大奥”医療編”第11話 全話ネタバレあらすじと感想  見どころと次回予告

大奥2023

シーズン2となる大奥”医療編”第11話のあらすじと見どころ、また次回予告をまとめています。あらすじについては冒頭はネタバレなしですが、本文よりネタバレを含みますのでご注意ください。

始まりは長崎・出島で平賀源内が五作(のちの青沼)と出会うエピソードから始まります。

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大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第11話

大奥”医療編”第11話 あらすじ

8代・吉宗公の薨去よりおよそ20年の年月が流れ―平賀源内(鈴木杏)は、長崎・出島で蘭学の習得者探しに奔走していた。それは亡き吉宗公より「赤面疱瘡」の撲滅を託された田沼意次(松下奈緒)からの内命であった。源内はそこで蘭方医・吾作(村雨辰剛)と出会い、赤面疱瘡の解明に挑むため大奥入りを誘う。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、黒木(玉置玲央)の補佐のもと蘭学の講義を始めていくが…

https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/X865WN3LJP/

大奥”医療編”第11話 プロローグ

徳川家光の時代、万里小路有功(までのこうじ ありこと)の部屋係として仕えた村瀬正資(岡山天音)のナレーションでシーズン1を振り返り一気に大奥の世界に戻ります…。

慶応四年(1868年)・幕末―――天璋院・胤篤 てんしょういんたねあつ(福士蒼汰)は没日録をまとめる大奥総取締である滝山(古川雄大)の元へ。「せめてとどめておきたい」と没日録を読みかえす天璋院と滝山。そして舞台は明和六年(1769年)へ。この物語は天璋院・胤篤 の回顧録として始まりました。

シーズン1第2話の三代将軍家光の・万里小路有功(までのこうじ ありこと)編に有功役で登場した福士蒼汰さんが今回は天璋院・胤篤 役で! あれ?なぜ有功が生きてるの?と一瞬混乱しましたが「あ、天璋院ね」と納得。福士蒼汰さん、大奥にはなくてはならない存在なのですね!

大奥”医療編”第11話 蘭方医・五作

8代将軍・吉宗公(冨永愛)の薨去(こうきょ)からおよそ20年の年月が流れました。平賀源内(鈴木杏)は田沼意次(松下奈緒)の内命を受けて、長崎・出島へ向かいます。その内命とは大奥で蘭語や蘭学を教えることのできる優れた学者を連れて来い、と言うもの。そこで源内は大通詞で蘭方医の吉雄耕牛を訪ねの蘭方医探しの協力を仰ぎました。

そこで出会ったのが吉雄の弟子、青い目をした日本語を話す五作(村雨辰剛)です。源内は五作を大変気に入り大奥へ来ないか?と誘います。

五作自身も吉雄も拒否しますが五作は「あいのこ」と呼ばれる自分が息子がいるのも関わらず後を継がせようとしている師匠の吉雄が回りから非難されているのを知っていて、心苦しく思っていました。

五作には「赤面疱瘡」にかかり自ら命を絶った兄がいました。自分の蘭学の知識が役に立つなら、と源内の説得に応じて江戸に行くことを決めました。

大奥”医療編”第11話 青沼誕生

源内と五作は江戸に到着、大奥に入り田沼意次に会います。田沼は吉宗公の悲願だった「赤面疱瘡撲滅」を成すべく蘭学を取り入れたい、そしてそれを蘭学を受け入れない勢力に潰させないよう大奥で内々に進めたい、と五作に告げます。

ここで初めて五作は吉雄から「権太夫」と呼ばれていた人物が

有名な本草学者の平賀源内と知って恐れ入るのでした。

鈴木杏さんが演じる源内はおきゃんで活発、早口でまくしたてるにぎやかなキャラクター。ちょっと騒がしすぎる気もしますが(笑)テンポがあって「次何するの?」と期待がふくらみます。

父親が町医者で蘭学もかじったことがある、ということから大奥総取締役の高岳 たかおか(相島 一之)から新参の五作付の右筆助を任じられた黒木(玉置玲央)しかし、黒木は悪徳医者の父の影響で医者も蘭学も嫌っていました。

