Netflixで配信中の海外ドラマ「サンドマン」シーズン1を徹底解説!
超自然的な力で人間界に影響を持つ7人の兄妹「エンドレス」の1人「ドリーム」であるモルフェウスが盗まれた3つのアイテムを取り戻しました。さて、いよいよドリーミングの再建にむかうのか?
この記事では
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」あらすじ(ネタバレ)
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」登場人物
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」感想と考察
以上について調べた事や感想をまとめてみました。
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」あらすじ(ネタバレ)
5話の終わりに宝塚歌劇団のスターのような風体のディザイアの姿が見えたので、ついに「ドリーム」の兄妹登場か!?と期待していたら、なんと!ディザイアではなく姉のデス(死)が出てきました。1話でロデリック・バージェスが本当に召喚したかった相手です。間違ってドリームが召喚されてしまったのだけど…。
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」優しくて思いやりのある姉「デス」
全ての道具を取り戻したら心が晴れると思っていたモルフェウスでしたが、探し始めて旅をした時よりも暗い気持ちになっている、と姉のデス(死)に告白します。なぜ頼らなかったのか、と怒られつつも心配されるのが嬉しい様子のモルフェウスです。
仏頂面のモルフェウスとは違って姉のデスは穏やかで温かい雰囲気、そして明るい笑顔の持ち主です。どちらかと言うと暗くて冷たい印象のモルフェウスの方がデス(死神)に相応しい雰囲気なのですが。仕事に行くというデスに同行することに、デスの仕事とは死期が来た人の所に行って「死」を受け取る事でした。
デスに同行して多くの人々の「死」を受け取るデスの姿を見たモルフェウスは忘れていた事を思い出します。
そして意識は1389年へ―――
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」モルフェウスの友情
1389年 モルフェウスは姉のデスと、とあるパブを訪れました。そこで話している男たちの集団の中の一人のが「死を間近で見てきた、死と言うものはくだらない」と言っているのが耳に入ります。「死ぬのは嫌だ、不死身になってみせるさ、やりたい事がたくさんある、いい友達も見つける」それを聞いたモルフェウスとデスはその男を死なせないよう「永遠の命」を与えました。
その男はロバート・ガトリング。100年後の1489年にこの場所でまた会おう、とモルフェウスと約束しました。そして100年ごとにモルフェウスと会い、どんな100年を過ごしたか教えます。次の100年でロバート・ガトリングは裕福になり爵位を得ていました。
1689年のロバート・ガトリングは落ちぶれて酷い有様になっていました。まだ生きたいか? 決まってこう聞くモルフェウス、当たり前だ、やりたい事がまだある、と答えるロバート。
1789年には事件が起きました。いつものように同じパブで会うモルフェウスとロバート。ロバートは貿易で成功していました。奴隷商人として財を成すロバートに「職を変えたらどうだ?」と助言するモルフェウス。
なんとそこに第3話「わたしを夢見て」で登場したジョハンナ・コンスタンティンの祖先が現れたのです。そして「永遠の命」を要求するのです。びっくりするような展開!?と思ったら、あっという間にモルフェウスに夢の中に連れ去られました。
1889年は今までとは様子が違いました。これまではロバートの話を聞くばかりでしたが、ロバートがモルフェウスの様子に変化があった事に気が付きます。100年ごとに会いに来る理由は「友情」を求めているからではないか?と。
それを聞いたモルフェウスは激怒してその場を立ち去ります。「100年後も待っている、友情を感じているなら君も来るはずだ」と言葉を投げかけるロバート。
1989年ロバートはパブで来ないモルフェウスを待っています。「この店は売却されてアパートになる」とパブの店主が話すのを聞いてショックを受けます。なぜこないのか?それはもうわかっていますね、なぜならロデリック・バージェスに捕らえられていたから。100年もの間。
そして2009年モルフェウスはデスの助言を得て忘れていた事を思い出します。そしてパブのあった場所を訪れました。パブは売却されフェンスで囲われていましたが、新しいパブの場所が矢印で書かれていました。
その矢印を辿って進んだ先には…
「遅いぞ」とほほえんで見上げるロバートがいました。「謝らなくてはいけない、友達を待たせるのは失礼だな」とモルフェウス、600年かけてやっと友達を得る事ができました。
そして最後は気になるシーンで終わりました。
例のディザイアが登場、「兄さんが檻から出てしまった。我々の計画は失敗した」と言っています。
なんですと???
