤面対策のために平賀源内だけでなくもっと多くの学者たちの知恵も借りたらどうか?そうすればもっと早く対応できるのでは?と提案します。その結果、当代きっての蘭方医・杉田玄白が「赤面の学問所」に参加することになりました。

御台様が「もっと多くの、もっと早く」と焦ったのには理由がありました。身体に腫瘍ができ、先が長くないことを知っていたからです。

御台様の不調を知った青沼に「青沼が来て蘭学を一緒に学ぶ仲間ができ、赤面撲滅という同じ目標に向かうことで寂しかった心が埋まった」と心の内を打ち明けて亡くなられました。

切ないシーンでした…。御台様はずっと寂しい思いをなさっていたのですね。
御台様が居られたから青沼塾が大きく発展しました。
青沼をずっと支えて下さるだろうと思っていましたが、残念…。

御台様が亡くなられたことで、学問所の塾生たちは心を一つにして赤面撲滅に向かうことを改めて決意しました。

大奥”医療編”第12話 ネタバレあらすじ 治済の策略

田沼ら老中の元に一橋治済(仲間由紀恵)がやってきて、松平家が定信を養子に欲しいと言ってきた件はどうなったのか?と聞いてきました。今は亡き定信の母・宗武は養子に出すことを断固反対していましたので、田沼は定信に意向を聞いてみてはどうでしょう?と治済に提案しました。

あのようなご政道批判する定信を野放しにしておいていいのか?と、言葉巧みに老齢の老中らをたきつけ定信を松平家に養子に出させたのです。

怒り狂う定信は、そう仕向けたのが田沼意次だと勘違いし怒りの矛先を田沼に向けたのでした。

大奥”医療編”第12話 ネタバレあらすじ 蘭方医vs漢方医

剣の稽古中に腰を痛めたという武士を大奥の漢方医が「腰の使い過ぎなので寝ていればよくなる」と診察をした現場を偶然見かけた青沼は後でその男の元を訪ねました。

一向に良くなった気配もなく寝たままだった病人に結石があることを診て取り、適切な処置とアドバイスをしました。

魔法のように痛みが取れたことで喜ぶ武士の姿を見た「寝ていればいい」と言った漢方医は激怒し、漢方医一同引き連れて白川藩邸に出向き、松平定信にその一件を報告します。

大奥の病人を見るのは漢方医と決まっているところに田沼が連れてきた訳の分からない怪しげな蘭方医が好き放題をしていると。

それを聞いた定信は田沼の元に出向き直接対決!「大奥での蘭学の講義を直ちに中止せよ!」

安達祐実さんが小さすぎるのか、松下奈緒さんが大きすぎるのか?
子犬がきゃんきゃん吠えているように見えてしまった・・・(笑)

あえて反論せずやり過ごそうとしたとき一緒に居た源内が定信を呼び留めました。田沼が言われっぱなしなのがくやしかったのでしょうね。

「あなた様は直接吉宗公にあった事もないでしょう?そもそも、吉宗公は蘭学好きで自分で天文機器も作ったくらい異国好みで金好きだった、上っ面だけまねたところで、吉宗公の志を継いでいるのは田沼様の方だ」とやり込めたものだから、定信は怒りと屈辱に我を忘れて源内に切りかかろうとしました。

すんでのところで田沼が止めに入り、定信は剣を収めましたが田沼が立ち去った後、定信をこっそりと呼ぶものが…。

それは一橋治済 でした。定信を部屋に呼び入れ「田沼を快く思っていないのはあなただけではありません」と悪魔のような甘言を定信に吹き込みました。平賀源内のことも男装をして大奥に入り浸っている、と誤解を招くような言い回し。

しかし、そもそも定信を松平に養子に出したのは治済です。厄介者呼ばわりをして定信をすみに追いやって、今度は仲間に引き入れる、というモンスターぶりが恐ろしい…。

大奥”医療編”第12話 ネタバレあらすじ 種痘 

学問所では偶然見つけた書物に「種痘」の起源となるような文章がある事を発見しました。軽いひっかき傷を作って痘そうの菌を植え付け軽い痘そうにしてしまう、と言うものです。

居合わせた源内は自分が訪れた村で、感染してもに死なずに2~3日で治る赤面疱瘡がある事を思い出しました。その軽症の赤面疱瘡に罹ってしまえば免疫を作れるということが分かったのです。

軽症の赤面疱瘡がある事を発見した源内は田沼から褒美をもらえることになりましたが、源内が望んだのはなんと「口吹い」でした。口吹いっていねぇ…(笑)田沼は躊躇なく褒美を与えましたが、このシーンはジェンダーに配慮した表現なのでしょうか?

