ベネディクトカンバーバッチ は王族?生い立ち&両親と妻、貴族役作品まとめ

人物

ベネディクト・カンバーバッチが持つ高貴な雰囲気はどこからくるのでしょう?王族の血筋や貴族では?と言われていますが、本当のところはどうなの?今回は、生い立ちや私生活を分析して、癖のある天才役がよく似合うカンバーバッチの魅力を生み出している原点に迫ります!

この記事では
ベネディクト・カンバーバッチ、元をたどれば王族!?
ベネディクト・カンバーバッチの生い立ち
ベネディクト・カンバーバッチの両親はともに俳優
ベネディクト・カンバーバッチの結婚
ベネディクト・カンバーバッチが演じた貴族役作品まとめ

以上についてリサーチしました。



ベネディクトカンバーバッチ 元をたどれば王族!?

ベネディクト・カンバーバッチの気品のあるお顔立ちや上品な雰囲気はまるで英国貴族のようですが、実際は貴族ではなくて先祖は王族!なのだそうです。ということは王位継承権を持っている??? 気になるプロフィールや家族構成など、探偵宜しく身辺調査をしてみましょう。

ベネディクトカンバーバッチ プロフィール

名前:ベネディクト・カンバーバッチ・・・名前、長いですね。でも本名はもっと長いんです。

本名:ベネディクト・ティモシー・カールトン・カンバーバッチ
   英語で書くとこう! Benedict Timothy Carlton Cumberbatch

ニックネーム:ベン・ベニー・ベンジー・マークなど、
       名前が長いと、ニックネームも多いのでしょうか。 

生年月日:1976年7月19日
年齢:45歳
国籍:イギリス
出生地:イングランド・ロンドン・ハマースミス
身長:183cm

ベネディクトカンバーバッチの先祖は王族!?

リチャード3世の遠縁!

ヘンリー・カールトン・カンバーバッチ
ベネディクト・カンバーバッチの父方の祖父
海軍士官で、第一次世界大戦と第二次世界大戦で勲章を授与された。ロンドン上流社会の名士。
ヘンリー・アーノルド・カンバーバッチ
ベネディクト・カンバーバッチの曾祖父
ヴィクトリア朝の外交官
聖マイケル・聖ジョージ勲章を受けている
ルーマニア、トルコ、レバノンで領事を務めた。

また、15世紀のイングランド王・リチャード3世の血縁であることがレスター大学の遺伝学者の研究により判明しています。リチャード3世の血縁者!!! これにはびっくりですね!

ベネディクトカンバーバッチは、リチャード3世の”はとこ”の子孫に当たり、血縁が比較的近くて、エリザベス女王や、16世紀のイングランド女王ジェーン・グレイとの血縁も確認されたとか。

2012年8月から行われていた、イングランド王リチャード3世の遺体捜索によって、古代ローマ時代に建てられたイングランド・レスターのグレイフライアーズ(修道院)の跡地で発掘されるという大騒動がありました。リチャード3世の遺骨はレスター大学の遺伝学者らによって人類学的調査、遺伝子解析が行われ、さらに埋葬地をどこにするかを巡る議論が2年も行われました。

そして2015年3月26日、レスター大聖堂において、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーやその他のキリスト教宗派の幹部が出席する中、再埋葬の儀が執り行われたのです。

この、多くの参列者が集まり、大聖堂の一部を改修するほどの大規模な再埋葬式で、リチャード3世の遠縁に当たるベネディクト・カンバーバッチはイギリスの桂冠詩人キャロル・アン・ダフィーが書いた詩を朗読するという大役を果たしました。

 

アーサー・コナン・ドイルの遠縁!

そして更に「シャーロック・ホームズ」の原作者アーサー・コナン・ドイルの遠縁にあたる事が判明しています。

[映画.com ニュース] 大ヒットドラマ「SHERLOCK シャーロック」に主演する英俳優ベネディクト・カンバーバッチが、「シャーロック・ホームズ」シリーズの原作者アーサー・コナン・ドイルの遠戚であることが判明したと、米家系図調査サイトAncestry.comが報じている。

カンバーバッチとドイルは、イングランド王エドワード3世の息子で、ヘンリー4世の父にあたるランカスター公ジョン・オブ・ゴーント(1340~99)を共通の祖先に持つ、2世代離れた16番目のいとこだという。ジョン・オブ・ゴーントはドイルにとっては15代前、カンバーバッチには17代前の曽祖父にあたるそうだ。

これ、引用させて頂いたのですが、さっぱり意味が解りません。
リチャード3世、エドワード3世、ヘンリー4世とか
2代離れた16番めのいとこだとか・・・

イギリスでは100万~1700万人がリチャード3世と何らかの血縁関係にあるんだって。
なんだ、そういう事!?しかし、100万~1700万人って幅が広すぎて特別感がうすくなりますね(笑)

とは言え「2代離れた16番めのいとこ」とか「はとこの子孫」とか言い出すのなら、私だってきっと歴史的な人物の末裔に違いない!