五作は大奥総取締役の高岳に大奥入りのあいさつに行った際、高岳から青い目にちなんで「青沼」の名を拝領しました。
青沼は長崎から土産として持ってきたサボン(石鹸)を渡しますが、初めて見るサボンに戸惑いながら持ち帰る高岳。

大奥”医療編”第11話 蘭学の講義

青い目で金髪の大男、大奥でなかなか受け入れてもらえない青沼。それは長崎でも同じで慣れたことでした。しかし、黒木から「医者も蘭学も嫌いです」とはっきり言われ、またサボンが捨てられているのを見てショックを受けます。

黒木は青沼が捨てられたサボンを「もったいない」と拾い集める姿や講義のために長崎から運んできた大量の資料や書き物を準備する様子を見て青沼に対する意識が少し変わってきたように見えました。

蘭学の講義を始めても誰一人来る者はいませんでした。仕方なく黒木を相手に抗議を始めることに…。
そこに大奥の御半下(おはした)の僖助 が恐れ入った様子でやってきました。

大奥”医療編”第11話 風熱

喜んだ青沼でしたが、僖助は御半下部屋に具合の悪いものが3名出たので診察して欲しいと頼みに来たのでした。

快く引き受け御半下部屋へ行くと、病人たちは青沼の姿に「鬼みたいなやつなんで連れてきたんだ!」と恐れおののきました。その様子に呆れて立ち去ろうと促す黒木でしたが青沼は「静かにせんと、取って喰うぞ!」と一喝します。

そして病人たちに近づき診察を始めました。結果は「風熱」つまりインフルエンザ。死に至る恐ろしい病です。

青沼は僖助に病人を1室に集めることや風熱を広げないために看病の前後にはサボンで手洗いをするようにと、対応の指示を出します。

黒木は青沼の指示で部屋で湯を沸かし加湿したり、青沼のそばで患者に対する処置を見ていてなぜそこまで親身になるのかとと聞きました。父親の医者としての様子とは全く違っていたからです。

「病を治すのは患者自身が持つ身体の力、薬も看病もその手助けでしかない」と父親と同じことをいいましたが、父親が求めたのは「金」青沼が求めるものは「ありがとう」の一言。その大きな違いに黒木は感銘を受けました。

相手に何か良いことをして求めるものが「金」と「感謝」では大きな違いがあります。この場合は比較が難しいケースではあります、医者も金がないと続けられませんものね。ただ、もらいすぎてはいけない、ということなのですね。

青沼らの対応が功を成し、通常よりも死者の数を押さえる事が出来ました。田沼と高岳はその理由を青沼が持ってきたサボンではないかと推察します。

大奥”医療編”第11話 蘭学の講義に来たのは…?

風熱も終息し蘭学の講義も再開しましたが、相変わらず受講生は黒木だけ。しかし以前と違って黒木は蘭語を習得しようとしています。

そこに黒木に次ぐ受講者が!実質、第1号の受講者です。それは呉服の間の御針子・伊兵衛(岡本圭人)です。

伊兵衛はいきなり持ってきた春画本を見せびらかしたりなどして、

革新的で新し物好きと言う感じの人物ですね。

僖助はじめ御半下部屋の御半下らが治療のお礼に来たり、にぎやかな講義の間に高岳が驚くべき人物たちを連れてきます。

それは第10代将軍・徳川家治(高田夏帆)と御台所の五十宮(趙 珉和))でした。「サボンで風熱を防ぎきったと聞いて公儀で取り入れたい」という申し出でした。

それに対して青沼は「サボンは風熱が広がるのを防ぐのに一役買っただけ、サボンで風熱が治るものではない」と事実のみを申し上げました。

その正直な態度に感銘を受けた五十宮は「今日から私もここの教え子や」と自ら蘭学の講義を受けることを宣言しました。

大奥”医療編”第11話 ラストシーン

猟師らを伴って山に入り、熊狩りをする平賀源内。撃ち取った熊の皮をはぐとそこは「赤面疱瘡」の種と思われる疱瘡でおおわれていました。そもそもの発症元は動物なのでしょうか…?

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第11話の感想

第11話、期待以上の面白さでした!