しかしこの後、とんでもない出来事が起こります。夜道で源内は数人の男たちから襲われ、逃げきれずに暴行されてしまうのです。おそらく治済か定信のどちらかの差し金…。

数日後、学問所を訪れた源内は青沼にこっそりと診療を頼みます。足の付け根から始まって身体中に広がった発疹…、それは梅毒のようでした。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第12話の感想

田沼意次が老中に昇格したことで蘭学塾が「赤面の学問所」と上様からも認められました。源内が「男は蘭学が学べていいなぁ」と羨ましがるシーンがありますが、蘭学は男しか学べなかったのですね、なぜなのか…???

中盤で大奥の病人を見る事が出来るのは漢方医である、というくだりがありましたが漢方医たちはみな女でした。

松平定信役の安達祐実さん、小さいながらも尖がりまくっててインパクト強かったですね。田沼意次役の松下奈緒さんとの身長差がありすぎて、画角がロードオブザリングのフロドとガンダルフのようになっていました。

その後の源内に定信がやり込められるシーンですが、心の中では「源内、もうやめてあげて~。それ以上言わないで~。」と願いましたが、源内の口はいったん走り出したら止まらない、と言った感じでしたね。ほんとにもう…。

源内を襲った男の顔に発疹がある!?と思いましたがやはりこの展開に…。襲わせた方も、わざわざ病気もちの男を選んだとしか言いようがありません、エグいやり方ですね。そう考えると仕組んだのは治済の方でしょう。

みんなの前では明るく笑っていた源内でしたが、青沼に診察を頼んだ時の表情が診ていて苦しかったです。症状を見て口をつぐんだ青沼の表情、一瞬ですべてを見て取ったのでしょうね。ラストシーン、ああなってしまったか…と残念で仕方ありません。

このシリーズが続きの物語でなかったら、田沼が「善」で治済と定信とが「悪」で単純な話で済むのでしょうが…。

前シーズン、吉宗公が障害のある長女の家重を将軍に据えたことで、家重の妹姫たち、またその娘らが背負わされた権力に対する根深い固執などのつながりもわかって、一概に治済と定信とが「悪」と言う風にはならないところが、今回の大奥の面白さでもありますね。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第12話の見どころ

松平定信を演じる安達祐実さんが第12話では大優勝!!!と言う感じです。田沼意次に食って掛かったときに、黙ってやり過ごそうとした田沼でしたが、やられっぱなしの田沼のために黙っていられなくなった平賀源内が、定信が尊敬するおばあさまの吉宗の話で定信をコテンパンにやり込めます。

怒りの表情は一瞬子どもの泣きべそのような表情になり、次の一瞬には殺意を帯びた憤怒の表情に変わりました。さすがの演技力に、何度も見返してしまうほど。

また、一橋治済に田沼の悪口を聞かされているシーンなども細かな表情の変化が凄かったです。第12話での安達祐実さんの演技、本当に素晴らしかったです。

12話でのセリフMVPはこちら!

「外道の田沼が外道を引っ張り込んだということか…。」

怖いわ……。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第13話の予告

源内(鈴木杏)は赤面疱瘡の治療法を「人痘接種」と名付け、青沼たちは大奥内で接種を望む者を募る。実績を増やし、徐々に大奥内での評判を広めようと試みるが、得体(えたい)の知れない治療への理解は思うように得られず…青沼(村雨辰剛)への反発も膨らむ一方であった。そして、意次(松下奈緒)も源内や青沼を引き入れた責任を擦(なす)り付けられ…懸命に歩んできた者たちを理不尽な暴力が襲う。

https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/YZ8MLVZ11J/

大奥”医療編”第12話 全話ネタバレあらすじと感想 見どころと次回予告のまとめ

赤面疱瘡撲滅の道が一歩進みましたが、悲しい出来事もありました。青沼塾を積極的にサポートしてくださった御台様がお亡くなりになった事。定信を刺激しすぎて返り討ちに合った源内。その定信を一度は自ら追いやっておいて、再び取り込んみ田沼に対抗しようとする治済の恐ろしいやり口。

次回13話では大きな波乱が起きそうな予感が…、大奥”医療編”ますます目が離せなくなりました。

大奥”医療編” の全話ネタバレあらすじとキャスト一覧、またNHK地上波での 放送予定と見逃し配信情報はこちらの記事に詳しく書いていますので、チェックしてみてくださいね!

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                         〈Pinoko編集局〉

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