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」登場人物
- ドリーム(モルフェウス) 夢の王
- デス ドリームの優しく賢い姉
- ロバート・ガトリング モルフェウスの友人
- ジョハンナ・コンスタンティン オカルト探偵
- ディザイア ドリームの両性具有のきょうだい
今回登場したのは
ロバート・ガトリング モルフェウスの長年の友人
フェルディナンド・ジェームズ・M・キングスレー 出演作 「ドクター・フー」「マンク」など
ジョハンナ・コンスタンティンも「祖先」となって一瞬登場!
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」感想と考察
見始めからなんだか違和感が…
原因は、モルフェウスがいる場所がなんともミスマッチな場所だから。明るい日差しの下、公園のベンチに座るモルフェウスはまるで、定年後行き場のない老人が公園のベンチで動く人々を眺めて時間潰してると言った感じ。どうしたモルフェウス??? カッコ悪いぞ!?
陽の光に晒されるとこんなにも弱っちいのか?って思っちゃった。弱々しいモルフェウス、それはそれで萌える!絶対的な力がある「ドリーム」にも物思いにふける事があるのですね。モルフェウスの違う一面が見れる稀有な回です。
今回はモルフェウスの姉のデス(死)が登場しました。とてもやさしくて思いやりのあるお姉さんで安心しました。お姉さんの前ではモルフェウスが幼い男の子のように見えましたね。渋々でも姉のいう事を聞くモルフェウスは可愛かった!
そして、デスの仕事に付き合っていくつもの「死」を目の当たりにしていくうちに、忘れていた約束を思い出すのです。それは何百年も前に出会ったロバート・ガトリングとかわした約束。100年ごとに会って状況を報告するのだけど、それを6回も繰り返します。
失敗して貧乏になったり、大金持ちになったりしますが、何度人生を繰り返しても「これでいい」という事はないのですね。何百年も生き続けなければならないのってしんどい。周りは死んでいくのにいつも残される自分。だけど「死にたい」とは言わなかったロバート。生きる事を心底楽しんでいたのでしょう。
そして逆にモルフェウスの変化に気が付き始めたのです。100年ごとに会う理由は寂しいからじゃないか?友達が欲しいのではないか?と。そう言われてモルフェウスは激怒します、プライドが傷ついたのでしょうね。夢の神である自分が寂しがるなどと、言われたくもなかったでしょうが図星でもあったのですね。
モルフェウスが捕えられ身動きができない100年もロバートが来ていた事が嬉しかったです。その次の100年目でも新たなカフェで待っていたロバート。新しいパブの場所がわかるように、モルフェウスが迷わないでたどり着けるようにしている気づかいが素敵、モルフェウスが来ると信じて待っていたのですね。
再会してロバートの顔を見たとたんに笑みを浮かべました。こんな顔するんだ、って思わずこっちもにっこりでした。モルフェウスに友達ができて良かった!めでたし、めでたし。で終わりたいところだけど、ディザイアの怪しい動向が気になります。 何か企んでいる気配…。
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」まとめ
今回はモルフェウスのこれまでのクールな顔とは違う一面が見れました。あ、意外と人間っぽいな、というのがわかるまで600年かかりましたが(笑)
この記事では
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」あらすじ(ネタバレ)
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」登場人物
サンドマン netflixシーズン1第6話「音の翼」感想と考察
以上について調べた事や感想をまとめてみました。
また、サンドマン netflix相関図付き解説とまとめの記事はこちら。
これを読むと、「サンドマン」マイスターになれる!?かも!

最後までお読みくださりありがとうございました。(Pinoko編集部)