 



ベネディクトカンバーバッチの生い立ちとは?

ベネディクト・カンバーバッチの両親は共に俳優!

両親ともに俳優で父親はティモシー・カールトン、母親はワンダ・ヴェンサム
兄弟は異父姉のトレーシー・ピーコック。

父親ティモシーは、舞台俳優として長いキャリアを持つ名優です。
「ダウントン・アビー」にカメオ出演したことで話題となりました。

母親ワンダは、テレビドラマを中心に活動してきた美人女優です。最初は画家を目指していましたが舞台の背景画家として仕事をした時に演劇に魅了されて美術学校を中退して演技の道に進みました。
イギリスの長寿テレビドラマ『ドクター・フー』には3度出演しています。

ベネディクト・カンバーバッチの容姿は父親、スター性は母親から受け継いだようです。

面白い事にドラマ「SHERLOCK シャーロック」では本当の親子が、親子の役を演じています。
これにはすっかり騙されました。まさか本当の両親とは思いもしませんよね。

俳優業が、いかに不安定な職業かを自ら体験していた両親は息子を地に足のついた安定した職業につかせたかったようです。ほとんどの親はそう思うでしょう。医者とか弁護士にしたかったのでしょうね。

ベネディクト・カンバーバッチ 名門ハーロー校へ

ベネディクト・カンバーバッチはロンドンの高級住宅地ケンジントンで育ち8歳で寄宿学校、ついで名門パブリックスクールであるハーロー校に進みます。

しかし、両親の思惑どおりにはならず子供の頃から演技に興味を持ったベネディクト・カンバーバッチは演劇にのめり込みました。スポーツも万能でしたが常に演技が一番、持って生まれた才能を発揮しました。蛙の子は蛙、というように、ほとんどの子供が親の才能を受け継ぎます。もちろん、例外もありますが。

ベネディクト・カンバーバッチの場合は両親ともに俳優ですから、受け継ぐ才能も2倍ですね。彼は生まれながら完成された俳優であり卓越した存在だったのです。

マンチェスター大学でも演技の道に進み、演劇の博士号を取得します。両親は反対していましたが、息子がどれだけ本気で真面目に向き合っているかに気付き応援するようになったと言います。

大学卒業後は英国で最も古い名門俳優学校、ロンドン音楽芸術学院で古典演劇を専攻し、修士号も取得、舞台俳優として活動し、経験を積んでいきます。
その後、テレビ映画「ホーキング」での主役などを経てついに2010年から放送された「SHERLOCK シャーロック」で大ブレイクを果たしました。


悪役から天才まで演技の幅が広いベネディクト・カンバーバッチですが「シャーロック」では天才名探偵、「イミテーションゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」においては天才数学者「ドクターストレンジ」では天才外科医から天才魔術師どれも「天才」ばかりですね。
くせが強い天才役ばかりだけど、それを演じきれるカンバーバッチの人間性の深さを感じます。

一風変わった天才役があなたは非常によく似合いますがどう受け止めていますか?
という質問に対して

そういった役が多いことは自分でも認めます。ドクター・ストレンジに関しては、実際の作品を観ていただきたいのですが、名前がストレンジだから彼自身がストレンジかと言ったらそうではない。表面上はそんなにストレンジではないけど内面的には面白い役になると僕は期待しています。
いつの日かロマンチックコメディで隣のお兄さんを演じてみたいという気持ちもあるんですが、ただ名前も一風変わっているし、容姿も一風変わっているということで、一風変わった役が多いのかなと思っています(笑)。
でも俳優としてはいろんな役を演じていきたいですね。

と答えています。

作品中にふと垣間見れる遊び心たっぷりの表情などを見ると、ロマンチックコメディもそつなく演じ切るのでしょうね。いつかそんな作品を見れる時が来るかもしれませんね。楽しみ!!!

ベネディクトカンバーバッチの伝統的な結婚エピソード

リチャード3世の遠縁にあたるベネディクト・カンバーバッチはどんな女性を生涯の伴侶としてえらんだのでしょう?

