『DUNE /デューン砂の惑星』(2021年10月公開)の続編 『デューン砂の惑星 PART2』の予告編とティザーポスターが5月4日、全世界で初公開されました。そしていよいよ2024年3月15日(金)公開決定です。
この記事では『デューン砂の惑星 PART2』続編のあらすじを原作とティザーから予測し、またキャスト相関図をまとめます。
砂漠へのがれたポール(ティモシー・シャラメ)は救世主となるのでしょうか?
砂の惑星アラキスで交錯する陰謀や裏切りを経て、皇帝になるまでの過酷な道のりを描いた『デューン砂の惑星 PART2』及びティモシー・シャラメのファン、または初めて知った、という映画好きの皆さん、砂の惑星アラキスへ旅立つ準備をしましょう。
デューン砂の惑星 PART2 続編のあらすじ
あらすじと考察 全体のあらすじ概要
『デューン砂の惑星』あらすじ
人工知能AIによる世界の支配を鎮圧したのち、AIを排除した精神世界を創り上げた人間は宇宙帝国を築いて世界を支配していました。つまり、ネット通信を一切やめて超アナログな精神的なつながりを磨きあげた世界。
ところが、超能力をもつ女性種族”ベネ・ゲセリット”や、スパイス”メランジ”の力で恒星間飛行能力を持ったスペースギルドなどが勢力を広げ、決して世界は安泰ではありませんでした。
人間同士の権力争いも絶えず、危機感を抱いた宇宙帝国の”パディシャー皇帝”はハルコネン家と宿敵アトレイデス家を宇宙で唯一スパイス”メランジ”を産する砂漠の惑星アラキスで対峙させ、その争いに介入することでアラキスやメランジも含めた世界を一気に掌握する陰謀を画策したのです。
アトレイデス家の当主レト公爵は殺されて妻のレディ・ジェシカと息子のポールはハルコンネンの追ってから逃げて砂漠へ。
『デューン砂の惑星 PART2』のあらすじ
アラキスは帝国直轄領となり、すべて皇帝の思い通りになるかと思われましたが、砂漠に逃れた公爵家の息子ポールが超能力と己の使命に目覚めます。
砂漠の民フレメンの救世主”クイサッツ・ハデラッハ”となって、世界を根本から変革する戦いに立ち上がり新しい皇帝となります。
前作の『デューン砂の惑星』の全てがわかる!あらすじ、登場人物相関図、特有の用語の解説をこちらの記事で確認してください。
あらすじと考察 砂漠で産まれた子供たち
『デューン砂の惑星 PART2』のあらすじは明らかにされていませんので、原作に基づきまとめてみました。
前作『DUNE/デューン砂の惑星』では惑星アラキスの新たなる統治者として皇帝に任命されたアトレイデス家を恨む元統治者、ハルコンネン家の罠から命からがら逃れたポールと彼の母レディ・ジェシカ。彼らが砂漠に住むフレメンに受け入れられたところで終わりました。
ハルコンネンの追ってから逃げて砂漠をさまよっている間に予知能力を覚醒させていたポールは母ジェシカの妊娠を知りました。
ポールとジェシカが砂漠に住む民族フレメンに受け入れられてから数年後、ポールはフレメンのリーダーとなりフレメンの女性チャニ(ゼンデイヤ)と愛し合うようになります。
2人の間には子どもが生まれますが、その子どもは皇帝一族によって殺されてしまいます。
一方、ジェシカはポールの妹になるアリア・アトレイデスを生みました。女性のみから構成されている秘密結社“ベネ・ゲセリット”のメンバーでもあるジェシカは儀式を通してアリアに強大な力を授けます。
ポールもまた“ベネ・ゲセリット”の力を使い、フレメンたちを訓練し戦闘能力と攻撃速度を鍛えました。
あらすじと考察 ウラジミール・ハルコンネンの最後
皇帝シャダム4世(クリストファー・ウォーケン)はフレメンを抑え込むために、サルダウカー軍とハルコネン家を率いてアラキスにやってきます。
しかし、皇帝軍はポールによって鍛えあげられたフレメンに敗北、そしてハルコンネン家の長、ウラジミール・ハルコンネン(ステラン・スカルスガルド)はポールの妹アリア・アトレイデスによって殺されます。
あらすじと考察 生きていたレト・ハルコンネン
前作でハルコンネン家の襲撃を受けたレト・アトレイデスはアトレイデス家の医師ユエの裏切りによって捕らえられます。
Dr.ユエはレト・アトレイデスをハルコンネン男爵に引き渡す前に、歯に毒ガスを仕込みました。かみ砕けば毒ガスが散布され、ハルコンネンを道連れにできると。
そして、ハルコンネンに引き渡されたとき、レト・アトレイデスは何かをつぶやきました。聞き取ろうとハルコンネンが顔を近づけた瞬間、歯を噛み砕きました。
その部屋にいたものは一人残らず死んだと思われました。しかし、一番死んでほしかったハルコンネン男爵は浮遊具を使ってガスが届かない天井付近まで上がり、生き残りました。
防護服に身を包んだものたちがレト・アトレイデスの遺体を運びだします。レト・アトレイデスは死んだと思われていました。
しかし、Dr.ユエが仕込んだのは毒ガスだけではなかったようです。『デューン砂の惑星 PART2』における差額での戦いのシーンで、ポールは死んだと聞かされていたレト・アトレイデスに再開します。
あらすじと考察 ポール”ムアディブ”アトレイデス
ポールは自身が皇帝になるために、アラキスにおけるスパイス「メランジ」の生産中止を盾に、シャダム4世に退位と娘イルラン王女( フローレンス・ピュー)との結婚を要求しました。イルラン王女との結婚は政治的に重要なもの。
それはつまり、チャニのと別れを示すものです。理解せざるを得ませんがポールにとってもチャニにとっても厳しい決断でした。
予言者と呼ばれるポールを始末するように指令を受けたのはアラキスで後を継ぐ予定だったハルコンネン男爵の甥フェイド=ラウサ( オースティン・バトラー)「お前の、剣を砕いてやる」剣を構えるポールの目は、砂の民の象徴でもある青色に輝いていました。
フェイド=ラウサとの決闘でポールは勝利し、イルラン王女と結婚し皇帝になります。
「私はポール”ムアディブ”アトレイデス この惑星を統治するものだ!」
デューン砂の惑星 PART2続編のあらすじキャストと公開日の最新情報!まとめ
制作会社ワーナー・ブラザースは2022年の『DUNE/デューン砂の惑星』が公開された数日後の早い段階で『デューン砂の惑星 PART2』続編の製作にゴーサインを出しています。それほど世界的に高評価で興行収入がよかったことが決め手になっています。
『デューン砂の惑星 PART2』は砂漠の民フレメンとともに行動していく中で、救世主”クイサッツ・ハデラッハ”として覚醒していくポール・アトレイデスが皇帝になるまでの過酷な道のりが描かれています。公開は2024年3月15日です!
〈Pinoko編集局〉
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