福士蒼汰さんスタートで家光と有功のエピソードがよみがえり懐かしい感じがしましたが、今回は天璋院・胤篤 てんしょういんたねあつ(篤姫)としての登場ですね。あれ?なんで有功が生きているの?と一瞬、混乱しました。福士蒼汰さんが出るのは嬉しいけども紛らわしい感もありますね。

鈴木 杏さん演じる平賀源内、元気いっぱいと言う感じですね。こんな陽キャだとは思いませんでした。でもテンポもよくてついつい引き込まれます。シリーズの中にこんなキャラクターがいると力強く感じます。なんかいろいろやってくれそうな予感があります。それにしても早口でびっくりです(笑)

蘭学や医学嫌いの黒木が無理やり青沼の世話係にされましたが、段々青沼に感化されて変わっていく様子がとてもよかったです。筆で書いたローマ字をミミズがのたくったような、と言われふて腐れている様子など面白かったですね。

青沼役の村雨さんは演技のぎこちなさが逆に外国訛りと、長崎弁が混じった妙な日本語を話す青い目の異邦人っぽくてよかったです。

田沼意次、一橋治済、松平定信の政治権力闘争も交えた内容になっていますが”医療編”ならば小石川の片桐はいり先生がもっと見たかったのでまた出てくれないかなと、希望します。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第11話の見どころ

徳川吉宗の孫にあたる徳川治済はるさだ(後の一橋治済)は8代将軍吉宗の血を引いているとは信じがたいモンスター。肥大した欲望と、退屈だったから、と家斉とその正室、側室の間にできた子供たちを何食わぬ顔で毒殺していきます。

江戸幕府の中枢にいて多大な影響を与えていたのに、知名度がイマイチという珍しい人物です。この役を誰が演じるのか、興味津々でした。勝手に大竹しのぶさんとかだったらすごいなと思っていましたが、この人がいましたね、それは仲間由紀恵さん!おお~~!どんな風に演じられるのか、すごく楽しみでした。

その治済が初回から登場!青沼が大奥入りしたのち、田沼意次とすれ違い、「例のあの話? 大奥で蘭学をという……」とにこやかに話しかけます。「なじむには時間がかかりそうだ」と渋い顔の田沼に「かちこち頭の方も多うございましょうからね。でもわたしは応援していますよ」と励まし、そそと立ち去りました。

その微笑みが…怖い…。

仲間由紀恵さんの演じる治済が登場したのはほんの1分程度でしたが、ものすごい威圧感とともに、怪物ぶりがちらりと感じられました。

これからも注目を集める事間違いないですね。

大奥”医療編”全話のネタバレあらすじ 第12話の予告

青沼(村雨辰剛)の蘭学講義は、伊兵衛(岡本圭人)や家治の御台・五十宮も加わり賑(にぎ)わいを見せる。ある日、意次(松下奈緒)が源内(鈴木杏)を連れ立って講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡の解明」と伝えられる。蘭学の習得にいっそう励む講義部屋の男たちであったが、ある偶然からその糸口を発見することに。その裏で、一橋治済(仲間由紀恵)は田安定信(安達祐実)に近づいていき…

予告動画でちらっと出てきた松平定信役の安達祐実さんも迫力満点でした。セリフも怖い~~!「外道を引っ張り込んだということか!?」とぎろりと睨む目力がすごい~~!

田沼意次と対立する位置関係なのでしょうね、それを一橋治済があおる感じ?

大奥”医療編”第11話 全話ネタバレあらすじと感想  見どころと次回予告のまとめ

大奥”医療編”第11話、いよいよシーズン2が始まりました。吉宗公没後20年後の世で吉宗公の遺志をついた田沼意次が蘭学を取り入れて赤面疱瘡を解明し、撲滅しようと奮闘します。

平賀源内によって見出された蘭方医・青沼が大奥で流行った「風熱」を封じ込めました。周囲からの信頼を得る事ができた青沼の蘭学の知識を広めるための講座は初めは受け入れられませんでしたが、御台である五十宮を筆頭に受講生が集まり始めました。

テンポよく始まった大奥シーズン2、次回が楽しみです。

大奥”医療編” の全話ネタバレあらすじとキャスト一覧、またNHK地上波での 放送予定と見逃し配信情報はこちらの記事に詳しく書いていますので、チェックしてみてくださいね!

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                         〈Pinoko編集局〉

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