そのお相手は、国際的に活躍している舞台演出家、女優でもあるソフィー・ハンター(Sophie Hunter)ベンの2歳年下で 1978年3月16日   41歳知的で控えめで美しい人ですね。

 

ソフィーもまた母方の祖父の関係でロイヤルコネクションを持ち学歴も素晴らしく、まさに才色兼備!「家庭を守ってくれるタイプの人」を望んでいたベンにぴったりのお相手のようです。

交際を始めるまで長年友人関係にあったそうで、2009年の映画『Burlesque Fairytales』で共演もしています。2人は2014年頃に交際が発覚!友人関係からどんな風に発展したのか気になるところです。

その後、2015年11月5日 婚約をタイムズ紙の慶弔欄に掲載するという、イギリスの伝統的な告知方法で発表します。結婚式は2月14日 中世の教会でバレンタインデーに結婚式とはウケ狙いすぎ!?

2015年6月には長男のクリストファー・カールトン(Christopher Carlton)君が誕生。
2017年3月には次男のハル・オーデン(Hal Auden)君が誕生しました。
2018年9月のエミー賞授賞式にはふっくらお腹のソフィーさんと登場し、
3人目の妊娠が報じられましたが、その後出産のニュースはありませんでした。
心配ではありますが、発表があるまで待ちましょう。

ベネディクト・カンバーバッチが演じた貴族

では、次に「貴族」を演じたベネディクト・カンバーバッチの作品をまとめてご紹介します。

新世界 ~航海の果てに~(2005年)

ベネディクト・カンバーバッチ、ブレイク前の貴重な主演ドラマ「新世界~公開の果てに~」

“地の果て”と呼ばれたオーストラリア大陸を目指す船を舞台に、若き英国貴族エドモンド(ベネディクト・カンバーバッチ)が過酷な航海を乗り超えながら人間としても成長していく姿が描かれています。この作品でモンテ・カルロTV祭でミニ・シリーズ部門主演男優賞を獲得するなど、彼のキャリアにおいて重要な作品の一つとなりました。

 

パレーズ・エンド(2012年)

20世紀初頭のイギリスが舞台のドラマ、ベネディクト・カンバーバッチは伝統を重んじる生真面目な貴族紳士クリストファー・ティージェンスを演じます。英国紳士と奔放な妻、そして知性溢れる女性。やがて訪れる歴史の荒波が 彼らの運命を押し流していく…。

 

ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 2016年

『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』はシェイクスピアの史劇作品群に基づいたイギリスのテレビ映画シリーズです。シーズン2の「ヘンリー六世・パート2」でベネディクト・カンバーバッチは先祖であるグロスター公「リチャード三世」を演じています。

15世紀のイングランド 王位に着いたヨーク公の長男エドワード4世は弟ジョージをクラレンス公、リチャードをグロスター公としました。エドワード四世を支援するふりをして密かに王位をねらうグロスター公リチャードはロンドン塔に入り、幽閉されていたヘンリー6世を殺す、などして邪魔者を消していき、リチャード三世として王位に就きます。

 

出演者はみな有名俳優ばかりで演技の実力者揃いの中でベネディクト・カンバーバッチは、醜い容姿で心まで歪んだ強欲で権力に執着したリチャード三世を見事に演じていました。特に、リチャード三世のモノローグのシーンは圧巻です。

パトリック・メルローズ 2018年

『パトリック・メルローズ』はエドワード・セント・オービンの半自叙伝 を完全ドラマ化した作品です。この作品でベネディクト・カンバーバッチは主演と製作総指揮も務めました。英国上流社会を舞台に、父親からの性虐待のトラウマに悩まされるパトリックの心の葛藤と再生が描かれています。

 

 

 

カンバーバッチは酒とドラッグに溺れる青年期の‟破滅的でハチャメチャで高貴なプレイボーイ”、からの苦悩しながらも再生の道を模索する美しい姿を熱演しています。

ベネディクトカンバーバッチ は王族?生い立ち&両親と妻についてのまとめ

ベネディクト・カンバーバッチの持つ高貴な雰囲気や物腰は持って生まれたものがあり、高貴な役柄は演じるというよりも、内面から滲み出てくるものでもある、と言えると思います。

今回は
ベネディクト・カンバーバッチ、元をたどれば王族!?
ベネディクト・カンバーバッチの生い立ち
ベネディクト・カンバーバッチの両親はともに俳優
ベネディクト・カンバーバッチの結婚
ベネディクト・カンバーバッチが演じた貴族

以上についてリサーチしました。

また、ベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」についてシーズン5はあるのか?などをテーマにまとめた記事も書いておりますので、読んで頂けると嬉しいです!

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 最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。〈Pinoko編集局〉



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